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【クラシック替え歌】組合ひとり旅

いつかいっしょに 聴けたらいいと
すがる涙の いじらしさ
その場しのぎの なぐさめ云って
組合ひとり旅
うしろ髪ひく 家内の声を
背(せな)でたちきる 道しるべ
生きていたなら いつかは聴ける
夢でも聴けるだろう

時の流れに 逆らいながら
ひとりゆくオタ 胸のうち
俺はヴァントと つぶやきながら
組合ひとり旅
月の支払い 少しは待ってて
チェリと解釈 ちがうけど
高くなるほど 欲しさがつのる
借金積もるだけ

たとえどんなに 再発しても
たとえどんなに 初出がほしくても
お前が俺には 最後の巨匠
俺にはお前が 最後の巨匠
たとえどんなに 厳しく指揮しても
お前が俺には 最後の巨匠
ウィーン・フィルには 嫌われてても
お前が俺には 最後の巨匠

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