サイコパスとメンチカツ

テレビアニメ「サイコパス」。私は、はっきり申し上げて作画のリボーン 作者でもある天野 明さん目当てのキャラデザに惹かれて見始めた。

私のアニオタの始まりであるリボーンの作者は、リボーンの連載が終了して以降、一つの作品「エルドライブ」を出して以降まったくの音信不通であったのがまさかの オリジナルアニメの原案作画。

実は、壱話から楽しみにしていたのではないが 一期からの見ている。狡噛さんがとにかくカッコイイ。私の初恋の相手は狡噛さんとよく容姿の似た雲雀というキャラクターだった。

彼の模写だけでおそらくかなりの回数描き私がよくラクガキするキャラは女も男も含め目つきが鋭かった。

彼の宿命の相手であり物語のラスボスである槙島の言動に魅入られて、今まで興味の薄かった分野の本にドはまりを起こしてしまいただでさえ、小さい本棚代わりにしているカラーボックスが満員となってしまい頭を抱え、  本編でも正義の味方であるはずのシステムシュビラシステムの正体が判明して以降、「あれ?もう30分短い。」「メンタルやられた今週も」状態  

朱の同期であるかがり君の死や実は、宜野座と松岡は親子であることなどとにかくシュビラシステムの正体が判るや否や、刑事もの、ミステリーなんてジャンルでは表せないほどにあれ?私は一体、この最終回何望んでみているの。

当時は、槙島が死ねば話はハッピーエンドになるかと思いきや彼の死は狡噛さんが人殺しになってしまうバッドエンドということに頭を抱えた。実際最終回では、朱ちゃんに感情移入しまくり狡噛さん推しから朱ちゃん、もとい朱さん推しになった。彼女が狡噛に語った法は人を守るものじゃなく人が法を守る話は、これ以来サイコパスでは監視官の闘いは、言語、言論の戦いというイメージが付いた。朱さんの法や社会の話はサイコパスの世界に必要不可欠なほど現代の人間もとい未来から過去に向けてのメッセージ。

途中からアニメというよりも「サイコパス」にハマった。舞台もアマブラで観たが、アニメに負け劣らずのクオリティーがあり一貫にして     「サイコパス」のストーリーは完成度が高い。 2期の出来が悪いという意見がよくあるが、シリーズものの作品がどれだけ大変か一度、自分で短編なりの文章で起こそうとするとめげる。実際、私はめげてしまった。



 


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