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拙作語り㉑~扶桑奇伝、更に追記(裏話)

近世日本風世界を舞台にした伝奇ファンタジー小説『扶桑奇伝』。概説は過去記事を見て下さいというところなのですが(タグ「#扶桑奇伝」でまとめてます。他に誰も使わないタグ…;)。
今回、本編本文には多分出てこないようなド裏話みたいなものをしてみたく思います。ネタバレ事項がいくつか出てくるので、もし万が一、ちょっとでも「本編本文を読んでみようか」と思っている方は、以下まだ読まないほうが良いです(ちなみに、今のところ本編本文+解説的外伝はPDFの無料DL頒布という形式をとっており、そのリンク先は過去記事「拙作語り⑦~扶桑奇伝」の末尾にあります;)。。

その1:キャラ作成時期のズレ

『扶桑奇伝』に登場するメインキャラは11人ですが、実はキャラ作成時期にズレがあり、大きく2グループに分かれます。
ざっくり言ってしまうと、物語で比較的初期に登場して一緒に行動するようになるキャラは作成時期も早く、登場が遅いキャラは作ったのも遅い、、ということになります(爆)。
 
実を言うと、兵衛ひょうえ三位さんみあかね愛鶴まなづる白菊しらぎくは別件で原型を高校時代に作ったキャラクターで、大学に入ってから「こういう物語を描きたい」となった時に思い出して、設定を追加して取り込んだ形です(爆)。ちなみに、考えた当初≒高校の頃時点では、茜はくノ一という設定はそのままながら、名が「和泉いずみ」と言い、文句言いつつもちゃんと兵衛や三位の言うことを聞く子でした・・・今にしてみたら、ありえないですけどね。兵衛はともかく、三位の命令にも従うだなんて考えられない(しみじみ)。
 
そして、それ以外の紫檀したん慈命僧正じみょうそうじょう)・十郎じゅうろう瑞樹みずき眞楯またて早矢はや稜威いつ賢木さかきは、シミュレーションRPG風の味付けにしたいと考えて「ならばキャラを増やさないと…」で大学以降に作成したキャラ、となります。

その2:早矢と瑞樹の裏にあるもの

作品中のカップルとかコンビというのは、当初からくっつく想定・結成の想定で作られた場合と、話が進むうちに何となくそうなった場合と、これまた大きく2つに分かれるんじゃないかと。
これで分類するならば、早矢と瑞樹は間違いなく前者、初めっから筆者は二人を恋人同士にする気満々だった、、ということになります(自爆)。
 
身の上話というかになりますが、私は最初から一次創作をやっていたんではなく、昔々は漫画・アニメやゲームの二次創作で同人しておりました(爆)。昔は、それなりに漫画も読んでたしゲームもやってたのです(爆爆)。しかし、ある時から「オリジナルありき」の二次創作に限界を感じ、「自分で作ったほうが、いくらでも思うように出来る」とシフトし、一次のほうが楽しくなってしまって突っ走ったまま現在に至る形です(おおいに自爆)。
 
で。
ひんしゅく覚悟で明かすんですけど、私は当時のRPGの中ではFF5が好きで、中でもファリスが大好きで(爆)、はからずも紅一点の逆パターンとなる男主人公・バッツといい仲にならないかなぁ、と結構思っていたのです(爆爆)。でも、ゲーム本編のほうでは、そこまでの描写は無かったので、「うーん…なら、いっそ自作の中で彼らに似たキャラを登場させて、思いきり恋愛ドラマさせてみようか…」と、なったわけです(爆爆爆)
 
ゆえに、バッツが「風の戦士」であったように早矢は風の霊性を宿し、父より先に母を亡くし、父に様々なことを教わりながら成長するのです。ただ…描いているうちに、どんどん優柔不断な部分が大きくなっていき、緊張感がないというかフワフワした感じのサブヒーローになっていったなあ、、というのは筆者自身も感じていて(墓穴)。
 
一方で、「女性であることを隠し、男として一行の前に現れる」、「父を死に追いやった者を討ち、かたきを取りたいと思っている」、そして「女性の装いで着飾って現れると、行動を共にしてきて慣れているはずの彼も驚いて照れてしまうほど美女」というところを取り込んだのが、十郎であり瑞樹である、と。で、FF5で言えばファリスは「火の戦士」ですが、『扶桑奇伝』では火の霊性を別キャラに振り分けたかったのと(火の霊性をもつ同志は茜ですね)、強いだけではない繊細さ・不安定さ・脆さを出すために、彼女は音の霊性としました。
 
見た目的なキャラデザインにも、その辺モデルのイメージを多少取り入れた箇所はあります。ただ、物語が進むにつれ、もはや筆者の気分的なもので皆お着替えしていくこととなり(ゲームの「クラスチェンジ」みたいな思想:自爆)、彼らの場合も、当初の和FTというには微妙な無国籍ファッション(自分で言った!:爆)から、いくつかの変遷を辿る次第です。
物語前半は、ヘッダー画像のような「無国籍ファッション」で。
物語中盤は、こんな感じ↓

