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これ、どないするん @テルマエ展

こんにちはアート王子です。
先日、神戸市立博物館で開催されているテルマエ展に行きました!

その時に発見したものがあるのですが、これどないするん?

ちょっと一息つきたい時、どないするん?

動物形リュトン

これ、何か分かりますか?
現代でいうところのワイングラスだと思うのですが、デザイン性凝りすぎてないですか?

ヘタイラ(遊女)のいる饗宴

↑こういう感じで使ってたと思うんですが、「ちょ、もうワインええわ」と思った時や、「あかん、フラフラしてきた」っていう時、この形状のものをどうやって手から離せばいいのでしょうか?

これの詳しい説明

リュトン…角の形をした容器に動物の顔と前足を装飾した酒器。
淡い緑色のガラスを宙吹きして角の器形をつくり、2本のツノの生えた草食獣の顔を付けている。先端には穴が空いている。高価な金属製の代わりにガラスで作られたものが、ローマで広く普及した。
※図録より抜粋してまとめた

という事はですよ、わざとこういうツノの形にしているわけで、ちょっと手を離したい時、ソフトクリームサンプルを置く台みたいなのが欲しいわけですよ↓

こういうやつ

もしかしたらあったかもしれませんが、鉄製だったのか、錆びてこの世から無くなってしまったかもしれません!

もしくは「先端には穴が空いている」とあるので、度数が強くてちょっとだけ吸うようなものだったのか?(にしては飲みにくいか?)
もしくはテキーラみたいに少ない量を一気飲みするものだったのか?

当時は「ワインは水で割って飲むのが普通だった」と書いてあったので、普段使いではない、特別な時のバカラのグラスみたいなノリだったのかな?
色々妄想してみると楽しいですね!

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