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ペーパードライバーの克服 #7

私はかつて、日常的に車を運転していました。
田舎育ちの実家では、自分の軽自動車(中古)があり、
アルバイトに行くのも車でした。
就職して営業になってからも、営業車を与えられ、
自宅から営業所・営業先まで車移動でした。

免許取得以降、日常的に車を運転していた私は、
実家から離れ、異動で営業からも離れると、
ぱったりと車を運転する機会がなくなりました。

結婚して、子どもが生まれ、自家用車もなく、
私が車を運転することはありませんでした。
考えるともう15年以上も車を運転していません。

生活するうえで、「車で行けると便利なのにな」
と思う瞬間がたびたびありました。
カーシェアに申込みたいけど、夫だけでなく、
自分自身が運転できないと、
日常生活の利便性はそこまであがらないように感じました。

休業に入ったら、ペーパードライバー講習に行こう。
やりたいことの1つに入れていました。

ペーパードライバー講習を調べてみると、
教習所に行くのではなく、
教習車を最寄りまで乗ってきてくれて、
生活圏内で運転の練習をしてくれるところがありました。

なんと有難い。
教習所へ往復するのも時間がかかります。
かつ、知らない道を練習するよりも、
自宅周辺を練習できた方が実用的です。

人気なようで、1か月先しか予約はとれませんでしたが、
まずは平日3時間の講習を申込みました。

当日。最寄り駅のロータリーで待ち合わせをして、
近隣の練習しやすいところまで移動して練習開始。

運転するのってこんなに気を張るものだったんだ。
かつて日常的に運転していたので、
案外さらっと乗りこなせるかと思っていたら、
運転はともかく、人や車が実際に往来しているので、
ぶつからないように、轢かないないように、と、
いろいろとチェックすべきことが多い。

気を張り続けた3時間。
マンツーマンで運転を教えてもらいながら
生活圏内を運転していると少しずつ慣れてきて、
なんとか日常生活でも運転できそうだな、
という状態にまでなることができました。

講習終了後、早速カーシェアに申込みました。
週末に夫に一緒に乗ってもらい、運転の練習がてら、
徒歩や自転車では行けなかったお店に行き、
買い物をして帰ってくる。

人や車の往来が多い市街地や、狭いパーキングでの駐車は
まだまだハードルが高いです。
一人で運転してどこにでも行けるようになることをめざし、
少しずつでも継続して運転を続けていこうと思います。