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未経験から挑んだキャディのウェビナー運営で改善した5つのこと

 はじめまして!キャディにてマーケテイングを担当している加藤です。
マーケティングの中の一つのチャネルであるウェビナーの企画/運営についてお話します。ウェビナーの企画/運営に悩んでる人に向けて、具体的なノウハウを紹介しますので、何か一つでも学びや気付きになれば嬉しいです!それではよろしくお願いします。

このような方におすすめ

  • ウェビナー企画/運営におけるよくある課題を知りたい

  • ウェビナーの企画/運営について具体的なノウハウを知りたい

  • どのように取り組めば成果を最大化できるか知りたい


第1章:はじめてのウェビナー運営と反省

 私は元々セールス畑の人間で、マーケティングのマの字を知らなかったです。マーケティングというと、森岡毅氏によるUSJのV字回復のエピソードや、P&Gの取り組みに関する話が好きで、マーケティングってすごいなあと人並みに思っていました。

 そしてキャディにてウェビナーを担当することになり、最初は結果が奮わなかったです。その反省を踏まえ、成果を最大化するためのイシューを考えました。

1.本当に面白いウェビナーを開催できているか
2.常に逆算で行動ができているか
3.PDCAが回っているのか

1.本当に面白いウェビナーを開催できているか

 BtoBマーケにおいて、ウェビナーの目的は、リード獲得やリードナーチャリングになります。目的に沿って開催する意識は良いですが、視聴者のことを忘れて、自社サービスの紹介に終止したり、ウェビナー内容を使いまわして薄い内容をそれっぽく見せてたりして、集客してしまうことはないでしょうか。
 私自身も過去を振り返ると、外部講師の知見頼りになっていたり、自社サービスの価値を押し売りをしがちになっていました。これではいけないと思い、もっと面白いコンテンツや勉強になるコンテンツではないと、視聴者の方に価値届けられない、コンテンツの質を上げる必要がある!と改めて思いました。

2.常に逆算で行動ができているか

 過去セミナー開催では、逆算で行動ができておらず、受け身の行動になっていました。集客メールは何回送信したのか、予算があるので外部企業のメルマガ掲載や広告掲載は検討したのか、お客様が認知しやすいコミュニケーション(ダイレクトメールやFAX等)を踏まえて検討したのか等、上司からのアドバイスを聞いて、後手後手で行動していました。
 特にイシューを捉え、逆算のタイムラインを引いて、目標達成に向けた行動ができてるのかと常に問われていました。正直、オペレーションに追われ、結果が奮わないことも多く、だんだん思考停止をしてしまい、流れ作業で淡々と業務をこなすモードになってしまい、負のスパイラルに陥りました。改めて、常に目標達成を考えた逆算でのプランニングをしなくてはいけないと強く思いました。

3.PDCAが回っているのか

 最後にPDCAにおいて、計画と実行をやりっぱなしで、新しいイシューが出てきた時、即座に対策が取れず、時間だけが過ぎていきました。目標達成をするためには、仮説検証を続けることが大切であり、その行動が事業貢献に繋がっていきます。キャディにいると”走りながら考える”ことの大切さが身に沁みてわかり、これがベンチャーなんだ、事業成長のために最速で仮説検証を回す重要性を強く感じました。特にCheck→Actionについて、仮説を立てて実行した後の振り返り、そして次の成果に繋げる動きをどれだけ早く行動に移せるかが重要になるので、その点を改めて意識することにしました。

以上の反省を踏まえて、心機一転でウェビナーの企画/運営をすることになりました!

第2章:新生キャディのウェビナー

ここからは具体的なウェビナーの企画から運営について、5点に分解してノウハウを記載しました。それでは一つ一つ見ていきましょう!

1.企画
2.登壇者への依頼
3.申込みページの作成
4.集客
5.当日の運営や振り返り

1.企画

 まずはこのオンラインセミナーを通して、何をしたいのかを決める必要があります。開催目的やターゲット視聴者の属性、そしてオンラインセミナーに参加してもらった後、どんな状態になってほしいか、集客目標はどうするのか等、仮説を立てながら細かく企画していきます。ここでセミナーの成否が決まる重要な作業です。
 弊社は製造業に対するバーティカルSaaSを提供しているので、製造業の業務に関する理解、自社サービスへの理解、そしてマーケティングとしてどのように訴求していくか、知見が問われる部分です。経験0からいきなりベストな施策を実行ことは難しいですが、キャディにはマーケティング業務に長年携わってきた方や、事業の立ち上げからマーケティングやインサイドセールスに携わってきたマネージャからアドバイスを貰える環境なので、毎回壁打ちしてもらって企画を考えています。ここでターゲット視聴者に響くコンテンツとなるよう、ウェビナー内容を決め、ペルソナに合わせたテーマ設定やタイトルのワーディングを決めています。一例ですが、検討すべき項目を記載するので、企画やウェビナータイトル決めに悩まれている方は、是非お試しください。

