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第6回おとなの研究会を開催しました

第6回おとなの研究会を開催しました。シーズン2の修了生5人(内3人が都合によりキャンセル)とシーズン4の修了生4人が研究発表をしました。4つの全シーズンを修了した研究発表の中には、学会発表レベルに十分到達しているものもありました。やりとげた皆さん、おめでとうございます。

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講演では向後千春が「おとなの研究コースのこれまでとこれから」というタイトルで30分ほど話題提供しました。2017年にスタートしたおとなの研究コースではここまでに6期生まで受け入れています。その実績を振り返って、問題点を指摘して、それを改善していくためにはどうすればいいのかを問題提起しました。

問題点は、コースでのドロップアウト率が高いことに尽きます。4つのシーズンまで完遂できる人は、入ってきた人の1〜2割程度です。それだけ研究するということが多難だということになります。その第一の要因は、研究のためのコアスキルが多様だからだということだと考えています。研究するためのコアスキルを次の9つにまとめてみました。

(1) アイデアを発展させまとめるスキル
(2) 価値のある文献を探して読むスキル
(3) 伝わる文章を書くスキル
(4) 意味のあるデータを集めるスキル
(5) データを分析し考察するスキル
(6) わかりやすく発表し伝え、質疑応答するスキル
(7) アドバイスを聞き柔軟に対応するスキル
(8) 自分を律するセルフマネジメントのスキル
(9) ツールとしてのパソコンスキル

詳しくは、スライド資料 (PDF) をダウンロードしてご覧ください。

話題提供のあとで、参加者が3-4人のグループになって自分の体験を出しながら話し合ってもらいました。その発表内容をメモしたものがこのホワイトボードです。

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おとなの研究コースの新規募集(第7期生)は3月から開始する予定です。しばらくお待ちください。

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