中盤は、瑞樹が巫女の袴姿で、早矢は直垂〈ひたたれ〉姿。

そして物語終盤に近付くと、オフライン出版時の表紙絵のように、瑞樹が神職装束、早矢が山伏同様の鈴懸などを身に着けた格好となります。
早矢に関しては、何がどうしてこの格好になったのかの説明が本編本文中で語られますが、瑞樹とかは特に説明もなく変わってる(苦笑)
にしても、その出で立ちで恋人同士ってのは絵的にどうなんやろな…と思わなくもない(墓穴)

オフライン出版『扶桑奇伝』表紙絵、再掲

あまりにも何の説明もないまま変わるので、こんな漫画を描いていたり…(汗)
そういや、兵衛・三位が直垂から裃・袴になるのも、多分ここらへん(『梓弓あずさゆみ』『三宝』章)から・・・←筆者も割とアバウト(墓穴)

メンバーお着替えの真相(嘘) お子様ヒーロー賢木がハナタレ小僧に…嗚呼;

助け・助けられしながら、当初からお互いの印象も悪くなく、だいぶ早い段階で相思相愛であることが判明する二人、なのだけど。
後半、とある一件で大喧嘩。
大喧嘩というか…確かに早矢の行動に幾分軽率な点はあったのだけれども、それにしても瑞樹が「我慢ならない」と猛烈に怒って絶縁状を叩きつけたような図式で。
旅の仲間うちでラブラブの恋人同士が居ると、他の面々は気を遣うのだろうが、大喧嘩されてもやっぱり気を遣うことになるのだなと…(困)
ともあれ、彼女には多分「何をどうしたところで、彼の気持ちが私から離れることは無い。そのうち詫びを入れてくるに違いない」くらいの自信があったのだろうが、そもそも彼は気ままな風の霊性の持主。自身の責務を果たすための行動には邪魔になると、彼女にだいぶ塩な態度をとる(爆)。これがショックで、瑞樹はそれこそ「塩ふった青菜」のようになって反省し、

「帰ってきたなら、今日のうちに謝らなきゃって思ったから…」
「お前が俺に何を謝るっていうんだ?俺がお前に『謝れ』って言われるなら分かる気もするけど」
「違う。私が悪かったの…。ごめんね、言い過ぎたよ。だからもう…」
「ん?」
「一人にしないで。私のこと、突き放したりしないで。お願いだから…」
 早矢は、先程の彬良あきら大神官の言葉を思い出す。
「彼女が持つのは『音』の性…一見華麗で賑やかでありながら、おのが身一つでは心細くてならない、実に寂しがりな霊性なのだそうだ。正にその通りだと思えるね」
 なぜ彼女が自分を必要とし、離れて行かれることを不安に思うのかは、正直のところ理解に苦しむ。他の誰かでは駄目なのだろうか、と思わないでもない。ただ、その強い意思を持って突き進む姿ばかりが印象的な彼女にもこんなに脆いところがあり、それを自分には時折見せてくれる――それが早矢には嬉しかった。
「分かったよ。それじゃ…停戦じゃなくて、終戦になるのかな」
 うなずいて瑞樹は彼の手を取り、軽く指を絡めて身体をそっと寄せた。
「約束だよ?」
「うん。…戻ろうか」
 二人、肩を並べて西の対屋たいのやへと歩く。息苦しさは、もう無い。

(『扶桑奇伝』「梓弓」章 より)

当初の計画からはズレてしまった部分もあるというか、途中から原型留めてないかもな状態になってただろうけれども(何気に自爆)、二人がそれなりに丸く収まったから良いのかな、と(苦笑)。

その3:『扶桑奇伝』と『Secret Base』

過去記事「拙作語り⑫~Secret Base」にも書いているのですが、『Secret Base』のメインキャラと『扶桑奇伝』のメインキャラにはキャラ造形の相互関係みたいなものがあり(汗)
 扶桑奇伝  Secret Base
  早矢  → 五十嵐飛鳥いがらし あすか(ハッブル)
  瑞樹  → 神足魅羽こうたり みう(ノーベル)
という図式が成り立ちます(爆)。
こちらでの二人の出会いは、高校一年の春、クラスの同級生として。
華やかで活発な魅羽と、真面目で地味な飛鳥。
それは向日葵と月見草のような関係(その喩え、どこかで…:自爆)。
高校三年間、そして大学入学当初までの軌跡を、飛鳥視点で語ると・・・

