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「現状を知る」「未来を予測」する為に先ずは「歴史」を学ぶ必要性

 食品メーカーに勤めております私にとってコロナ禍の現状において、購入者である消費者や得意先である小売業の動向に注視する事は優先順位が高いです。当然ながら春以降変わっておりますが短期的 一時的なものであれば「変態」でありいずれはコロナ以前に戻るでしょうが、長期的になれば「変化」となり後戻りしないでしょう。その際は変化に対応していかなくては私達生き残りません。
 さて、営業として成功率を高める為に「相手を知る」事が必要です。消費者とその動向に変化対応してきた小売業の事が私には当てはまります。この世情で自身や相手の現状を知る 未来予測する事も重要となります。その為に私は、日本における小売業の歴史を知る事を薦めます。
 経済動向により消費が変化しそれに応じて小売業は栄枯盛衰を繰り返しその都度主役が変わって行きました。今後起こりうるであろう変化を予測する為に過去から遡り、消費者の変化とそれを引き金とする小売業の栄枯盛衰を振り返る、要因を分析する事こそが未来を見通す近道であると考えます。
 学ぶ方法は、大手企業のHPの歴史を見る事や関連書籍を読む事で簡単に学ぶ事が出来ます。小売業の創業者の自伝や彼らをモデルにした小説があります。この前まで再放送があった「おしん」もスーパーマーケットの創成期を知るきっかけだと思います。下記は最近読んだ本です。若手部下に学問的な理屈で教えるより物語を通した方が簡単にかつイメージがつきやすいと思い読んで貰ってます。

二人のカリスマ 上巻 スーパーマーケット編 https://www.amazon.co.jp/dp/4296103660/ref=cm_sw_r_cp_api_i_np6rFbMQ7QZ24


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