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Drum and Bass DJの個人的なメモ

English version is here.

VRでDJぽいことをしています。一瞬だけ音楽教室のDJ講座を受けましたが、体系的な訓練は受けていません。メインはDrum and Bassで、PsyTranceもちょっとだけ掘り下げています。

直近のMix

以下は個人的なメモです! 過去の知見をもとにまとめていますが、ちゃんとしていないので、ご参考になさらないでくださいね。

曲集め

トレンドの把握

  • アーチストさん、レーベルのInstagram … フォロー先はここを参考に!

  • フレンドさんの音楽シェア(DJ系コミュニティのDiscordサーバーを巡回)

  • ラジオ番組「D&B SHOW-Localize!!」日本のクラブシーンの情報がある

  • YouTubeでフォローしているDnB関連チャネルの通知

    • UKF … 新譜リリースをチェックする

    • dnballstars … 著名DJのセットから流行曲やアレンジを知る

    • Let it roll Festival … フェスの録画を見て曲の使い方を知る

Instagramからの情報は調べ物の起点になっていると思います。最新中の最新なので。

曲の集め先

複数の音楽配信サービスをまたがって活用するために(ex. Spotify -> Tidal)、Soundiizというプレイリスト管理サービスを活用しています。

主要レーベル

レーベルごとにアーティストや楽曲の傾向がそろっています。レーベルしばりで曲を聴き続けるのはけっこうおすすめです。

サブジャンル

  • Dancefloor DnB … メロディや曲調がくっきりしてる。vocalもの多い。

  • Neurofunk … うるさくて重たくてもりあがるやつ。

  • Jump Up … 重たい音で音数少な目で跳ねる感じの。

  • Jungle … しゃかしゃかした感じのやつ。

  • Ragga Jungle … Jungleにレゲエ風味が加わったやつ。

  • Liquid DnB … しっとりとした音のきれいなやつ。

Drum and Bassのサブジャンル解説はこの動画が分かりやすかったです。

国ごとのアーティスト

よく知っているアーティストが意外な国の出身だったりしておもしろいです。

どのセットにもよく出てくる有名曲

曲の整理

以下は個人的な曲の分類の仕方(プレイリストをまたがった曲の重複あり)
DJアプリ上で以下のようなプレイリストを作り、新しい曲を入手するごとにどこかに振り分けています。