 彼女との出会いは、高校入学時。地味な自分とは対照的な、派手で人目を惹く華やかなクラスメート。接点など、どう考えても無いはずだった。俺も、違う世界の住人みたいに見ていたし、関わろうとする気も起きなかった。
 それが、偶然が重なった形で激変した。たまたま理科準備室に行ったときに見かけた天体望遠鏡が気になって、準備室に居た安西先生に話してみた。すると先生が「私が週番でここに遅くまで残る日になら」と提案してくれ、高校の上層部の許可も出て、実際に自分で本物の天体望遠鏡を使って星空を観察できることになった。
 考えてみれば、俺のこの天文好きは両親から受け継いだものとしか言いようがない。小さい頃からそういう図鑑や本が身近にあったし、後になって知ったことだが、揃ってアウトドア派な二人は若かりし頃にはよく山や海などに出掛けては街の明かりに邪魔されない満天の星空を楽しみ、プラネタリウムにもたびたび行っていたらしい。
「こんな風に星がたくさん見えるところに、俺たちの家を建てよう」
 それが父から母へのプロポーズの言葉だったそうだ。
(話は戻って)待ちに待った安西先生の週番の日。近くのパン屋へ買物に一旦出て再び学校へと戻る途中、たまたま通りかかった彼女から声をかけてきたのだった。元々何でも首を突っ込みたがる、好奇心が服を着て歩いているような彼女だけに、勝手に急遽参加を決め、「また来るからヨロシク」と言い残して去っていった。全てはこの一件から始まった。
 その後も彼女は安西先生の週番の日、俺が天体望遠鏡を屋上に持ち出していると頼まれもしないのに現れて、余計なことを一言二言ではきかず口にしながら一緒になって天文学者を気取ってみては笑っていた。
 他のクラスメートたちはそれが不思議に見えたらしく、
「五十嵐。なんでお前がさー、神足とああも仲良くなったの?タイプ正反対って感じだけど」
などと時折訊かれることもあった。
 クラスの女子が彼女に、
「ねえ、魅羽。あんた、やっぱちょっと変わってるよねー。五十嵐さ、確かに悪くないと思うよ?落ち着きない男子からみればオトナだし、背も高いし、このクラスうちでも優秀だし…でも、なんか違うんだよなー」
とか話していたのを耳にしたこともしばしばだ。
 それでも俺たちのつかず離れずの奇妙な関係は続いた。
   * * *
 放課後の理科室に集まる人口が年を追うごとに増え、三年の春にその面子でクラブとして活動を始めることになってしまった。世の中、何が起きるか本当に分からない。ただ、受験を控えて気ぜわしい中でも、定年退職された安西先生の後を受けて俺たちの面倒を見てくれた岸浪先生や楽しい後輩たちのお蔭で、非常に有意義で思い出深い時間を過ごすことが出来たのはありがたく思えた。
 一方。時が流れ、入試という言葉が現実味を帯びてくるにつれ、自身の進路について真剣に悩むようになった。
 もちろん、天文学は大好きだ。けれども、これが直結する職種とその需要は限られる。俺と共に、一家の大黒柱(稼ぎ頭)である父親も年をとる。俺が遅くに生まれた一人息子である以上、父の定年も同級生うちでは間近に迫っているという目をそらせない現実があった。終身雇用という言葉が過去のものとなっている昨今だから尚のことだ。趣味の延長でいつまでも勉強している訳にはいかない。
「仕事として向き合えば、始終楽しんではいられない。一番好きなことは趣味として楽しめるよう取っておいて、二番目に好きなことを仕事にするのがいい」
 そんな意見を新聞か何かの片隅で見たような気がしたのを思い出し、図面から実体が…平面が立体になって目の前に現れることに感激した土木・建築の分野に進もうと(二次元から三次元になるなら機械でも工芸でもいいんじゃないか、という意見もあるだろうが)、ようやく決心がついた頃にはもう秋が過ぎ冬を迎えていた。
 土木・建築学科なら、いろんな大学にあって選択肢は多い。どこの学校を目指すか考えたとき、頭をかすめたのは両親のことだった。いい加減年なのか、二人ともこまめに体調を崩すようになっていた。
 傍に居たほうがいい……
 当然のように、近くの総合大学に出願することにした。センター試験で運よく予想以上の成績がとれ(ただしあくまで自己採点なので、マークミスなどあればひとたまりもない)、「もっと上の大学、出してみたら」などと提案してくる先生も居たが、事情も事情なので、そのまま第一志望に願書を出した。
 親でさえ何も言わなかった、やっとたどりついた自分なりの結論に、あいつは何の前置きもなく切り込んできた。
「そこまで安全圏の学校受ける理由って何なの?そんなに浪人すんのが嫌なワケ?それとも何?地域愛ってやつ?」
 親もまだ若くて丈夫で、市内に親戚も居て、離れたところに住んでいるとはいえ兄も居て。そんな彼女のこの物言いに、正直腹が立った。しかし、むかついたのはそれだけが理由ではなかった。
