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カメライター、はじめの一歩!

こんにちは!鉄道写真を撮るのが大好き、ライターの小春です。

私は、6月の半ばに行きつけの秋葉原「ヨドバシカメラ」で念願のオリンパスOME5MarkⅢを入手しました!

ライターを始めた当初から「いつかは一眼レフを……」と夢見ていましたが、自身で埼玉県内で働く人たちに取材をする取り組みを始めたので「今がその時!」とばかりに思い切って購入していました。

チョコケーキ

6月は取材の予定が入っていたので、初月からたくさん活躍してもらっていました。(上の写真はケーキ屋さんで取材させて頂いたときのもの)

一眼レフを導入してみて「用意が足りなかったな」と思ったこと。取材中の一眼レフの取り扱い方、このカメラのメリットなど取材を通して気付いたことがたくさんありました。

「一眼レフの導入を迷っている」というライターの友人がいましたので、この記事が初めての一眼レフ選びの参考になれば幸いです。

失敗その1. 保護フィルターを買わなかった


私はヨドバシカメラの店員さんが「あった方が良いですよ」とおすすめして下さったにも関わらず、レンズの保護フィルターを購入しませんでした
「保護フィルターが無い方が綺麗に写真を撮れそう」「予算オーバーだから」などの理由で購入には至らず、必要ならば後で考えようと思っていたんです。

「保護しなくても大丈夫だろう」と高を括っていたのですが、初めて一眼レフを持参した取材先は金属加工の工場。

https://syuzai-de-saitama.com/koboriseisakusyo/

↑金属加工の現場で取材させて頂いたときの記事

湯気2

埃は盛大に巻き上がり高温の油がはねる機械も多く、撮影させて頂く際に「レンズに油が飛んでしまわないか?」「削っている金属がレンズに当たってしまわないか?」と、正直なところ気が気ではありませんでした。(全て、私の準備不足のせいです……!)

そして、一眼レフの扱いにも慣れておらず、焦って撮影をするうちにレンズには自分の指紋がべったりと付着。

炉〇

私はこの取材先から帰って、静かに「ヨドバシ・ドット・コム」で、オリンパス用の保護フィルターをぽちりと買い物カートに入れました。

取材内容にもよると思いますが、保護フィルターは付けてある方が心の安心度が全く違うと思います。

それ以降の取材はすべて保護フィルターを付けて撮影をしていますが、付けていることを忘れてしまうくらいに自然な写真が撮れるなぁと感じています。

メリットその1.防塵防滴機能で雨の日も安心!

また、とある日の小雨が降っていた取材日。
ほとんどが会社内での撮影でしたが、会社の外観を写すタイミングになり一眼レフを構えるのに傘を差すことが難しかったとき。

傘を差さずに、外観をささっと写真撮影していました。
その時に「防塵防滴機能があって、本当によかった!」と、心の底から思っていました。

工場外観

どのような環境の取材先でも雨降りの日でも、安心して一眼レフを連れて歩けるというのは防塵防滴機能があるカメラの強みだと思います。タフな機材は、屋外を歩いて取材的に出向くカメライターの味方になってくれます!

ちなみに、防塵防滴機能は、オリンパスだけではなくRICOHやPENTAX、CanonやGoProなどの幅広いメーカーでも搭載されている一眼レフがあります。


私はまだ替えのレンズを入手していませんが、オリンパスのこのカメラには特許を取得しているほこり除去機構が搭載されています。レンズ交換をするときに塵が入ったとしても、カメラが自動で綺麗にしてくれる有難い機能。

屋外で頻繁にレンズ交換をしたいカメライターにとっても、心強い機能だと思います!

メリットその2.かばんに入れても苦にならない重量感

以前は「一眼レフ=とっても重い」というイメージがありました。
父が持っていた一眼レフがまさに重量感があるタイプで、何度か撮影させてもらったことがありましたが「一眼レフって手が疲れるものなんだな」という感覚が強く印象に残っています。

数あるメーカーのなかからオリンパスを選んだ理由に「とっても軽い」ことが挙げられました。レンズと合わせても、重量はわずか699gほどです。

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↑鉄道博物館で撮影練習をしたときの写真(撮り鉄です!)