定番

  • DnB_Song_Bangers … 時期を問わず登場する有名曲

  • DnB_Song_NewRelease … 使いたい最新曲

ジャンル分類

  • DnB_Genre_DanceFloor … ジャンル分類

  • DnB_Genre_NeuroFunk … ジャンル分類

  • DnB_Genre_JumpUp … ジャンル分類

  • DnB_Genre_Jungle … ジャンル分類

  • DnB_Genre_Liquid … ジャンル分類

  • DnB_Genre_Tech … ジャンル分類。分類が難しい無機質な音主体のもの

要素分類

  • DnB_Essence_Vocal … 要素分類。歌もの曲。

  • DnB_Essence_Rap … 要素分類。ラップあり曲。

  • DnB_Essence_Funny … 要素分類。ネタ曲。

テイスト分類

  • DnB_Taste_Rock … テイスト分類。ロックっぽい曲。

  • DnB_Taste_Ratin … テイスト分類。ラテンぽい曲。

  • DnB_Taste_R&B … テイスト分類。R&Bぽい曲。

  • DnB_Taste_Raggae … テイスト分類。レゲエぽい曲。

  • DnB_Taste_Fast … テイスト分類。リズムトラックが速い曲。

  • DnB_Taste_Slow … テイスト分類。リズムトラックが遅い曲。

  • DnB_Taste_Cover … テイスト分類。カヴァー曲。

役割分類

  • DnB_Role_Starter … 役割分類。オープニングに使える曲。

  • DnB_Role_Closer … 役割分類。締めに使える曲。

  • DnB_Role_Buildup … 役割分類。強いビルドアップのある曲。

  • DnB_Role_Drop … 役割分類。強いドロップのある曲。

  • DnB_Role_Break … 役割分類。ブレイクに使いやすい曲。

役割分類はとくに重宝していて、セットリストを検討する際に、全体の構成から曲探しするときに、オープニングやクロージングに用いる曲を眺めたりしてます。

セトリ組み

何を起点に構成していくかのアイディア

ここはほんとうに人それぞれで書くのもはばかられますが、自発的なときとオファーを受けてやるときとでぜんぜん違います。

自発的にDJをしようと思ったとき(=心に火が付くとき)のきっかけ例

  • 好きなアーティストの新譜でアガって早速何かしてみたくなるとき。

  • YouTubeでフェスの動画を見てど派手なオープニングで泣いたとき

  • 試してみたいつなぎ、テクニックを緊張感ある人前でやりたいとき

私の動機は、テクニカルなチャレンジからくるのが大半です。

VRSNS上でDJのオファーを受けたときは、

  • 持ち時間 … 45分か60分か。ドラムンは使う曲数が多いので(だいたい60分セットで50曲強)、この違いは準備期間に影響します。

  • イベントの趣旨、お題 … ジャンルの設定の有無とか。お題がくるイベントはだいたいハイレベルなものが多いです。

  • ほかに出演されるDJさん … 出演前にほかのDJさんのMixを聴きます。ドラムンの場合はマッシュアップ遊びだと思っていますので、曲かぶりは個人的に気にしていません。

  • タイムテーブルの順番 … 1番手とトリのときには何か考えないと、とは思います。昔は1番手の役割とか考えていましたが、最近はイベントの自由さと照らし合わせた結果、あまり気にすることはなくなりました。(配信の仕組みの都合上、次のDJさんと連続的に交代できないのも一因かと思います)。

  • オーディエンスの共通点、雰囲気 … どんなコミュニティからお客さんがくるのか把握しておくと、ニコッとできる何かは用意できるかもしれません。あとは、イベントのコンテンツ自体を楽しみにしているのか、集まること自体を楽しみにしているのかでだいぶ意味が異なってくるととらえています。

  • 時間帯 … 本来寝ている時間だったり、踊り疲れている時間だったりするときは何らかの配慮をしたりすることがあります。

あたりを気にしています。ここは掘り下げポイントがたくさんあって、このテーマで1本記事になってしまいますが、ここでは要素のみ出すにとどめます。

持ち時間に収める方法

  • セトリを組んだ後、曲のスタートから、トランシジョン開始ポイントの秒数をカウント。

  • それらをすべて足し合わせてトータルで何分になるか計算する。

  • 計算にはGoogle Splead Sheetを使う。

  • 入れ替わりの時間があるので、タイムテーブル安定のため、持ち時間の95%くらいに収める。

こんな感じでGoogleスプレッドシートを活用しています。

展開の組み方例(個人的な考えです)

セット全体で変化をつくって飽きさせないようにするのを目指して試行錯誤しています。変化の切れ目をわかりやすくするために、パートごとの時間配分や、目安としてその中の曲数を設定しています。

全体で5部構成 ※1時間構成の場合

  • オープニング(00:00 - 03:00、3曲くらい):つかみとしてオーディエンスの気を引くか、オーディエンスの体を慣らすような音を出すか、これから始まるストーリーの入り口となるような音か、いずれかから選択しています。イントロ向きの曲を複数つないだり、重ねたりして厚みを出したりします。

  • Aパート(03:00 - 18:00、15曲くらい):オープニングからいきなり派手なビルドアップからドロップにつなぐか、徐々に暖めるかの2択で考えます。その後は、一定のキーとペースでテンポよく曲を切り替えていきます。Breakは入れるとしても短めのみ。このパートの終わりの曲は大きなBreakまでもっていきます。

  • Bパート(18:00 -30:00、8曲くらい):前の曲のBreak始まりで、テイストの違う曲(vocalものが多い)をイントロから重ねます。その後それまでの曲とは違った雰囲気に切り替えていきます。Aパートでは元気な曲を使うので、音数を減らすか、トリッキーなミックスをするか、サブジャンル特化したりします。最後はまたBreakを入れて展開を替えます。

