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【セリフ集】101-150+おまけ


[101-110]

101

あれ? なんで動かないんだろう。
おーい?
うーん。いつもこの時間はキャンキャン吠えてるんだけどなぁ。
え? うん、ペット。最近飼い始めたんだ。
見てみる?
はい。この穴から覗いてみて。
ん? ペットだよ?
やだなぁ。人間なんかじゃないよー。
あんなに可愛い人間がいるわけないじゃん。
この間、学校帰りに見つけたんだよね。首輪もしてないし、野良かなって。
でも、飼われてたこともあるのかなぁ。人懐っこくて、すぐついてきたから。
それにしても、なんで今日は動かないんだろう。
やっとこの部屋に慣れてきてくれたのかな。
もうちょっと慣れてきたら、君にも一緒に遊ばせてあげるね。

102

いいの?
気持ちいいの?
違うの?
じゃあ、どうしてそんなに頬をほんのり紅く染めて、目を潤ませているの?
首を横に振るだけじゃ何もわからないよ。
ちゃんと言って?
言えないの? なんで?
……あ。
ごめん。最初に舌を切ったんだったね。

103

やあ、よく来たね。
ここへ来たすべての人に尋ねているんだ。
キミも答えてくれるかい?
ただキミの好みを素直に答えてくれるだけでいい。
―――ねぇ、エビフライには何をつける?

103-1(タルタルソースと答えた場合)

素晴らしい!
いい心がけです。
やはりタルタルソース!
タルタルソースですよね!!
ええ、ええ、わかります。
わかりますよ!
タルタルソース万歳!

103-2(ソースと答えた場合)

ソース!
ソースですって!?
ソース!!
あなた、自分が何を仰っているのかお分かりですか!?
ま・さ・か、ソースだなんて!
おお、神よ。
この哀れなる子羊をお救いください!

103-3(マヨネーズと答えた場合)

……今、何と?
まよ、ねーず?
まよねーず?
マヨーネズ!?
あなた、正気ですか!?
エビフライですよ?
エビフライの話をしているのですよ!?
それなのに、マヨネーズ!
まさかマヨネーズだなんて!!
そんな! まさか!

103-4(醤油と答えた場合)

へ?
……あ、え?
しょう、ゆ?
エビフライに醤油ですか?
本当に?
本当と書いて、マジに?
はぁぁぁ……お醤油ですかー……。
エビフライをお醤油という発想がございませんでした。
それはもう、欠片もございませんでした。
これはワタクシの勉強不足ですね。
試してみます、醤油。
醤油ですかー……。

103-5(何もつけないと答えた場合)

何も……つけない……?
エビフライをそのまま味わう、と?
エビフライというものを、エビフライであるということを、大切に……。
私が、間違っていたのか?
……すまない。エビフライよ。
私はこれから、旅に出るとしよう。
ありがとう、君のおかげだよ。
いつか私が戻ってきた時には、ぜひ一緒に……エビフライを食べよう。

103-6(ころも、と答えた場合)

おばかさんかな?
おばかさんなのかな?
ころも!
ころもながなかったらエビフライにならないでしょ!?
ねえ、お・ば・か・さ・ん・な・のっ!?
もうっ!
ばかバカおばかっ!
……そんなとこも嫌いじゃないけど、
今度そんなこと言ったら、
エビフライのころもだけ食べさせちゃうからねっ!

103-7(アンチョビ、と答えた場合)

アンチョビ!
オシャレかよ!
失礼。取り乱しました。
まさかアンチョビとは……。
贅沢、ですね。
私も試してみたいですが……アンチョビ。
お小遣い、足りるかな……。

103-8(塩、と答えた場合)

あなた……ツウですね?
やはり素材の良い美味しいエビフライは、
塩で食べるというのがオツなものだよね。
わかる、わかるよ。
いやぁ、あなたのような人に出会えて幸せだな。
どうだい?
これから一緒にエビフライパーティでも。

104

お酒飲みたいなぁ。
美味しいお酒が飲みたいなぁ。
とっても美味しいお酒が飲みたいなぁ。
……チラッ。
え?
あれ? わかっちゃった?
あ、口に出てた?
いやー、そっかー。出ちゃってたかー。
うん。お酒飲みたい。
ちょー美味しいお酒を飲んで、幸せ気分を味わいたい!
行こう?
え? 飲みに。
行こうよ! ね?
へへ。やった♪

