好きなバッドエンド紹介(2024年最新版)


こんばんは!

今回の記事では私の好きなバドエンを紹介します!
最後はバドエン厨の私が思うバドエンの良さも書くのでお暇な時にでも読んでいただけると嬉しいです!
ネタバレも含みますのでご注意ください🙌
目次もつけるので、読みたい所だけ読むこともできます☺️

それでは早速紹介していきます!



『薄桜鬼』沖田総司

彼こそが私の性癖を捻じ曲げた張本人です。ちなみにここで指す沖田さん√は無印の方です。
初めてプレイした乙女ゲームが薄桜鬼で、システムも何もわからず、とりあえず沖田さんの√を進めていた所、好感度が足りずバッドエンドになってしまいました。
乙女ゲーム=恋愛=ハッピー!なんて能天気に考えていた私に衝撃を与えたエンド。
故に完全に彼のせいで性癖がおかしくなりました。
沖田√は終始切なさが漂っていますが、まさか千鶴ちゃんを遺して沖田さんが亡くなってしまうなんて……と呆然とした記憶があります。「僕を許して。君を一人にしてしまう」って言われた時の「いや、え???????」となったあの日、あの時……。
新選組と離れて、土方さんと離れて、近藤さんと離れて、今度は千鶴ちゃんとも離れるの!?そんなひどいことある!?とまだバドエンに対して耐性のなかった私の感情の波はジェットコースター状態でした。
あの目が虚ろな沖田さんのスチルもダメでしたね……。
沖田さんの√から私のバドエン人生は始まりました(?)




『Collar×Malice』岡崎契

岡崎契のバドエン美しすぎません……?いやもちろん苦しいけど美しくない?
個人的に芸術点高いと思っています。
死にたがりの岡崎が生きる希望を見いだした末に市香ちゃんが死んでしまうというあのエンドがとても好きです。そして、市香ちゃんが好きだからこそ、市香ちゃんが大切だからこそ、あんなに死にたかったのに死ねない岡崎の姿が苦しい一方で、美しかったです。
最初の方の、市香ちゃんのことを好きじゃなかった頃の岡崎を知っているからこそ、市香ちゃんのことを想って泣く岡崎があまりにも好きでした。私、ヒロインのことを想って苦しむ攻略キャラの姿を見るの好きなんですよね(問題発言)
なんか好きですしか言っていないな。
カラマリは結構前にプレイしたので、またプレイしたい作品です。多分また岡崎√に苦しめられます。
そして、ここに詳細は書かないですが、バドエンアフターを描いた冊子を読んでますますこのエンドが好きになりました。岡崎√だけでなくて、他のアフターも最高なので……白石√とか……。その冊子の書き下ろしの岡崎も苦しい……好きです……。ぜひとも冊子も読んで欲しい気持ちです。



『華アワセ 蛟編』いろは

いろはは、本編とか他の√でもみことちゃんにクソデカ感情をお持ちなのは、よーくわかってすでに好きだったんですけど、ご自身の√での不器用な愛があまりにも愛おしいです。
「……君だけが持っているツキの力で、もう一度会おう」という言葉を遺して逝ってしまったいろはの姿があまりにも切ないです。いろはの部屋からみことちゃんからもらったりんごチップスが見つかったというのも愛すぎるし、「きっと大切に、毎日少しずつ食べていたんじゃないか」という言葉に天を仰ぎました。あの甘い物好きのいろはが、大切に大切に少しずつ食べていたりんごチップスに愛を感じる……。最後まで愛の言葉は言わなくても、言動の端々に感じるみことちゃんへの愛に泣きました。本当に幸せになってほしい。
いろは編はまだプレイできていないので、これは想像の域を出ないんですけど、いろは本人は、自身が選ばれた時嬉しいという気持ちとどうして自身を選んだのかという複雑な気持ちで揺れていたんじゃないかと思うんです。
それが「もっとも選んではいけない運命だった」という言葉に現れているんじゃないかと……。なのに最期に「もう一度会おう」って言葉でみことちゃんを縛るなんて業が深すぎる……。皆華アワセやってください……。



