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ちはるのファーストコンタクト(2021年)

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2021年に書かれた「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。週1, 2回発行します。一年で100本の記事を書く見込みです。
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#インストラクショナルデザイン

独学は非効率。コーチにつくことが効率的。

2021年9月10日(金) 「勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube」で「独学は基本的には非効率。コーチやロールモデルやスクールが効率的です。習った上で、自分で試行錯誤しよう」という話をしています。 彼女はゴルフをやっているとのことで、ゴルフについて相手に尋ねるときに、ゴルフを何年やっているかという「ゴルフ歴」ではなくて、ゴルフレッスンを何年続けているかという「ゴルフレッスン歴」を聞くべきだといっています。その方が、相手のレベルがよくわかるというのですね。

[m221] 第47回日本コミュニケーション障害学会学術講演会で講演しました

2021年8月2日(月) ハローオーガスト! 向後です。 先週末は、新潟市の朱鷺メッセ国際会議場で開かれた、第47回日本コミュニケーション障害学会学術講演会に招待されて、参加してきました。 このサイトには次のように書かれています。「学会開催2週間前の7月15日またはそれ以降に,新潟県内に緊急事態宣言または蔓延防止等重点措置が発令された場合、その時点で開催を中止と致します」。結果的に、新潟県には宣言が出されなかったので、大会は開催されました。 とはいえ、この状況下で、全

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[m218] 岐阜大学大学院のZoomによる集中講義が終了

2021年7月26日(月) ハローマンデー! 向後です。 先週の土曜日は、岐阜大学大学院のZoomによる集中講義「教材開発・評価特論」の3回目で最終回でした。受講生の3人は最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。 この授業では、1コマ90分をマイクロフォーマットによって組み立てています。具体的には次のような構成です。 (1) 前の課題へのフィードバック(10分) (2) イントロと問題提起(5分) (3) 講師による話題提供(25分) (4) グループワー

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[m208] アドラー心理学の枠組でインストラクショナルデザインを整理する

2021年7月2日(金) ハロージュラーイ! 向後です。 熊本大学大学院教授システム学専攻の鈴木克明先生が中心として提供している「IDポータル」というサイトがあります。インストラクショナルデザインのことを知りたいと思ったらまず第一に訪問すべきサイトです。 その鈴木先生が編集長として発行している「IDマガジン」というメルマガがあります。私も愛読しています。バックナンバーは次のサイトから読むことができます。 最新の第96号では、【ブックレビュー】GB4輪読シリーズ:第4章

(139) 岐阜大学大学院のZoom集中講義「教材開発・評価特論」の授業の組み立て:マイクロフォーマット

2021年6月3日(木) 岐阜大学大学院教育学研究科からの依頼で「教材開発・評価特論」という科目をZoomによる集中講義で開いています。5月から7月の土曜日それぞれ1回で合計3回の授業です。1日で90分x4コマをやります。 集中講義は、夏休みの連続何日間で開かれるのが通常です。非常勤の教員が出張してくることが多いので、日程をかためるというわけです。しかし、Zoomを使った遠隔授業にすれば、出張する必要もありませんので、自由な日程を組むことができます。そこで今回は月1回土曜

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(112) ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土台(3/3)評価モデル

2021年1月31日(日) 前回の記事では、ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土台というテーマで、運営におけるモデルについて書きました。今回は最終回として評価のモデルについて書きたいと思います。 これまでの2回の記事は下記からご覧ください。 (007) ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土台(1) (008) ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土台(2) ・オンライン授業や研修における評価オンライン授業や研修では、公正なテストを実施する

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(111) ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土台(2/3)運営モデル

2021年1月28日(木) 前回の記事では、ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土台というテーマで、コース設計/運営/評価という3つの観点で、重要でかつ有用なモデルについて書いてきました。今回はその続きです。 (007) ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土 このスライドの、コース設計の3つのモデル「ガニエ9、ARCS動機づけモデル、ロケットモデル」と、運営のモデル「マイクロフォーマット」まで説明しました。今回はその続きで、レッスン/ゲームモデルと3

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(110) ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の土台(1/3)コース設計

2021年1月24日(日) 前回の記事では、ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の作り方について、反転授業と反転オンラインという設計を中心に書きました。今回の記事では、「オンライン授業・研修の土台」としての理論とモデルについて書きたいと思います。 (006) ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の作り方 あまりおおげさなものにはしたくないので、コース設計/運営/評価という3つの観点で、重要でかつ有用なモデルについて書いていきます。ちなみに、コース設計/運営/

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(109) ニューノーマルとしてのオンライン授業・研修の作り方

2021年1月21日(木) 2020年4月から2021年にかけて、オンライン授業・研修の作り方についての講演をたくさん依頼されました。また、予定されていた授業や講座はすべてオンラインになりました。この状況は3月まで続き、2021年の4月からはオンライン授業・研修を「ニューノーマル」として実践していく1年になるでしょう。 ここまでの1年間で多くの人がオンライン授業・研修を実践しました。私自身もそのひとりだったわけですが、そこで得られた結論は、オンラインといえども、結局はイン

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