105

バカなの? 死ぬの?
あ、ごめん。ちょっと言い方が悪かったね。取り消すわ。
でも、どうせ取り消すからもう一回言うね。
バカなの? 死ぬの?
うん、前言は撤回します。
で、何だっけ。

106

お前がどれだけ偉かろうが、この人生において
他人の、あたしの人生について
とやかく言う権利なんてねぇんだよ!
金も出さねぇお前に口だけ出されて
あたしの価値基準勝手に決められてたまるか!

107

あー……もう卒業かー……。
小学校の六年間って、長いようで短いよね。
これから中学、高校……大学はどうかなぁ。
前は大学行かなかったけど、今回はどうしよう。
うーん、今からそこまで考えなくてもいっか。
人生二周目って、楽勝じゃん!
かと思いきや……それはそれで悩んだりするもんだね。
っと。
はいはーい。今行くー!

108

違います。
私じゃありません。
私にできるわけがないじゃないですか。
その時間には、私もみなさんと一緒に居ました。
あなただってご存じでしょう?

109

何をしてるのかな。
ねぇ、今それをやる時間だったっけ。
はぁ……。
いつまでもそうしてたって、おわらないんだよ。
ほら、ちゃんとやって。
いつもいつも怒られるの、いやでしょ。
いやじゃないの?
怒る方は嫌なんだけどな。

110

どうして。
どうしてお前が生きているの。
私の可愛い娘(むすめ)が死んで、どうしてお前がのうのうと生き残っているの。
お前が死ねばよかったのに。
お前が、あの娘(こ)の代わりにお前が死ねばよかったのに。
返せ。私の可愛い娘(むすめ)を返せ。
かえせ。

[111-120]

111

夢を見るのは自由だよ。
夢はあくまでも夢だからね。
忘れてはいけないのは現実の存在さ。
夢は、現実があるからこそ見れるんだ。
現実を見失ってしまったら、夢は夢でなくなってしまう。
わかるかい?

112

どうして……。
ねえ、どうしてそんな目で見るの。
どうしてそんな怖い目で見るの。
私、何かした?
ねえ、私があなたに何かしたかな。
私が悪いの? 私が悪かったの?
教えてよ。黙って見てるだけじゃわからないよ。
あやまるから。
もうしないから。
あなたが嫌なこと、もうしないようにするから。
お願い。教えて。
やだ……。やめてよ、そんな目で見ないで……。
見ないで……!

113

いち、まい……に、まい……さん、まい……。
……いっぱい。
ね、ねえ、全部で何枚だっけ……。
ひゃ、ひゃく? 100もあるの?
え、それ数えるの? 私が?
足りなかったら困るから。
う、うん。困るけど。
……なんで私がそんなこと。
ちくしょう……うらめしや……。

114

は~なこさ~ん。
……は~な~こ~さ~ん。
ねぇ、ちょっと花子さん。聞いてる?
花子さん。
聞いてよ、花子さん。
ねえってば。ちょっと、花子さん。
無視するのやめてよ。ちょっと、もー。
花子さん。

115

あぁ? 魔王?
ふーん。魔王ねぇ。
その程度で魔王とは、笑わせるな。
やれやれ。魔王がそんなんじゃ、勇者の出番が無くなるじゃないか。
いいぜ。来いよ。俺が鍛えてやる。
ああ。勇者であるこの俺様が、直々にな。

116

え?
何言ってるのか全然わかんない。
あーあーあー、きこえない。
聞こえません。嫌です。お断りします。
嫌だって言ってるじゃないですか。しつこいですよ。警察呼びますよ。
は?
あなた、警察官なんですか?
……世も末ですね。

117

ただ好きな人をそっと見守っていたいだけなのに、どうしてかなぁ。
一緒に居たいとか、お喋りしたいとか、そんな贅沢なこと言わないよ。
ただ、あなたが幸せに過ごしているのを見ていたいだけ。
もちろん傷つくようなことからは絶対に守る。あなたを傷つけさせたりなんてしない。
大好きな人の幸せを望むのは当然でしょう?
私の事は気にしないでね。本当に、そっと見守ってるだけだから。