デジカメに比べればやや重量感はありますが、普段のトートバッグに入れて仕事日以外も連れ出したいと思えるくらいの重量感です。だから「どんどん外で写真を撮ってみよう!」という気持ちにさせてもらえます。

女性が手に持って「重くない」と感じる重量に抑えて、高機能を満載にできているのは、たゆまぬ企業努力の賜物なんだろうなぁ。

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↑温かみのある色合いが自然に引き出せるのも、オリンパスの良さなのかなと感じています。

メリットその3.5軸手振れ補正機構で初心者にやさしい

カメライター初心者あるあるかな?と思いますが、いざ写真撮影の段階になると焦ってしまい思うような写真が撮れていなかったということが、今までに多々ありました。

「何枚も撮影して失礼ではないだろうか?」

と、必要のない遠慮をして、撮影の時間を頂いているのに気が急いてしまうことも。でも、このオリンパスの一眼レフは焦って手元が安定していなくても、写真はビシーー!!っと綺麗に決まってくれます。

ステンドグラス2

「こんな写真が撮れたらいいな」と願いながらシャッターを切ると、ちゃんと応えてくれる本当に頼もしいカメラ。

メリットその4.Wi-fiでスマホに写真を楽々転送♪

私は、Twitter・InstagramなどのSNSをボチボチと運用しています。

SNSにはなるべく綺麗な写真をアップしたいと思うわけなのですが、この一眼レフはWi-fiを利用して写真をスマホへ移せる機能が搭載されています。「OI.Share」というスマホアプリさえインストールしておけば、線を繋ぐことなくその場でサクサクと写真をスマホへ転送できます。

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デジカメ歴が長かった自分にとって、この機能は本当に驚きました!

そのおかげで、放置気味だったInstagramも最近は楽しく更新できています。

メリットその5.かっこいい!

「いつかは一眼レフデビューしたい!」と漠然と考えていましたが、そのときには必ずオリンパスが候補に挙がるんだろうなと思っていました。
コエテコの先輩ライターさんがおすすめして下さったメーカーとも見比べ、触り比べたうえで、やっぱり惚れていたこちらにしようと初志貫徹させて頂きました。(その節は本当にありがとうございました!)

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結果、心から大好きなカメラを迎え入れたことで、取材での写真撮影にも熱が入ります。「おっ!良いカメラ使ってますね」と言われれば「そうですか?」とついつい鼻を膨らませてしまい、心の中では力強くガッツポーズ!してしまいます。


と、ここまでは私が購入したオリンパスの一眼レフのメリットを挙げてきましたが、他のメーカーでも高機能の一眼レフは数多くリリースされています。

実際に店頭で一眼レフを触って、「これだけは譲れないポイント!」を具体的にイメージしてから購入を検討することをおすすめします。

そして、レンズ沼へ‥‥‥!?

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カメライター初心者の私でも耳にしたことがある「レンズ沼

レンズを追求していくと、どんどん沼にはまっていきカメラ本体よりも高いレンズを購入。さらに追及し、新たなレンズへ……と沼にずぶずぶと歩を進めてしまうとか。

私が購入したオリンパスのミラーレス一眼レフは、レンズ付きで税込み15万円弱。夢見ていたとはいえ、長い長い助走をつけて一眼レフの世界へと飛び込んでいたのでした。


しかし、取材をしてみてわかったのは「接写をするシーン」が思ったよりも多いということ。机の上に置いてある商品を撮影する、いわゆる物撮りをすることが想像以上に多かったんです。

そうしたときに、私が持つ一眼レフではなぜかピントが合わない。

後にコエテコbyGMOライターの先輩から教えて頂きましたが、それぞれのレンズには「〇〇mでピントが合う」という焦点距離があります。物撮りが多いのならば、単焦点レンズにしてみては?とアドバイス頂きました。

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↑距離にして100mは離れていますが、しっかりとピントが合います。

私がヨドバシカメラの店員さんからおすすめ頂いて購入したレンズは、焦点距離14~150mmの標準ズームレンズ。(それすら知らなかった……!!)

