記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

『囚われのパルマ』感想


☆あらすじ


ハルト:絶海の孤島に連れてこられたプレイヤーは、ある事件を起こしたとして収容された記憶喪失の青年・ハルトと出会う。彼の記憶を取り戻すことを条件に、島から出ることを約束されたプレイヤーだったが、失われた記憶を探っていく内に彼の持つ不思議な力を知ることになる。「どうして…君の心は、見えないんだろう」ふたりが出会ったことで止まった時間が動き出すー
アオイ:ある雨の日、あなたは事故に遭いそうになっていた青年・アオイを助けようと道路に飛び出した。しかし、そのことであなたは身に覚えのない事件の容疑をかけられてしまう。絶海の孤島にある収容施設に連れて来られたあなたの元に容疑を晴らしてくれるという男が現れる。その男が言うには、ある行方不明の女性がいて彼女の居場所のヒントをアオイから聞き出して欲しいという。けれど、当のアオイは先日の事故がきっかけでその女性に関する記憶を思い出せずにいた。疑いを晴らすため、やむなくあなたはアオイの恋人として接することになるが…。「俺、お前のこと、なんて呼んでた?」

☆スタッフ


・ディレクター: 白鳥有葵さん
・イラスト: 実田千聖さん
・サウンド: 北川保昌さん

☆MUSIC


・メインテーマ:別世界

☆攻略対象と感想

・ハルト (CV.梅原裕一郎さん)


ある事件をきっかけに監禁されている記憶喪失の青年。物静かで、あまり感情を表に出さず、無口で無愛想。彼が人との関わりを拒むのには、なにか理由があるようだ。
相談員ちゃんの名前、ハシモトサクラちゃんでやりました!どんどん謎が明かされていく感じとかが面白かったー!サスペンス風味で。最初フードかぶってたのに「話をする時は顔を見ろって君が言うから、そうしたんだけど」って意外と素直な所があったりして可愛いかった。途中でボイスがないとはいえ、名前呼び捨てなの好きだったな。人の気持ちが見えるっていう特殊能力があることもわかったりして、そういう星新一のSFみたいな所も好きでした20年前の事件とかベアトリーチェとか色々ありつつ、面談を重なるなかで「君を、ただの相談員として見れなくなった」とかときめきポイントがあったり…。CERO Bだから甘々とまではいかないんだけど、終ヴの後だから丁度良かった…。記憶を取り戻すなかで突然の「行くな…っ!」がすごく好きでした!ハルトの両親はシーハイブの研究員で、交通事故(?)で亡くなってしまったっていうのがわかったり、しかも相談員ちゃんが手からすり抜ける夢を見て「ガラスの向こうの君は本当に実在しているのかな…」って不安になるのが…ノーマークだっただけにときめいてしまった。ハルトが研究を中止させるために会社の機密情報を持ち出したり、シーハイブ製薬の研究者っていうのがわかってきた辺りからすごく楽しくなってきた。エピソード5の「…限られた時間の中で、一秒でも長く大切な人の笑顔を見ていたい。「色々あったけれど、君といられて幸せな人生だった。…そう最期の時に、そばにいる大切な人に言えるように」って言葉がすごく好きだった…。しかも!エピソード6でハルトと相談員ちゃんが実は会っていたって事が明らかになって私は歓喜した。相談員ちゃんが木から落ちた時助けられなかった事がずっと引っかかっていたから相談員ちゃんの気持ちが見えなかったんだね…。しかも思っていたよりハルトが関わっていた事件が薬を使った洗脳実験ってわかって闇が深かった…。せっかくお互いの気持ちが一緒かも?ってなった時、ハルトが証言をする代わりに戸籍を抹消して事件の記憶を消すことになってさ…。なんでよーってなった。結局記憶を失くす道を選びつつも、2年後に再会した時、2人の思い出のアネモネを咲かせていたり、「この黄色い花が咲く場所でまた会おう」っていう言葉がプレイバックして…泣いた。エンド1好きだった。エンド2も記憶は失いながらもなんなら結婚したし、エンド3はなぜか記憶を失うことなく、2人で海外に行って研究をするってエンドも好きだった…。