118

え? 何を考えてるのって言われても……
キミのこと、可愛いなぁって。
うん、そう。可愛いなって思ってるよ。
どこがって……んー、全部。
全部だよ、全部。選べない。

119

あー。たまらない。
いいね、その冷たい視線。
ああっ、その鋭い眼差しが僕の方に向けられてるなんて。
うれしい。すごく嬉しいよ。
初めて僕の方を見てくれたね。
そんな熱い視線を贈ってもらえるなんて、思ってもみなかったな。
ありがとう。
あっ、どうして視線を逸らすの。もっとこっち見てよ。

120

ちょっと……気持ち悪い。
だから、気持ち悪いよ、あんたのその視線。
何考えてるの?
は?
ちょっ、やめてよ。変なこと想像しないでくれる。
減る。減ります。
そんな変なこと、考えられただけで私の精神が削れるから。
ちょっと、その妄想、やめないと帰るわよ。

[121-130]

121

うひゃーっ。
雨だよ、雨。雨が降ってる。
飴じゃなくて、雨。
ばーかばーか。
そりゃ、飴が降ってきたら美味しいけど。
でも、ホントに飴の粒が降って来たら絶対痛いよね。
雹(ひょう)とか霰(あられ)が降ってくるみたいなものでしょ。
当たったらケガしちゃうよね。
気をつけよ。

122

本が読みたい。
今、俺は、本が読みたい。
その手にあるのは何だって?
本だよ。
本だけど、俺はもうこれを何十回どころか何百回も読んだんだ。
当たり前だろう。校庭の片隅で、ずっと立っているだけなのだから。
手に持っている本など、何度も読んだ。何度も何度も読んだ。
本を読む時間は山ほどある。
でも、本を変えることができない。なんならページをめくるのも夜中にこっそりやる始末。
あー、なんで銅像なんかに生まれてきちまったんだろう。

123

ねえ、隣り、いいかしら?
ありがとう。
今夜はひとりでここに?
そうなのね。私もよ。
ドタキャンなんて酷いわよね。
こんなにいい女置いて、仕事ですって。
本当に仕事かしら。
なんてね。

124

まず、スマホ持ってるんだから事前に連絡くらいしなさいよ。
毎回毎回突然来られる方の身にもなってくれる。
しかもなんでわざわざ学校のトイレから来るの。
誰もいないはずの、深夜の、学校の女子トイレ。
常日頃から"トイレの花子さん"の噂があるトイレよ。
どうなるかわかるわよね。
おかげで私のいる学校のトイレの花子さんは、深夜に校内を徘徊してることになってるわよ。
やめてよ校庭を走るニノくんじゃないんだから。
そのうえ何でトイレの花子さん呼び出すみたいにしてるの。
あんた友達のトコに遊びに来たんじゃないの。
しかも『あなたのお部屋の前に居るの』って、まるで私がトイレに住んでるみたいに言うのやめてもらえる?
確かに棲んではいるけど、住んでるわけじゃないから。
わかった?

125

なんだよこれ。どうなってるんだよ。
おい、誰かいないのか。
誰か。なあ、誰かいないのかよ。
……どこだよ、ここ。
足かせに鎖。鉄格子のついた窓。
どうなってるんだ。

126

ああ、喉が渇いたな。
ねえ。喉が渇いた。
わからない?
こちらへ来て、私に首筋を差し出しなさいと言っているんだよ。
さあ、おいで。
いい子だ。

127

おはようございます、ご主人様。
お目覚めですか?
こちらにお白湯を置いておきますね。
ああ、熱いので気を付けてください。
はい、お白湯ですよ。
朝、一杯のお白湯を飲むというのは体にとてもいいそうです。
お白湯が体に悪いわけがありませんし、取り入れられる「良い事」は取り入れて行きましょう。

