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アップやダウンって、何の為に練習するの??


はい、皆さんこんにちは!KO-HEIです!
記念すべき第1回目の内容は、


”アップやダウンって、何の為に練習するの??”

です!!

必ずと言っていい程、毎週のレッスンで練習しますよね💡

今回はヒップホップダンスの基礎であり、大きな特徴とも言える、
"身体を使ってリズムをとる、リズムにノる”
について、解説していきたいと思います!


まずヒップホップダンスにおける基本のリズム取り方の代表的なものには

アップ
ダウン
前ノリ
後ろノリ

などがあります。🤔

簡単に言うと、音楽のビートに対してリズムを取る"方向"の事です💡⬆️⬇️⬅️➡️💡

アップ =上にリズムをとる
ダウン =下にリズムをとる
前ノリ =前にリズムをとる
後ろノリ=後ろにリズムをとる

といった動きで、
音楽を身体で感じ、音楽にノっていく為に必要なテクニックです。
※先生または地域によって呼び方が異なる場合もありますが、指している動きに相違はありません。

もともと日本人の文化的背景、日常生活の中には、ほとんど無かったものなので、慣れ親しんでいない人が大多数です。
対して、ヒップホップカルチャーの発祥であるアメリカには、家族や友人同士でのホームパーティーなど、環境として音楽がより身近にあり、みんなでダンスを踊る事も多く、リズムをとる事が自然と身につきやすい環境と言えます。
だからダンスを習ってない人でも、音楽がかかるとノリノリだったりするんですね🤗

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〜ちょこっとおまけ話〜
ヒップホップダンスが日本において、とても浸透してきた現在、「初めてダンス習います!」という生徒さんでもリズムを難なくとっている姿を見ることが非常に増えています。← イイね👍😊
ちなみに筆者は初めてのレッスンでは、全くリズムがとれず、てんやわんやの90分だったのを鮮明に記憶しています...トラウマ🌀😢ww

現在日本全国のダンスレッスンで行われている、基本のリズムトレーニングは、リズムを取る習慣に乏しい日本人に向けて、日本人が開発したものですなんですよ💡😳
※開発者は福岡を拠点とする伝説的ダンスチームBe Bop Crewのリーダー、YOSHIBOW氏(故人)と言われています。

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では、このリズムをとることが、なぜ重要なのでしょう。

「ダンスって手の動きやポーズがカッコイイよねー!」

「ステップの順番や振り付けの流れを覚えたら踊れるんじゃないの?」

といった声が聞こえてきそうですが...


ノンノンノン☝️

もちろん、そういった部分もあるのですが、ヒップホップ特有のカッコよさ、雰囲気はもちろん、音楽を体で感じ、音楽と一体となることを楽しむ上で、身体でリズムをとることが出来るかどうかが、非常に重要となります。

ヒップホップカルチャーが日本に渡来した当初から、最前線で活躍されてきた
SOUND CREAM STEPPERSのHORIE氏によると

"アップ、ダウン、前ノリ、後ろノリなどの基本のリズムを身に付けないままダンスを踊ることは、東西南北が分からないまま、旅をする様なものだ"

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とおっしゃるくらいなんですよ!🧐
それくらい重要という事なんですね!🤔


では具体的に身体にリズムが入っていないと、どのように良くないのでしょうか。

代表的なものを、いくつか挙げてみると...


・動きが堅苦しいと言われる
・見ていて、なんか不自然
・踊っていても、なんだか楽しくない

など、色々と不都合がでてきます😵

せっかくダンスを踊っているんですから、自分も楽しくて、見ている人からもカッコイイ!と言われたいですよね✨✨

では肝心の習得の方法ですが...


