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週刊牛乳屋新聞#37(中国で聞かれる「君韓国人?」について)

おはようございます。牛乳屋です。

中国で生活しているとき、「你是哪里人?(あなたはどこ出身ですか?)」とよく聞かれます。タクシーに乗った時、店の販売員と話している時など、何気ない場面でふと聞かれます。中国に長年生活している皆様も、「君、中国語上手いね!で、何人?」と聞かれる場面が多いと感じるのではないでしょうか?

私は国籍や国がどこであろうとあなたには関係ないでしょ!と思う性格ですが、聞いた方の気持ちを害さないようにちゃんと「日本」と答えています。

ただ、これ以外にも気になる聞き方があります。それが、

你是不是韩国人?(韓国人ですか?)   です。


僕も「韓国人ですか?」と何度も聞かれたことがあって、「ナヌン イルボン チュシン イムニダ(私は日本出身です)」と韓国語で答えて困惑させています笑。

「あなたは日本人ですか?」と聞かれることが非常に少なく、なぜだろうか?と中国人の友人に聞いてみました。以下が友人からもらったコメントです。

① 在中韓国人が「日本人?」と言われたら嫌がったり極端な反応をするが、日本人が「韓国人?」と言われても極端な反応をしない。空気を乱さないようにすべてのアジア人に対して「韓国人?」と聞くようにしている。

② 韓流(特にアイドル)が中国でも流行っており、とりあえず「韓国人?」と聞く。

③ 日本人対比で約2倍の韓国人が中国で生活している。また、約2000万人の朝鮮族がおり、韓国経済圏のほうが日本企業の村社会よりも影響力がある。

④ 大学でも韓国人留学生が圧倒的に多く、日本人学生の3~4倍はいる。とりあえず、「韓国人?」と聞くのが無難。


他にもありますが、過激なコメントも来たため、これくらいにしておきます。

韓国人?と言われようが、モンゴル人?と言われようが、我々は同じ東アジアの人間であり、隣人として生きているので、「日本人?」と言われなくても目くじらを立てずにしていきたいものです。

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