看護研究のテーマ
看護師をしていると、誰もが通る道、看護研究。
看護研究は、嫌いな人は嫌いですよね。好きな人もいますが少数派ですね。
看護教育には看護研究に関する講義も含まれますがあ、しっかりとした研究技法を学ぶカリキュラムになってないのが原因してか、中堅看護師が「なんか今年、看護研究やらなあかんくなった!」と苦しみます。私は研究論文を何本も出していたので、そんな風に苦しんだ看護師が助けを求めに来るのが大体この頃、毎年の恒例でした。
テーマが思いつかないというのが一つの障壁になっているように思います。もちろん、研究の手順や分析手法で困って私のところに来る人も多かったのですが、やはりテーマはどうしよう......。って多くの人が困るんですね。
看護研究テーマの発想法は2通りあり、1つは看護研究のパターンを知ることです。星の数ほどある看護研究も、よくよくみれば5~6種類に分けられます。そのパターンを知ってしまえば、どういう風に考えればテーマが出来るか分かります。
もうひとつの発想方法は、こちらの方が本当は王道なんですが、既存の研究を活用する方法なんですね。修士論文や博士論文などはこっちの発想法でテーマを決める必要があります。これはやや難しいのが難点ですが、論理的にテーマを見つけられるという点ですぐれています。
本日『看護研究のテーマが決まる本』が当文庫から販売開始になりました。研究テーマで困っている方は一度試し読みをしてみて下さい。
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