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空間AI白書

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AI×建築の実験記録をまとめた「空間AI白書」の各章をまとめたマガジン。
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#建築AI

物理のデザインでAIを使う課題と可能性

AI家具 - NO NAME実現したものがこちら。「NO NAME」とタイトルをつけました。 下に窄んだ台形のシルエットは、デザインの過程でAIを利用しなければ出来なかったであろう形状で、クリエイティビティにAIは影響すると体感したプロジェクトになりました。完成物は納品したクライアントにも"かわいい"と気に入ってもらえています。このnoteは、AIで家具のデザインをしながら考えたことと学んだことを、3つのテーマでまとめたものになります。 制作のきっかけプロジェクトはこちら

空間AI白書 - 家具編

昨年生成していたAIデザイン家具をnoteにまとめてみました。 これらの家具デザインは基本文法が同じプロンプトで生成されており、1、2箇所のみ変更することで全然別のバリエーションの家具がでるようになっています。変更箇所はどのAIにもある総当たり系のプロンプトを打つことで一気に出力できるので、デザインの案出しにはとても有効。

空間AI白書 - 導入編

AIの波が建築業界にも徐々に広がっているようなのですが、それに伴って「情報のキャッチアップを始めているけど、何かやろうにもどこから手をつけていいかわからなくて困ってます。」という声を聞くようになりました。 ということで、これからAIについて学び始める建築業界の人向けに、AIの取っ掛かりで知っておきたい概要についてまとめようと思います。 AIに関する基礎理解まずはAIそのものについて理解しましょう。ついつい建築の実例を知りたくてなって、AIの理解は飛ばしてツールを触ったり、

空間AI白書 - 活用編その2

生成AIの進化は引き続き高速で、自分だけでは実験したいことに手が追いつかなかったのですが、4月に「空間AI白書」を公開した後、仲間がたくさん集まってくれました。このnoteは白書の続編noteです。 要素を絞ったデザインをする画像生成AIは画像が綺麗になるアップデートに注目が集まりやすいですが、プロンプトの解釈の精度も日々改善されています。その結果、特定の条件の中でデザインを検討したり生み出すことが、よりできるようになってます。 特定の素材を使用した空間を製作する 「天

空間AI白書 - 施設プロンプト編

建築の画像生成をする際の手引書として、用途別の建築画像を出力したものをまとめました。画像生成AIの肌感を掴むために、個人的に一通り生成してみたものなのですがせっかくなんで公開します。画像生成の参考にどうぞ。 AIが学習している要素を知っておくAIで画像生成する際に、ある言葉にはどんな要素が含まれているのか? つまり、どのように学習されているのかを理解しておくことが重要です。 例えば「House」だと下記のようなが画像が出力されます。 「house interior」の場

空間AI白書 - AIサービス一覧編

建築系にむけたサービスもたくさんでてきたようなのでまとめておきます。 Rendery内装写真やスケッチをベースに好みの素材やスタイルを指定することでパースを製作できるサービス。高精度レンダリングが簡単にできる。 Vectorizer AI画像をベクターデータに変換してくれるサービス。画像生成AIで出力した画像をベクター化できるのでillustratorなどで編集できるようになる。 REimagineコントロールネットの簡易版サービス。画像をアップロードするとそれに近いイ

プロンプトハッカソン振り返りレポート

5月16日(火)に日建設計さんの本社ビル3Fにある共創の場「PYNT」で、DDLチームのみなさんと建築×AIのイベントを開催しました。AIのイベントを自分で開催するのは初だったのですが、DDLの皆さんとPYNTの運営の皆さんのおかげで無事開催することができました。感謝です。会は想像を超えて盛り上がり、せっかくなのでその記録を簡単にまとめてみました。 イベントの様子当日の様子はこのような感じ。爆速で無くなってしまったチケットを獲得した60名の皆さんが当日キャンセルほぼなしで参