『AMNESIA』イッキ

イッキのバドエンはどれも芸術点高くて好きなんですけど、私は特に「やるじゃない、神さまエンドが好きでしたね……。
お互いの想いがすれ違って、結局最悪の結末を迎えてしまう。死ぬことはなくても切なくて、この後どうするんだよ~!となるエンドでした。
「……どうして……どうして言ってくれなかったんだ。僕を頼ってくれなかったんだ……!」と言われた瞬間、違うのよ~主人公ちゃんも頑張ってたの!となりました。オリオンが慰めてくれたのがせめてもの救い……。
それより何より、イッキの「帰れよ」の後の一連の言葉が全てグサグサ刺さってとても好きでした。彼は彼で心にもないことを言って主人公ちゃんを傷つけて、きっと優しい彼のことだから、この後絶望するんだろうなとか考えたら、泣きたくなるぐらい好きでした……。やっぱり主人公のことを想って苦しむ姿が好きなんですよ……。
「死にたいくらいのダメージ」も比喩とは思えないぐらい、そのくらい主人公ちゃんのことが好きだったんだろうなということが伝わって、少しのかけ違いがこんなことを引き起こすなんて、切なくてとても好きなエンドです。
お互い事情があったとはいえ、これはオリオンも辛いよなと思いました。罪悪感とかで……。イッキのバドエンは他にも素晴らしいエンドがたくさんあるので、全てひっくるめて大好きです。



『ピオフィオーレの晩鐘-Episodio1926-』ダンテ・ファルツォーネ

今のところ1、2を争うぐらい好きなバドエンです。ダンテのバドエンはRicordoの方も好きなんですけど、1926はその何倍も良かったです。ここまで好きなバドエンある?というレベルで好き。
正直、ダンテの方が先に亡くなってしまうのではないかと心配していた(?)のですが、ギルがリリィを撃ってくれたおかげで(?)とても素晴らしい悲痛なダンテの姿&慟哭を見ることができて幸せでした。スチルも本当に美しかったです!
ダンテは普段割と奥手な方なので、リリィへの想いを聞けて個人的にはハッピーでした!!!(ダンテ推しです、大好きです、色々すみません)
キリスト教信者であるがゆえに自死を選ぶこともできず、このまま終わるのかと思いきや、アンリが登場して全てを終わらせてくれるの神ですか?1から10まで素晴らしかったです。色々心配していた私が愚かでした。
(リリィのことを想うなら、俺は最初から彼女に近づくべきじゃなかった)と思いながら、「最期にまだ、傍に、いたくて」なダンテに、ダンテだなぁと尊さを噛みしめました。Ricordoのバドエンもこんな感じですよね???
リリィに対するニコラの想い方と対比になっているのも好きです。ダンテの愛は自分がリリィと一緒になれなかったとしても、彼女が幸せならそれでいいという引きの愛が見えて、なんか奥ゆかしいですよね……(?)
でもそれすらも叶わず彼女はいなくなり、その後に全てを後悔するダンテの姿が切なくて好きです。
なんかそれゆえに、ダンテのみが亡くなったとしてもリリィは生きていて未来があるので、彼はそれで良かったと思いそうなんですよね。という私の解釈があるからだと思うのですが、リリィが亡くなってしまうのはダンテにとって究極のバドエンだと思うんですよ。
だからこそ好きです。Ricordoのバドエンはまだ救いがありそうだけど、1926は本気で救いを潰しにいっている部分を愛しています……。



『終遠のヴィルシュ-ErroR:salvation-』イヴ

イヴもどちらのエンドも好きですが、特に絶望エンドⅠの「紅きリコリス」エンドが私の心臓にクリティカルヒットしました。まあこれまでの私の好きなバドエン傾向から見たらなんとなく察せられてそうですが。
今でも何回も見返すくらい好きです。
多くのものを失い、たった一人愛した大切なセレスまでもいなくなったことを知った時のあのイヴの慟哭……最高でしたね。あまりにも絶望エンド。そして当たり前ですが、私はこういうのが見たかったんですよ。イヴの愛が感じられるので……本当にありがとうございます。
しかも現場が(現場?)リコリスの花畑であるのもあまりにも芸術点高い。
セレス自身もイヴを殺さないための選択だったというところに、彼女の愛を感じると同時に、「『……あなたの手を取れなくて、ごめんなさい』」、「『でも……本当は、この手をあなたと繋ぎたかった』」という、イヴと出会うまで何かを望むことがほとんどなかったであろうセレスの願いが本当に良かったです。
そうは言ってもイヴを殺さないためにセレスは死を選んだのに、セレスが死んだことによってイヴも死を選ぶというこの絶望感、たまらないですね。いやでもそりゃあイヴは死を選びますよ、これは。【一番】を失った彼の姿が本当に切なくて、苦しくて、とても好きです。
ここまでこの後どうなるのか気になったバドエンないかもしれません。一応FDにあるらしいんですけど、どういう風に描かれるのか、とてもとても楽しみです……。