「SCNモード」でマクロ撮影も可能となっていますが、近くで接写を試みてもやはりピントが合いづらいことが難点です。購入してみてわかったことは、このレンズは中距離~遠くのものを撮影するときに本領発揮してくれるということでした。

以下で、ざっくりと一眼レフのレンズの種類と特徴を解説します。

単焦点レンズ:焦点距離は変えられない。定番は焦点距離が50mmのレンズ。解像度が高く、繊細な写真を撮影しやすい

広角・超広角レンズ:焦点距離は10~35mm程度。店内や風景写真など、広範囲の写真撮影に向いている

標準レンズ:焦点距離は40~60mm程度。人の目に映る範囲に近いイメージで写真を撮影できる

中望遠レンズ:焦点距離は70~100mm程度。背景をボカしやすくポートレート撮影に向いている

望遠レンズ:焦点距離は100~400mm程度。最も大きなレンズで野鳥撮影や航空機など、遠くにあるものの撮影に向いている

マクロレンズ:焦点距離は60~200mm程度。昆虫や植物のような小さな被写体でも、鮮明に撮影しやすい

魚眼レンズ:180度の画角が撮影可能で、魚の目に映ったように直線がゆがむことが特徴

一眼レフを購入するときには、このようなレンズの種類と焦点距離は必ず確認しておいた方が良さそうです。「自分は何を撮影することが多いのか?」を考えてから、一番始めに導入するレンズを選ぶと失敗がなさそうです。

カメライターの先輩。小澤さんからのアドバイス!

小川

一眼レフを導入するか迷っていたときからアドバイスを頂いていた、コエテコライターの先輩、小澤さんから一眼レフ初心者へのアドバイスを頂きました!

~~一眼レフ初心者にアドバイスしたいこと~~
・イベント取材するなら望遠レンズ、建物撮影するなら広角レンズがあるとよいです(小澤さんの場合は、狭い店舗撮影が重なって必要になったとのこと)
・初心者で瞬時にカメラの設定できないときは①ピント②構図③連写を心がければ、最悪、帰ってからレタッチでなんとかなります。ピントがあってない(例:顔じゃなくて肩にピント)とボツになるのでとにかくピントだけはその場で確認しましょう。プロカメラマンさんもその場で顔にピントがきてるかチェックしているの見かけます。
・構図は人物、建物、物撮りでパターンを頭の中にいれておけばあとは現場で体がうごく(例;インタビューの人物撮影は、正面・右・左を撮る。身振り手振りがない人はインタビュー後に「この建物の間取りを入り口から説明してください」とお願いするといい身振りが出る)
・初心者で「いい写真が撮れない〜」と嘆いている人は、とにかく連写して1時間の撮影で100枚以上の中から奇跡の1枚を探すくらいのイメージで頑張りましょう!

と、一眼レフのことでたくさんのアドバイスを頂き、本当にありがとうございます。

今まで「連写機能」を使ってこなかったので、取材中に連写をして私も奇跡の一枚を探していきたいなと思います!

「ただシャッターを切るだけ」で撮影していた6~7月ですが、一眼レフの醍醐味ともいえる絞り値やシャッタースピード、焦点距離の変更などは少しずつ勉強中です。上手に設定できるようになれば、接写ももっと上手く撮れるようになるかな……と期待しています。

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これから末永くオリンパスの一眼レフを愛用していく所存なので、カメライターを続けるなかで新たな発見や学びがあったときには、このnoteで共有させて頂ければと思います。

本日も、最後までお読み頂きありがとうございました!



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