128

よお、朝から元気だねぇ。
買い物? まだどこの店も開いてないだろう。
ああ、あの店か。
あの店は逆に早朝しかやってないんだよなぁ。
んー、俺も一緒に行っていいか?
せっかく早起きしたんだ、たまには俺も顔を出しとこうと思ってな。
朝帰りじゃねぇよ、早起きだ。は・や・お・き。
うるせぇ、たまにはするんだよ。

129

うわっ、びっくりした。
ひとりで突然何を言ってるのかと。
セリフを作ってるのか。頑張るねぇ。
え?
あー、確かに私もやるかも。
書いたセリフはやっぱり、ちゃんと声に出して読んでみないとさ。
あるあるだよね。
喋ってみたらめっちゃおかしいの。
あとさ、ネタがないので身近なところから考えたら、セリフじゃなくて自分そのまんまとか。
まさに今、それ。

130

おしゃれなカフェで、おしゃれなBGMを聴きながら、おしゃれな朝食をとる。
優雅だねぇ。いいねぇ。
たまにはこんな時間を過ごさないとやってられないよね。
激務。
そうだよ、激務だよ。
まさに社畜。
今日も、優雅なふりしてPC片手に朝食だもんね。
見てこのメールの数。鬼畜過ぎない?

[131-140]

131

やあ、諸君。よくぞ集まってくれたね。
この状況でおわかりかと思うが、念のため説明させていただくよ。
諸君にはこれから、殺し合いをしてもらうことになる。
そう、デスゲームというものだ。
……静かに。話は最後まで聞く方が賢明だよ。
まず、そこのケージに入っている動物を見てもらおう。
ふっ、驚いたかね?
そう、ネコチャンだ。
諸君にはそのネコチャンの可愛い所を言い合ってもらう。
ネコチャンの可愛さに悶死する姿は見ものだよ。ふふふ。

132

ぽちぽちぽちぽちぽちぽち。
口で言うの大変。
これ、みんな〇〇押してくれてるんでしょ?
嬉しいけど、腱鞘炎とかならないでね。
でも、もしなっちゃったら、私がお薬塗ってあげるから。

※ 例:〇〇→IRIAMでは「スター」になります。

133

さてと、行きますか。
どこへって?
どこへでも。
どこへでも行けるよ、一緒なら。
一緒にどこまでも行こうよ。
手を繋いでさ、ゆっくりあるいて、たくさんの景色を見よう。

134

ははーん。
その顔は、何か悪いことをしたな?
そんな顔してもダメ。ダメダメ。
隠れてないで、出てきなさい。
顔が見えてるんだよ、全部見えてるも同然だよね。
お前、自分がどれだけ大きいのかわかってないな?
机の下に隠れられるサイズじゃないんだよなぁ……。
ほれ、ワンコロ、おいで。
反省してるのはわかったから。
まったく。しょうがないな。

135

ぎゃーす!
ぎゃーすぎゃーすぎゃーす!
むーりー!
無理なんだよ。勘弁してくれよ。
俺、その黒い虫だけはどうしても無理なんっ
動くなぁぁぁ!

136

きゅんってする。
え、トキメキで。
何、その目。やめてくれる?
私だってときめくことくらいあるわよ。
いや、だって、これはときめくでしょ。
見てよこれ。
見てよ、これ。
この寝顔、天使でしょ~。
ネコカフェ最高~♪

137

いち……に……さん……。
あれ?
あ、あったあった。
よん、ご……ろく、なな、はち……。
んー?
あっ、きゅう!
っと、足りない?
おかしいなぁ。
ねえ、指って10本だよね。
なんで9本しかないんだろう。
ちゃんと全部持ってきたつもりだったんだけど。
うーん……取りに行くのめんどくさいなぁ。
でもコレクションは全部キレイに揃えておきたいよねぇ。
仕方ない。もう一回行くか。

138

あの、お願いがあるんですけど。
私に付き合ってもらえませんか。
いえ、私とではなく、私にです。
ちょっと行きたいところがあってですね。
その、ひとりではちょっと、行きづらいというか、行けないというか。
い、言わなきゃダメですか。
えーっと、カップル限定のカフェメニューが食べたくて、ですね。
えっ。
いやっ、そのっ、ダメでは……。
……はい。ありがとうございます。
じゃあ、あの、ちゃんとカップルということで。

