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営業における基礎 基本とは何か?

 転職して1年経って、本社に異動。20代の若手4名部下を持つことになった。営業としての私自身のノウハウを部下に教育して欲しいとの期待されての事である。
 プレーヤーとしては、若い時は苦労しながら様々な経験をして、自身の勝ちパターンもそれなりに見つけ出した。前職でも成果を出してきたし、現職でも期待に答え、プロパー社員の嫉妬等を封印出来たと思う。

■営業マンの基礎とは
 私はゴルフが好きで、トップアマやインストラクターから基礎練習の重要性を教わり、地道な基礎練習を実践して上達した成功体験がある。営業マンも然り、部下に基礎の習得させたうえで、基本→応用へとレベルを上げていくことが育成の基本に疑いの余地はない。基礎が疎かにして一流になれない。
 では、営業マンにとっての基礎とは何か?
残念ながら即答できない。その都度 上司や先輩から教わったり、実践で様々な経験で身につけた積み重なるが今の自分がある。体系的に教わった訳ではない。
 営業は個人個人のキャラクターで違う 十人十色なのだ。しかし成功している人達は何か共通の本質みたいなものがあるはずだが?

■若手営業を取り巻く環境
 今の職場は古い体質である。良い人が多いのだが外部環境の変化に対応ができていない。内向きで外への関心が薄い。社内の役職や先輩後輩の上下関係への対応がプライオリティーの第一みたいだ。そんな状況を見て私は入社以来危機意識を持っている。会社の世代構成も歪で40代後半〜50代が多い一方、20代後半〜40代前半が非常に少ない。そんな中新卒採用しているが、希望人数は採用出来ず、離職率も高い。ベテランは担当過多により教えるノウハウも余裕もなく、若手は教えられない中現場に放り出されて解決策も成功体験も身に付ける事もなく辛くなって辞めるといった悪循環が起きている。

■悪循環を断ち切る人材育成のために
 その様な状況下で、会社や若手社員の為に私がやるべき役割は大きく責任重大である。
時間的余裕もなく 早く戦力化していかないと不幸を招く。体系的に基礎そして基本を学び身につけて欲しい。基礎がしっかり教え込めば、後は実践により成長曲線を大きくし私を超える営業マンになるのではないか。
 そのために、基礎とは何かを自分で整理して考えたり。様々な考えを聞かせて頂いたり教わりながら見つけ出したい。
 

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