2.登壇者への依頼

 企画内容が決まったら、登壇者の方へ依頼を出します。登壇者は目的や目標、テーマに合わせて決定するので、専門的な知見をもった講師の方なのか、はたまた自社の営業担当なのか、自社の事業とシナジーのある企業様なのか、自社サービスを導入しているユーザ企業様なのか様々です。
 共通項としては、企画内容を丁寧に伝えて、あなたに登壇してほしい!という熱量を伝えることです。あなたなしでは成功しない!その想いを伝えれば、必ず報われますので、依頼の電話やメールは力をいれましょう。

3.申込みページの作成

 ここからはオペレーション周りです。キャディでは申込みページ作成にあたり、デザイナーにタイトルにあったCooooolなクリエイティブを作ってもらい、オペレーション担当の方に、申込みページを立ち上げてもらいます。   裏側では申込者がどんな企業/部門/役職なのかわかるよう属性情報を取得しながら、Salesforceと連携して、企画内容にあった視聴者を集客できているか、Salesforceのダッシュボードで確認しています。これがセミナーの成果指標の一つであるリードの獲得に直結するため、毎日ウォッチしています。

4.集客

 さあ集客です。ビジネスにおいての永遠のテーマである集客。難しいですよね。キャディも特殊なことはやっていなく、ハウスリストにメールを送ったり、Web広告を出したり、外部企業のメルマガをお願いしたり、インサイドセールスに集客架電をお願いしたりしています。
 集客についてはウルトラCがあるわけではないので、ここはまさに企画内容がダイレクトに響いてくるところだと思います。テーマやタイトル、登壇者等の要素が絡み合い、視聴者が見たいと思うのか?その結果が集客に表れてきます。集客に苦戦してあれこれHowを試しましたが、結局抜本的な解決にはならなかったので、今一度、企画内容を振り返ってみることはオススメです。なお集客メールのテクニック的な部分は、メルマガを配信されている企業の方が詳しいので、ノウハウを知りたい方は問い合わせてみるのも良いと思います。

5.当日の運営や振り返り

 いよいよ開催当日です!登壇者の方との音声や投影チェック、最新の集客状況や視聴者の属性を摺合せ、当日のウェビナー運営をしていきます。意識していることは、インタラクティブなウェビナーになるよう、視聴者の方からの質疑応答を活性化できるよう、最初に挨拶をしています。このあたりはまだまだ私も勉強中であるので、ウェビナー体験の向上については、イベント会社様のウェビナーや某ニュースサイトの運営企業のウェビナーに参加すると、すごく勉強になるのでオススメです。
 そして、一番大切なのは開催後の振り返りです。集客数や満足度、アンケート回答内容については、自社だけでなく、登壇いただいた講師の方にも共有します。自社の振り返りとしては、定量面と定性面でどちらも振り返りをして、企画内容から集客結果、アンケート結果等を踏まえて、評点とメモを書いて振り返りをしています。振り返り項目を型化しておくと、他セミナーとも比較分析できるので、オススメです。

第3章:キャディで働いて感じること

最後にキャディでウェビナーの企画/運営をやっていて、キャディで働いて感じていることを記載します。

  • チャネルオーナーとしての裁量が大きい

  • 専門的な知見をもった仲間と壁打ちできる最高の環境がある

  • コトに向かう文化があってコミュニーケーションしやすい

  • どんどんチャレンジさせてもらえる環境

  • 製造業といった巨大な市場で、事業成長することが産業構造の変革につながるため、ウェビナー運営もその道に繋がっていると確信できる

 私も現状に満足せず、もっとキャディのウェビナーに興味をもってもらえるよう、質の高いウェビナーを企画/運営していきます。キャディは高い目標を掲げて、グローバルでも有数の事業成長を目指している会社でもあるので、是非一緒に船を作って成長したい方をお待ちしております! 最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!

募集要項

上記に共感いただける方は是非、入社をお待ちしております!


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