  • Cパート(30:00-50:00、20曲くらい):Breakの後からまた上り坂を作っていきます。Aパートに近いような選曲をしていきますが、途中飽きさせないために、よく知られている曲のDnBミックスを混ぜたり、有名曲のボーカルだけ抜いてDnBのビートパターンに重ねたりして遊ぶのもこのパート。

  • クロージング(50:00-57:00、4曲くらい):ラストの曲(vocal入りの明るい曲が多いです)を最初に決めておいて、そこにフィニッシュするように逆算で3-4曲を並べていきます。

つなぎ方

時間の感覚

DnBはBPMが174前後です。(DJアプリによっては1/2の数字で表記)
ダンスミュージックの構造である、Intro、Verse、Buildup、Drop、Break、Outroについてだいたい32小節単位での区切りがあります。
BPM174としたとき、16小節で約11秒となります。

  • 曲の入りからキック入れ替えまで … 16小節(11秒) or 32小節(22秒) or 64小節(44秒)

  • メインでかけている時間 … 32小節(22秒) or 64小節(44秒)

  • 次の曲の入りからフェーダーを下げるまで …  16小節(11秒) or 32小節(22秒)

なので、セットリストでカウントする1曲あたりの時間は、

  • 短い場合で44秒

  • ちょっと長くて1分06秒

  • やや長くて1分28秒

となります。
それよりも長い場合はBreakで展開を替えるとき、締めの曲を最後までかけるときなどがほとんどです。

キューを打つ場所

人によってルールは様々ですが、基本的には以下の4か所です。
(色名はSerato DJのホットキューのデフォルトカラー)

  • 赤 … その曲をスタートする場所

  • 橙 … その曲のキックを入れる場所(音の主役にする)

  • 青 … 次の曲を重ねる場所

  • 黄 ... その曲を抜く場所

という風にしています。
のこり4つ、ホットキューが使えますが、上記とはまた別に開始・終了ポイントを入れたいときや、その曲の特徴的な音をサンプラー的に使いたいときの頭出しに使います。

キュー打ちに当たっては、パイオニア系のDJコントローラーについている「Beat Jump」機能のジャンプ幅を1小節とかにして、前の曲と次の曲で主役が入れ替わるタイミングにバーを合わせて、そこから2つのデッキの両方のbeat Jumpボタンを押して、両曲同時に16小節や32小節巻き戻して、前の曲には青キューを、次の曲には赤キューを打つと便利です。

ハーモニックミキシング

Seratoより引用

5度進行の表である「Circle of 5th」に記されている番号に基づいてパターンを示します。これは、隣接しているキーに曲を移行させると整って聴こえる、という目安になる表です。

  • ロングミックスやマッシュアップするとき:同じキー ex. 4A -> 4A

  • 少し変化を加え続けたいとき:1つずらし ex. 4A -> 5A, 9A -> 8A

  • エネルギーをあげるとき(カットイン多い):

    1. +2つずらし ex. 5A -> 7A, 12A -> 2A ※キーが一つあがる

    2. +6つずらし ex. 1A -> 7A, 12B -> 6B ※裏コードと呼ばれるもの

    3. -3つずらし ex. 7A -> 4A, 2A -> 11A ※+9つずらしと同様

これらを目安につなぐ曲を探しますが、あまり縛られすぎないことも時には必要なようです。
私はPsyTranceのDJもしますが、ぜんぜんキーのあっていない曲のベースを入れ替えると、独特な浮遊感がして好きだったりします(特に-3つずらし)。

つなぎ方のパターン

  • 平地を続かせる Drop持続:前の曲のDrop終わり -> 次の曲のDrop頭からスタート、でつなぎます。4Aなど、一定のキーの中で動かすことが多く、1曲の使用時間は44秒くらいにとどめ、目まぐるしく曲がリレーする感じで高揚感を出していきます。ちょうど前の曲のドロップが終わる8小節か16小節前から次の曲をスタートさせることが多いです。重ね方はフェードインでもいいのですが、個人的には「重ねてるねー」って悟られたくないので、いい音が入るタイミングで一気に縦フェーダーを入れたいと常に考えてます。

