Vtuberも初音ミク文化の可能性を見出し始めてる
最近、ホロライブのVtuberをよく見ます。
そこで思う事があるんですが、前回話した、投資家は初音ミクを求めているのでは。
という話。
この話に少し続くんですが、ホロライブ所属のVtuberって、初音ミクの文化に近い事を微かにしている。
そんな気がしているんですよ。
初音ミクの文化は、n次創作。初音ミクを描いた。初音ミクの曲を書いた。曲にMVを付けてみた。その延長線上に、初音ミクのライブをやった。
それがファンですらバーチャルライブをやる所までになった。
もう無限に創作の連鎖が続いてるわけです。
公式がクリエイターを尊重して、プッシュ。
クリエイターに公式イベントのイラストやテーマソングを依頼する。そこに更にファンアートが生まれる。こんな文化なかなか無いですよね。
今までのVtuberにはそれが無かったんです。
公式がやる。ファンアートは生まれる。でもファンアート、つまり2次創作。ここで止まるわけです。
でもホロライブの場合、ライバー。すなわち、Vtuberがファンアートを配信で採用する。
この機会が増えている。ここが今回話したい事なんです。つまり公式に採用されて行く訳ですよね。更には、公式グッズにイラストが採用されて、更にはイラストを依頼される。
ここまできた訳です。
さあ、近づいてきましたね。
初音ミク文化に。
楽曲なら今までもあったじゃん?
と思う方。違うんですよ。
それって運営企業。つまり公式がクリエイターに依頼。
ここからスタートしているんです。最初は初音ミクもそうでした。キャラクターデザインを発注。
同じ事です。
でもファンアートやクリエイターの生み出した作品達を、尊重したり広めていったり。創作文化をしっかり広めていったんです。
キャラクターをある程度の範囲で自由に使用して、創作ができた。お陰でプロになる人やお仕事を依頼される人が増えた。この文化ですよね。
勿論時代も変わってるので、全く同じ流れにならない。と言うのは当然ですが。
でも最近のVtuberの動画などを見てると、全然同じ文化にはなって無いですけど、似た文化に進化して来てる。
そう思うんですよ。
2次創作が公式採用され、それを元に2次創作が生まれた瞬間。これがVtuber達に起こるのでは。
そうみています。
Vtuberをイメージしたオリジナルソングを書く文化が生まれるまで、そう遠く無いと思っています。それを公式が歌う所まで行ったら。
凄いよね。ここまで来ると、初音ミクの文化にどんどん近くなるでしょう。
いつか見てみたいですね。
今回ホロライブさんを例に出したんですが、勿論他所属のVtuberさん達でも勿論可能性あると思ってます。
この辺はまた、経過を見てみようかと思います。