2019年度の卒業公演で感じたこと

 もうすぐ、六期さんの卒業公演があります。なのでその前に、2019年度の卒業公演の時に感じたことを改めて書き残しておこうと思いました。

 2019年度の卒業公演では、ぴーなさんとさっちさんが卒業されました。とてもダンスも上手くて素敵で大好きなお二人です。
 その時の私は一年目で、卒業公演を見たことがありませんでした。だから、卒業されるんだ、ということは分かっていても、当日を迎えるまで実感が湧いていなかったところがあったのだと思います。

 特ステ、カフェ公演に加えて卒業公演の曲もこなす二人は本当に凄いなと、圧倒されました。私も、卒業公演の曲に参加させていただいたのですが、出来が本当に悪くて、せっかくの大事な卒業公演なのに、ととても申し訳なかったです。
 それでも、参加できたことが、凄く嬉しいし、誇らしいです。

 見にきてくださった先輩方は知っているかもしれませんが、私は卒業公演を見ながら泣いてしまいました。もう大号泣です。
 卒業公演を見ていると、様々な感情が込み上げてきました。まず、二人と過ごした日々を思い出しました。この曲を振り入れしてもらって、こういうことを教えてもらったな、とか、休憩時間の時にはこんな話をしたな、とか。
 そしてその二人との想い出はそのまま、一年目のアイドルカフェでの想い出でもありました。それこそ走馬灯のように、様々な景色が頭の中を駆け巡ったのです。
 文化祭前は練習の回数も多くなり、深夜練などをすることもあり、アイドルカフェの活動は完全に私の日常の一部になっていました。そこに、当たり前のように二人もいてくれたのです。それが、今日で本当に終わってしまう。それを考えると、感情が溢れて、とまらなくなってしまいそうでした。
 一年目は本当に自分のことでいっぱいいっぱいで、本番まで多くのことを考えられていなかったように思います。

 二人が本当に卒業してしまうのが本当に悲しくて、それと同時に私は泣きながら、「自分はこんなにアイドルカフェが好きになっていたんだなぁ」と実感したのです。ああ、こんなに泣けて、感情を揺さぶられるんだ、と。
その感情が愛おしくて、だからこそ余計に卒業が切なくて、今日が終わるのが嫌になりました。過ぎ去ってほしくない時間を得られることは、幸福だと思います。

 もうすぐ、六期さんが卒業してしまいます。また愛おしい日々が時間が過ぎ去ってしまうのだと思うと、楽しみな反面、とても切なくなります。
 アイドルカフェは大学のサークルで、だからこそみんな限られた時間で卒業してしまう。分かってはいますが、やはり悲しいです。
 なのでせめて、限りある時間を楽しみ、たくさんのことを想い出として心に刻みつけられたらいいな、と思います。

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