・アオイ (CV.内田雄馬さん)


雨の日に事故に遭い、恋人の記憶を失った青年。女性慣れしており、明るく初対面の人とも気さくに接することができる。でも、どこか一線を引いているような…。
推し予感はしていたけど案の定推しでしたね…。チアキもちょっとだけやったから思ったんだけど、アオイ√は幕間みたいな感じでストーリーとしては結構ライトだったけど好きでしたね…。相談員ちゃんの名前はモリカワナツキちゃんでやりました~。違法薬物取引の容疑者って所から始まってプロローグから「…もし、アンタが…」「付き合ってた?俺達」であ、もう推しだってなりました。恋人だって勘違いしているっていうのもあったけど、自分とお揃いのピアスをプレゼントしたり、グリーンフラッシュを一緒に見に行こうと言ったり、今部とキスしているって勘違いするところめちゃくちゃときめきました…。ここからの「…お前のことなんで、まだ少しも思い出せてないのに」、「勝手なこと言うなッ…!」は最高でした…。てるてる坊主の巻き方で、相談員ちゃんが偽の恋人だってわかった時の面談で「お前のこと、好きだったよ」って言われたのが切ないけど好きでした…の!くせに!相談員ちゃんがピアスつけていないのに気づいて「…?…あれ、してないのか」って言ってくる男~!!ズルいよ~!チャプター4でアオイが結構記憶を思い出して、事故に遭うまで付き合っていた女優と別れ話をしていたってわかった辺りから「あー!こういうの好きかもー!!」ってなった。それから雑誌で熱愛報道の記事を見つけて相談員ちゃんがそれについて聞いた時に「あれ?俺がだらしない男だとわかって幻滅しちゃった感じ?」の言い方がもうなんか全てを諦めました…っていうような言い方なのが!好き!…のくせに!「…お前もそのうち去っていくんだろうな。少しだけ、寂しいな」って本当なに!?自分でつき放したくせにそうやってすがるような素振りも見せてて…好き…ってなったキレたけど。さらにさ、「俺、相手が自分のこと好きだって思えないと好きになれないんだ」からの「…俺を好きになってくれよ」はわがまま坊っちゃんすぎて~!好き~! ずるい!ってなりました。愛を求める男…好き…。とは言いつつも相員ちゃんもアオイのオススメの店に行きたいっていう話になった時、(でも、そのお店って…彼女や他の女の人とも…)って嫉妬してて、可愛いくてにこにこしてしまった。アオイの√、とにかく相談員ちゃんが可愛いくて女神でしたね…。びっくりするほどいい子だった…。チャプター6の「…今度は、俺も愛せるかな」は拝み対象だし、「そろそろお前のこと、本気で好きになってもいいよな?」って爆弾落としてくるの…なに…。結局最後は「俺のことは待たなくていい」とか言う…!相談員ちゃんは!!健気なので!!待ちます!!留学する時も呼び出し急だしさ、この男…自分勝手だけどそういうのが…そういうところが…好き!!エンド3の時に至っては「お前は断らないよ、絶対」とか言ってきて、お前なんなの…でもそういう開き直って強気なところが好き…ってなりました!

☆総評


パルマ気になるな~って思いつつずっと温めていたんだけど、やってみるとすごく面白かった!結構サクサクだし、面談とかシステム面が今までやった事ない感じで新鮮だった。一つ難点を挙げるなら、私が見た攻略がそうだったってだけで本当はもっと楽に行けたのかもしれないけど、周回めちゃくちゃ大変だった…。エンドだけが違うってだけだから途中モチベ下がってしまった…。まあそれは自分が悪いところもあるし、ストーリーとかキャラクター、BGMが良かったし、特にハルトについてはストーリーが進む内に事件の真相がわかっていって面白かった。アオイ√はハルトに比べればライトだったけど、まず恋人のふりをするっていう設定が好きすぎて…。アオイが本当に好きな男すぎて、萌えたぎりました。リフレインは事件色強そうだから、そっちも楽しみー!


☆攻略順


ハルト→アオイ

☆CERO


C(15才以上対象)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?