『天獄ストラグル-strayside-』東洲斎写楽

獄ストはそもそも、天エンドの後に転生アフターがあるの、本当に最高です。転生大好き人間なので、全ての√がご褒美でした。
その中でも写楽の天エンド及び転生アフターは美しい上に大歓喜でしたね。そもそも朝ちゃんとの戦いの末に二人とも魂の限界を迎えて、最期に写楽が「あんたはろくでもない男にちょっと騙されただけだ。本気になんて……するなよ」、「だが……あんたの小指はこの俺のものだ」という言葉に、写楽の天邪鬼な所と、それでも凜ちゃんへの愛がだだ漏れな所があまりにも好き。写楽らしいなと思いました。そしてスチルの差分も最高でしたね。とても美しかった。
からのエクストラ見ました!?お互いに記憶はないながらも、惹かれ合っている感じがこの先の幸せな未来を感じさせられて、あまりにも良い。「一目で分かった、俺は絶対に君と逢ってる。そしてきっと、おかしくなるくらい惚れ抜いてた」って転生してずいぶん素直になりましたねお兄さん?凜ちゃんが高校生かつ、恐らく遠距離になるんで、どうやって現代で愛を育んでいくのか、ぜひともエクストラのエクストラをFDでやってほしい。お願いします。
あとエクストラの写楽の服が、満点花丸だったんですよね。とてもおしゃれで可愛かった。現代の写凜見せて下さい……(切実)。



番外編『ピオフィオーレの晩鐘-Episodio1926-』

これは攻略キャラのバドエンということではないんですけど、どうしても言いたいことのあるキャラがいて、番外編という形で語ります。
キャラ名書いたら知らない人にとってはネタバレになりそうだなと思ったので、ここでキャラ名出します!

それはテオです!
テオよテオ!皆さんテオ見ました!?彼とても最高じゃないですか!?
別作品の微ネタバレになるので作品名は伏せますが、別の乙女ゲームで私が昔から狂い散らかしているキャラがいるのですが、まさにそのキャラの遺伝子を引き継いでいるようなキャラ……それがテオ……そしてあまりにも天才秒描写がありました……。
二コラ√のテオも素晴らしかったですが、個人的にはダンテ√のテオがとても好きで、彼と対峙したシーンではぼろ泣きし、さらに限定版小冊子でまたぼろ泣きしました。
リリィへの愛と憎、どちらも彼の中にあってそれが私は好きなんですよ。愛も憎しみもどちらもかなり強い感情だと思っているのでそれをどちらもぶつけられるとか最高じゃないですか?
彼や彼の家族の人生はリリィのせいで狂ったのかもしれないけど、ある意味リリィのおかげで助かった部分もあって、愛しさと憎しみと複雑な感情がないまぜになっている彼の姿があまりにも切なくて。
テオが飛び降りた後の(リリィ。……俺は君のことが大嫌いだ)、(今は離れ離れだけど……。いつか会いたいな。仲良くしたい)、(……かわいい、俺の妹。……俺の、家族)からの最期の一言でもうだめでした。そして、小冊子読むと、彼の中に秘められたリリィへの愛がますます伝わって、テオリリ最高だなと思いました。兄妹として仲良く過ごせたらどれだけ良かったか、でももうそれは叶わない、儚い夢なんですよね。切ない、好きです。



まとめ

ここまで読んで下さってありがとうございました。
乙女ゲームには多種多様なバドエンがあって、毎度楽しませてもらっています!
個人的になぜバドエンが好きかというと、離れ離れになった・もしくはなりそうという時にも相手を想うという姿に愛を感じるからなんですよね。
だからこそ、どちらかというと攻略キャラが遺されたり後追いしたりするエンドが好きなんだと思います。そもそもヒロイン至上主義なので、ヒロインを置いて逝って泣かすんじゃないわよと思うからというのもありますが。

皆さんの好きなバドエンはありますか?
良いバドエンがあれば教えてください!
未プレイの作品もあるかもしれないので、ネタバレなしで教えて頂けると嬉しいです!







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