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月イチゴルファーの上達の近道は「引き算」

■ゴルフ練習場で思う事!
 ドライバーを使う回数は、ゴルフのスコアとの割合で7%しかない。なのにゴルフの練習場で多くの球数を費やしている方が散見される。パターは、スコアの4割以上 100ヤード以内のアプローチ含めると6割を占める。なのにこれらの練習は殆どやっていないのが一般的である。当然であるがスコアに直結する為には アプローチ+パターの練習が必須となる。
 さらに私が思うに練習が制限される月イチゴルファーにおいて、コンスタントに良いスコアを出す為には ①シンプルにする。 ②ドライバーからパターまで同一のスウィングにするのがベストと考える。
■情報が溢れ返るスポーツ 「ゴルフ」
 しかしシンプルにする為に大きな障害がある。ゴルフほど日本のスポーツにおいて本屋でレッスン本や専門雑誌が占拠しているものがないのではないか。その中で様々なテクニック等を提供して読者が実際に試してみる。でもまた書籍を見て次回の練習では違う事をやっている事が多い。情報により新しいスキルを身につけたがる「足し算」になりがちとなる。しかし 実際は情報過多で情報に翻弄され、消化不良となり、自身の現状を見失ってしまう人が非常に多い様に思える。
■アベレージゴルファーが上達する為に「引き算」していくべき!
 私も転勤やコロナの影響で練習やラウンドが限定される中で 自宅の一室でスポンジボールを使ったアプローチ練習やメディシンボールを使った練習をやって来た。所謂 基礎練習であるが、効果は凄まじく、ゴルフスウィングの本質に近づいた。当然スコアも80後半から80前半に向上している。
 練習場では、ボールの飛距離や行方に囚われる。自宅でクラブではなくメディシンボールを使う練習では、体の使い方と上半身と下半身の連動を意識に集中できる。基礎のみ取組み無駄を排除していく。上達の妨げは、知識不足ではなく。無駄な動きである事が実感できる。無駄な部分を「引き算」してシンプルにしていく事が実は本質に迫れてレベルアップに繋がると。
 しかし基礎練習はやる事自体簡単ではあるがモチベーションが上がらず辛い作業である。しかし敢えて言わせて頂く。基礎の徹底による無駄の排除こそが上達の近道である。

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