[コロナ療養記]雑感

2022/08/30()

4:30起床。
なんだかソワソワして、早目に目が覚めてしまった。

いつも通り、窓を開けて朝の換気をする。
今朝は肌寒い。
自宅療養中は控えていたコーヒーだが、久しぶりに淹れてみる。ホッとする香りがたまらない。

コーヒーの香りに包まれながら、最後の雑感を書いています。
私の自宅療養期間の記録はこれで終わります。

夫の療養期間は、あと2日残っているので、我が家的にはまだもう少し続くのですが、私の記録なので、ここで終わりにしようと思います。

11日前、陽性の連絡が病院から来たあと、すぐに私は知らない方の療養記録を探しました。
10日間の過ごし方や、症状の変化など、あまりにも分からないことが多すぎたからです。

もちろん個人個人で症状や過ごし方が違うのは分かっていたのですが、とにかく情報が欲しく、色々なキーワードで検索を試みました。

結果、知らない誰かにとても助けられました。

そして、私も誰かの参考の一つにならなくてはという気持ちで療養記録をつけ始めました。

療養期間を終えて、私が強く思ったことは

平凡な日常を送れることが、1番の幸せ〟

ということです。

愚痴を漏らしつつも、夫と些細なことでケンカしつつも、いつものように日常を送ることが、とても幸せなことなんだと改めて思います。

コロナに罹ったことは、最低限の人にしか伝えていませんでしたが、反応は様々でした。
・大丈夫?出来ることがあれば声をかけて
という優しい言葉もありましたが、
・インフルエンザみたいなもんでしょ?(軽い感じで。)
・ワクチンとの関連性を考えてしまうよね
といった声もありました。

罹った人への言葉は、何が正しいのか私も分かりません。
ただ今回、意外な人が意外な反応だったのが少し残念だったことも事実です。
個人的には、応援の言葉・気遣いの言葉が素直に嬉しかったです。

私を含めて、コロナに罹患した方々は、決して罹りたくて罹ったわけではありません。

おそらく、精一杯自分を守りながら生活していたはずだと思います。

実際、私も外出する際には必ず除菌ジェルを持ち歩いていました。
仕事はオンラインなので、そもそも外出はとても少ないのですが、長時間の外出となれば、必ずマスクを途中で替えていました。
人混みの多い場所には滅多に行くことはないし、買い物の回数・時間にも気をつけていました。

でも罹ってしまいました。

ほとんどの方がそうだと思います。

思い当たるとしたら
①最初の頃は帰宅後1秒でシャワーをするよう心掛けていたが、いつからか帰宅後は手を石鹸で洗って、シャワーは就寝前だったり、夕飯後だったりになったこと。
②買い物してきたものは、家で商品のパッケージ全て一つ一つアルコール消毒をしていたが、いつの間にかそのまま冷蔵庫に入れてしまうようになっていた。

どんなに考えても、やはり感染ルートは分かりません。

今後は今まで以上に気をつけて生活をしなければと言いたいところですが、何を変えればいいのか分かりません。

なので、せめて自宅療養には備えておこうと思います。
非常時の備えはしているのですが、中身や備えの内容を、今一度検討してみようと思っています。

おそらく家族構成や、生活スタイルによって、それぞれ必要なものは違うと思うので、あえて私たちの備えの内容は書かないことにします。

今日から、また私の日常が始まります。
正直、今朝はまだ空咳があったりして、本当に外に出ていいのか不安ではあります。

ゴミ出しは仕方ないとして、やはり外に行くことは体調を見ながらにしようと思います。
(家の中にまだ療養者もいることだし

では、そろそろ締めたいと思います。

この療養記を読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。

医療従事者の方々、保健所の方々、コロナウィルス関連で色々と動いている方々、支援サービスに関わっている方々、お世話になった方々にも心から感謝しています。

感染対策を心がけながらも、これからも素敵な日常生活をお過ごし頂けますように。小さな幸せを感じられる1日となりますように。

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