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うたを読む/りんかさん

年度末が近付き、恒例の人事異動が怖い湖春です。

今日ご紹介するのは、『なんて可愛い…!』とときめいた、りんかさんの歌。

空模様ときどきちょっと嘘をつく泣きたいことがあったのでしょう/りんか

https://twitter.com/love_kei_ina/status/1734493101287465431?t=p1ZJNsLFGDFNxZIoWVpEDQ&s=19

天気予報が外れたことを読んでいるようで、実は女心の移り変わるさまなのでは?と私は解釈しました。

主体の女性は、きっといつも明るくてにこにこしていて、太陽のような人なのでは。しかも真夏の太陽ではなく、春の暖かい日差しのような。そんな柔らかな女性像を思い浮かべました。

でも「ときどき」「ちょっと」泣きたくなることもある。

大人になるにつれ、感情をむき出しにすることは難しくなっていく気がします。主体の女性は、気持ちをあらわにすることもなく、太陽マークが並ぶ天気予報のように「晴れでいよう」と自分に言い聞かせていたのでは?
と、深読みしてしまいます。

そんな「自分との約束」を、時々ちょっと破ってしまいたくなる。破らざるを得ないような、悲しいことがあったのかも。

自分の感情の揺れを、目の前の降り出しそうな空に重ねているのでは。

結句の「あったのでしょう」も、とても冷静というか、第三者的な視点で描かれていて、主体の我慢強さ、芯の強さを感じました。

空を見ていると、その時の自分の気持ちが反映されるような気がします。悲しい時は「空も泣いてる」と思うし、嬉しい時は「恵みの雨」になる。

今日、外は雨降ってます。

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