  • 意外性を出す カットイン:つなぐ曲同士の共通点(たとえば似たようなリズムトラックだったり)があったほうがいいですが、違う曲に瞬間的に変えることでアゲを作れます。BuildUp後のDropのタイミングで曲を差し替えたりとか。このつなぎ方をするときは、意外感を出すように裏コードへの遷移を好んで使います。切れのよい縦フェーダー操作が肝です!(思い切りよくできるように切り替えるデッキのCUEをちゃんと聞いておきます)

  • 谷を作る

    • Breakにイントロ重ね:前の曲のDrop終わり後のBreak1小節目に次の曲のイントロを重ねる -> 次の曲のVerse始まりで縦フェーダーMax

    • Outroにイントロ重ね:前の曲のOutro始まり1小節目に次の曲のイントロを重ねる。

  • 山をつくる ビルドアップ重ね:前の曲と次の曲のドロップの位置を合わせて、そこから16小節か32小節前にミックス開始地点を作る。キック音がばたつかないように調整する。ダブルドロップにするか、次の曲のドロップに収束させる。

ミックスをするときのコツ

音の濁りを和らげるEQ操作

長い時間を重ねるときはEQ操作が肝心です。例えば、

  • 曲を重ねる前の準備として、次の曲の初期状態は、縦フェーダーは意図的に音を重ねるタイミングがあるときは0%、特に意図がなく薄く重ねるときは60%くらいにし、カットインするときは100%にします。EQはローが0か8時程度、ミドルがてっぺん、ハイが10時程度にしておいています。

  • トランシジョンで次の曲が本格的に入るときに縦フェーダーを逆転させ、次にローを入れ替えます。入れ替えポイントの2小節前で前の曲の縦フェーダーを100% -> 80%、次の曲を80% -> 100%とクロスフェードし、切り替えポイントの1拍前にローを入れ替えます。完全に入れ替えるか、前の曲のローを少し残すかどうかは、低音の総量がそれまでと極端に変化しないことを念頭において判断します。

  • 前の曲の音(特徴的なフレーズだったり、掛け声だったり)を意図的に使う必要性がなければ、前の曲の縦フェーダーを8割程度まで落としておきます。前の曲の扱いは、主役交代の場面と、完全に音を抜く場面と、ステップが2つあります。

  • どちらかの曲がBreakに入ってしまって、一方の曲がまだIntro状態だと、ローを完全に抜くと全体の音がすかすかになりますので、そういうときは両方ともローを入れます。

  • ハイのシャカシャカ音がずれて気持ち悪いと思ったらサブの曲のほうを半分程度抜きます。抜きすぎると曲の輪郭がぼやけるので適宜調整で。

  • ミドルはvocalやPad音が入りますが、あまり重ねすぎるとぼわーっとするので、そういうときは適宜メインじゃないトラックの音を抜きます。

別ジャンルを混ぜるなどで曲調やBPMを大きく変えるとき

Breakのような、リズムトラックがないときは展開を大きく変えるチャンスです。合わない曲を重ねたときみたいにキックのずれがバタバタしないので、ビートパターンが全然違う曲同士や、大きくBPMがずれた曲でも躊躇なく重ねられます。STEM機能をつかって前の曲のVocalだけのこすのもありです。

カットインをきれいに決めたいとき

その時は、DJアプリで割り出される小節の区切りを当てにしないのがよいでしょう(グリッド修正をしたとしても)。カットインするときは、違う曲同士でもグルーヴに違和感を作らないために、波形のキックの音の部分を見て細かくキュー打ちするか、ジョグを微調整して合わせておきます。タイミングよく切り替わると自然に聞こえます。

トランシジョンのテクニック

ループの使い方

  • リズムパターンの繰り返しで … 違う曲のビートを載せてマッシュアップするときとか、予定していたトランシジョンに失敗して場つなぎするときに使います。4拍か8拍ループのどちらか。

  • 手動ビルドアップで … 難しいのであまりやりませんが、最初1拍の音を作ってから徐々に細かくしてビルドアップを手で作ったりすることを(たまに遊びで)やります。リスクが高いのでお呼ばれしたときは絶対やらないですが…。ついでにピッチシフトのエフェクトを同時にあげていくとさらに沸くことでしょう! ループボタンでなくても、SLIPモードにしてRoll機能を使うのでもよいです。