139

これが、1歳の。
これが、2歳の。
これが、3歳の。
え?
えっと……、48種類あるんだけど、
男性24種類と女性24種類ね。
ただ残念なことに12歳の男の子とか、
16歳の女の子が抜けてたりするから。
やっぱりいつか、100歳まで揃えたいなぁ。
でも100歳までの男女ってことは、
200人か。
200人分の心臓ホルマリン漬けとか……あはは。
気が遠くなりそうだね。
でもやっぱり……集めたくなっちゃうんだよなぁ。

140

あっ!
もう、ダメじゃないですか。
タバコ、やめるって仰ってませんでした?
そうですよ。
昨日、「明日から禁煙するから、これが最後のタバコだ」って言って、三本も立て続けに吸ってらしたじゃないですか。
はい。没収です。
せめて三日くらいは頑張ってください。

[141-150]

141

やあ、キミ。いつまでそんな事をしているんだい?
泣いていたって何も始まらないよ。
大事なものはもう全部失ってしまったんだから。
いいじゃないか。これ以上失うものはもう何もない。
あとは好きなものを手に入れるだけだ。
ね?
恐れる事なんて何もないだろう?
さあ、立って。
大切なものを、取りに行こう。

142

ばーん。
私が来た。
ん?
知ってるよ?
呼ばれてないよ、わかってる。
だっていい匂いがしたんだもん。
クッキー、作ってるでしょ?
あっ、大丈夫。焼きあがるまで待ってるから。
お気遣いなく。

143

ふんふーん。
洗濯機のセット、オッケー。
次は、何しようかな。
洗い物……は、後でいっか。
お昼ご飯食べてからにしよう。
そうだそうだ、先にお掃除。
お片付けもしたいけど、めんどくさいなぁ。

144

お前たち、準備はいいかー!
(おー!)
それじゃ、いくぞー!
せーの。
萌え★キュン♪
萌え★キュン♪
萌え★萌え★キュン♪
はい!
萌え★キュン♪
萌え★キュン♪
萌え★萌え★キュン♪
(大好きー!)

145

え?
何持ってるのって、見ればわかるでしょ。
マイク。
……え?
いや、まい……あ。
え、いや。まい……まい、マイタケって美味しいよねー。
……。
わ、笑うなっ。
しゃもじだよ。これはしゃもじだよ。
そうだよしゃもじだよ。

146

欲しいものある?
えっと、誕生日プレゼントの話。
三ヵ月前のあれ?
誕生日プレゼント。
今聞いてるのは、去年の誕生日プレゼントの話。
別に一昨年の誕生日プレゼントでもいいけど。
だって、出会う前には誕生日プレゼントあげられなかったから。
ね、何か欲しいもの、教えて。

147

Trick or Treat !!
お菓子をくれなきゃイタズラするぞ。
い、イタズラはイタズラだっ。
えっと、えっと、くすぐったりとか。
とか、とか、寝るときベッドにこっそりかくれてたりとか。
あ、あとは?
あとは、あとは……と、とにかく。
イタズラされたくなかったら、お菓子ちょーだい、だっ。

148

バッカじゃねぇの。
バカだろ。
どう考えても、ただのバカだろ。
なんでって……もう、そのセリフがバカ。
嫌われるんじゃないかと思った、とか。
もう会ってくれないんじゃないかと思った、とか。
ほんっとバカ。
大バカ。
こんなに好きなのに、そんな簡単に嫌いになったりしねぇよ。
もう会わないとか、俺が無理なんだよ。このバカ。

149

あーっ、いっけないんだー。
おじさん、それダメなんだよ。
電車のなかでポイってしちゃダメでしょっ。
拾いなさい。
うん、いい子ですね。
今度から、ちゃんとゴミはゴミ箱に捨てなきゃダメですからね。

150

ねえ、私……綺麗?
私、綺麗?
そう。
ねえ、これでも……?
……。
おい、唇が震えてるぞ。
だから言っただろ。
俺に女装が似合うわけあるか。

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 以下は、記事をご購入いただいた方への、ささやかなお礼となっております。今回は、1-50と同じような形式になっています。
 少しでもお楽しみいただければ幸いです。
 ご利用いただき、ありがとうございました。

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