 自分の家庭の内情が、一連の決断の裏にある。けれども、実は他にもう一つ…俺自身の小さな願いがあった。
『出来ることなら、この先あと四年間くらい、あいつを見ていたい』
 彼女は年が改まる前に推薦入試で進学先を確定させていた。学部は違うが、同じ高校の卒業生だし、同じ大学に通っていれば何らかの形で・どこかで出会い関わることもあるだろう…そんな希望的観測も、あったのだ。
『メシに直結しそうにないからと、夢を早々に諦めるのか…打算的なヤツめ』
 言葉にしなくとも、彼女の心中は分かりすぎるほどだった。本当に、目は口ほどにものを言う。
 どちらにしても彼女に納得のいく説明など出来そうになく、投げやりに一言返した。
「たぶん、お前には分からないだろうから…いいや」
 怒り出すかとも思ったが、彼女は寂しげに視線を落とし、俺から目をそらした。そして、何も言わずに立ち去っていってしまった。
 以降、会話もないまま自由登校期間に入る。クラブの連絡網で携帯番号もメアドも知っているはずなのに、お互い沈黙を通していた。ただ、バレンタインデーの翌週に、「応援メッセ」という件名で、
「頑張れ、負けるな。忘れないで、あたしが付いてるから!」
という一文だけのメールが届いたくらいだった。
 卒業した後はますます疎遠になり、制服の件さえ無ければ会うことも話すこともなかったと思う。
 後輩へのお返しを買いに立ち寄ったショッピングセンターの催事場で彼女にもクッキーを一箱買い、ホワイトデーにかこつけて制服と一緒に渡した。
(※筆者註:魅羽は飛鳥に「男子の制服、一度着てみたかったんだよぉ。貸してくんない?」と頼んでいた。そして後日、借りた制服を着て卒業後間もない母校に出没するのである。苦笑)
第一志望に前期日程で合格して同じ大学に通うことが決まったとはいえ、今までのようにはいかない。この三年間のけじめの意味を込めたのかもしれない。
 しかし、今まで傍に居るのが当たり前だったのが急にそうでなくなって戸惑っているのか、彼女の態度が変わったように感じた。でも、それがどういう理由によるのか分からず、俺も一緒になってためらうばかりだった。
 同じクラスで三年間。非公認の頃から合わせ、サイエンスクラブ部員としても三年間。一緒に過ごした時間はあれど、相変わらず太陽と月のような、向日葵と月見草のような彼女と俺だ。この気持ちは一方的なものだと信じきっていた。
   * * *
 名実共に高校生を終えた翌日の4月1日、制服を返してもらったときにもその思いは変わることがなく、突き放すような言い方をしたなと自分でも感じている。けれども、それが引き金となったらしく、彼女のほうから予想外の提案をされた。
「じゃ、付き合っちゃえばいいんじゃない?これから」
 嬉しくなかったはずは無いが、ちょっと待てよと踏みとどまった。
 今日は何の日だ?エイプリルフールじゃないか。こいつのことだから、俺をからかうつもりなんだな?
 でも、よく出来た冗談だ。嘘も方便という言葉通り、冷たい真実に傷つき、優しい嘘に救われるのは珍しい話じゃない。
「うん」
 俺は笑顔でうなずいて返し、彼女と別れた。
   * * *
 大学の入学式を終え、帰ろうとしたとき携帯が鳴った。彼女に指定された待ち合わせ場所・中央図書館前に行ってみると、いつになく華やかな笑みを浮かべた彼女が駆け寄ってきて腕を絡め、俺の肩に頬を寄せた。
「いよいよ、新たなスタートだよね。あたしたち」
 近くを通り過ぎる学生や父兄たちが、「あ、『ばかっぷる』だ」という視線を投げては去っていく。
「あれ冗談じゃなかったの?エイプリルフールの」
 正直な思いを口に出すと、
「冗談!?酷いな、あれは本気!失礼も甚だしいよ、お前」
 彼女はムッとしたように言い、俺を叩く仕草をした。
   * * *
 これまでの経緯いきさつを振り返るたび、合縁奇縁という言葉すら浮かんでくる、俺と彼女との出会いから今までの物語。
 両親と彼女を引き合わせたことにより、第三章が幕を開けたのかもしれない。

(『Secret Base』Apr-2008 =campus= …monologue by Asuka… より)

***

『扶桑奇伝』とは違ったカラーで、しかし、やはり衝突したり仲直りしたりがあるんだな、ってな青春グラフィティ的に描けたかなぁ…と思います。。

他キャラにも造形の相互関係があり、『扶桑奇伝』での性格・言動の傾向や立ち位置が『Secret Base』に反映されているのですが。
本人の気が向いたら、続きも自己満足に語ることがあるかもしれません(自爆)

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