よく使うエフェクト

  • LowCut Echo … よく使います。トランシジョンで、前の曲の終わりの音のなじみをよくするときにつまみを最大10時程度まであげて使います。

  • Franger … ビルドアップのときに重ねることがありますが、最近はエフェクトをかけるのがあまり好きではないので、ごくまれに、です。

  • Trans Gate … ドラムンではほとんど使いません。PsyTranceの時は原曲の中でもよく使われる表現なので、エフェクトとして使ったりします。

vocalのかぶりの処理

vocalのかぶりは、一般的にはよしとされていません。重ねていたとしても一方がコーラスのように入る絶妙な間だったりハーモニーがあればいいのですが、そうでないときはどちらか一方を消すのが得策です。

vocalのみ抜いた例。波形の形が一部削られた状態で表示されます。

その時はSerato DJに備わっているSTEM機能でvocalを消します。やや音質に違和感が出ますが、ごまかしたければLowCut Echoなどをかけます。
最新のDJコントローラーだとSTEM専用のボタンが備わっていますが、私の使っているDDJ-1000SRTはそういうのがないので「SLISER」のボタンでSTEM機能を呼び出すようにしています。

相性のいい曲の組み合わせ事例

定番の曲順

これまで、海外のDJさんでよく見かけたつなぎだったり、私でこれまでやって覚えているものだけピックアップしています。

その場のアイディアで重ねてみるのもすごい楽しいですし、このつなぎはきもちいいーーー!っていうのをパターンとしてもっておくと、展開を考えるときにすごく勇気がわいてきます。

ダブルドロップの事例

ドラムンの花形テクニックともいわれるダブルドロップ。異なる二つの曲のドロップを同時再生して、一つの曲のように聴かせる技術です。いずれの曲も有名でありながら、2つが調和・補完する組み合わせを見つけつつ、それを調整する技術が必要です。

ダブルドロップは研究がたくさん必要です。組み合わせをいろいろためして発掘したものを貯めていっている状況です。音をしっかり合わせるためにはDAWですこし編集したほうがいいかもしれないと思っています。

曲に変化を加えるいくつかの方法

ラップ曲を重ねる

ラップ曲はリズムがだいたいあっていれば、何に重ねてもそれっぽく聞こえるので、曲に変化をつけたいときに有効です。前述したSTEM機能でvocal以外を抜いて重ねるのがいいでしょう。

ほかのDJさんとの有名曲のかぶりをどうするか

DnBはマッシュアップを楽しむ感じなので、有名曲がよくかぶります。すっごい有名な曲は特徴的なフレーズや音だけ部分的に使うか、別の曲と重ねていつもと違った感じに聞こえるようにすることに試みます(それが楽しみだったりする)。

ビルドアップからドロップへの意外な展開

(工夫しても気づかれずに最初からそういう曲に聴こえたら残念なので)有名曲に用いたほうがいいつなぎ方ですが、おなじみのビルドアップから、ドロップに移るときにいったん別の曲を1小節はさんで意外性を出してから、元の曲に戻すとあがります。ただとても難しいです。

曲にアクセントを加える方法

縦フェーダーの操作

ドロップ直前の半小節のBreak:ハッとさせるのに効果的なので、もし2曲重ねている状態でしたら、Breakが浮き立つように、他方の曲の縦フェーダーを下げます。

定番曲をワンポイントで使う

有名曲の特徴的な部分をホットキューもしくはサンプラーで呼び出すと面白くなります。あらかじめ、曲にホットキューを当てておくか、よほど使うものだったらサンプラー登録すると便利です。ただし使いすぎ注意。


以上、自分のための備忘録としてまとめてみました。
ちなみに以下にMixを公開しています。まだまだへたっぴですが、ご笑覧いただけましたら幸いです!

DJのお誘いもお待ちしています。

ではでは!

もしサポートをいただけましたら、制作活動を行う際のソフトウェア、アセットの購入資金に充てたいと思います!