ズバリ‼️


反復練習


これに尽きます。

えー!!そんな当たり前の答えが…😭
と感じるでしょうが、それしかありません。

基本中の基本となる動き、
かつ元々リズムをとる習慣の少ない日本人である以上、
身体のコントロールからビートに合わせるまでを
習得することは一朝一夕ではかないません。


日々のあくなき反復…

血の滲むような努力…

死に物狂いで…

身体がぶっ壊れようとも…


はい。
少し行き過ぎてしまいましたね💦

このような心構え、取り組み方も間違いではないのでしょうが、


筆者のイメージとしては

リズムが取れるようになる=

・ボタンが留められるようになる(なった)
・靴紐が結べるようになる(なった)
・お箸が使えるようになる(なった)

といった感じです。

小さい頃、どれも最初から上手にはできなかったと思います。ですが、日常生活の中で繰り返していくことで、ぎこちなさが徐々に取れていき、無意識でもスムーズに行える、自然な動きになっていったのではないでしょうか。👶⏩👨


ですので、反復練習とはいうものの、"トレーニング” ”修練”のように堅苦しく考えすぎず、
幼少期からの成長過程で身につけてきた動作と同じ様に、日々繰り返して行うことで、習得していくものと捉えてもらえればと思います。

”ダンスという特別な身体の動きを、無意識で難なくこなせる〜日常の動き〜としていく”
といったイメージですね😄


そしてここでポイントになってくるのが、

”動く” と ”踊る” 

の違いです。  😲⁉️


ダンスは音楽から生まれました。
音楽を聴き、気持ちが弾み、それが表面化したものがダンス(踊り)です。

✨音楽がお母さんでダンスが子供🤱✨

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"音楽に合わせて動く"
ではなく
"音楽を楽しむ気持ちが溢れて、ジッとしていられない⇨ダンスを踊る”
という状態が本質であり大切といえます。

その観点でいえば、ダンスの”動き”だけが一人歩きすることは、
有り得ないことなのです🤔

音楽がいつもそばにある
音楽からパワーをもらい
心が踊る”

そのような日々の中、ダンスを楽しんでいくことが出来れば、
きっとあなたも、リズムをとること、音楽と身体が一体になること、
その心地よさの虜となっていくことでしょう🤗


では皆さんレッツトライです😆

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はい、今回は
”アップやダウンって、何の為に練習するの??”
について解説してまいりました。

皆さんの上達の一助となれば、これ幸いに存じ上げます。


さて次回は

”アイソレーションって一体 何!?”

について解説していきたいと思います!!
次回もお楽しみに!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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■プロフィール

[KO-HEI]

ヒップホップダンスチーム、Exzeのメンバー
数々のコンテストにて優勝、入賞の実績を持つ。
専門学校リーダー講師やキッズダンスチームの育成など、後進の育成にも力を注ぎ、振付師としてはメジャーアーティストのバックアップ、映画、CMなどの振り付けも手がける。
また舞台公演のプロデュース、ダンス検定の監修、審査などにも携わり活躍の場を広げている。


経歴
OSAKA DANCE DELIGHT vol.23 3rd Prize  vol.22 4th Prize
JAPAN DANCE DELIGHT vol.13 , 14 , 15 Finalist
THE PARTY HIPHOP CREW BATTLE優勝
JUSTE DEBOUT 2008 JAPAN best 8
グダグタ京都ナイト 優勝
BEAT STREET 優勝
D-WINNER 優勝
DANCE CHALLENGE 優勝
TV『スーパーチャンプル』出演
スタイルジャンクション出演
香港WTCカウントダウンイベント ゲスト出演
USJカウントダウンイベント ゲスト出演
WRECKING CREW ORCHESTRA 舞台「ID」出演
AI全国ツアー 大阪オープニングアクト 振り付け
青山テルマ ONIGIRI バックダンスプロデュース
Novel Core バックダンスプロデュース
JP THE WAVY バックダンスプロデュース
KIREEK全国ツアー VJ出演
SHINGO★西成 バックダンスプロデュース
CHEHON バックダンスプロデュース、出演
SOFFet バックダンスプロデュース、出演
KEN THE 390 バックダンスプロデュース、出演
WHITE JAM バックダンスプロデュース
a-nation 2015 lol バックダンサー
関西コレクション2016 lol バックダンサー
映画 KING OF PRISM PRIDE the HERO 劇中曲 振り付け
NTT ミニオン DENPO CM 振り付け

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