ばあちゃんと、わたし〜はじめに〜
私のばあちゃんは、昭和1桁生まれだ。
第二次世界大戦をリアルで経験している。
B型で、昔ながらの考え方で、お人好しで、亭主関白なじいちゃんに逆らえなかった、普通のばあちゃんだ。
毎日仏壇に手を合わせ、畑の手入れと、孫やひ孫が遊びに来るのを生きがいにしている、普通のばあちゃんだ。
そんなばあちゃんと、私はずっと一緒に住んでいて、ほぼばあちゃんに育てられた。
文章にする上では、「祖母」と表記するのがいいのかもしれないけれど、あえて「ばあちゃん」と書かせてもらう。
「ばーちゃん」