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はじめまして。コギカジです。

フェンシング、というスポーツをご存知でしょうか。


多くの方がなんとなくでも、
「白い服を着て、剣のようなものを持って突き合う競技」
というのはイメージされているのではないでしょうか。

太田雄貴さんが頭をよぎった、という方も多いでしょう。彼が北京オリンピックで銀メダルを獲得した時は本当に感動しましたよね。


競技人口とその関係者が合わせて6500人という、正真正銘のマイナースポーツでありながら、世間の認知度は高く、世界で結果もきちんと残している。


素晴らしいスポーツです。


.......

ボート、というスポーツをご存知でしょうか。


「あの海の上でやるやつでしょ?ヨット的な」
「(カヌーの動きをしながら)こういうやつでしょ?」
「競艇?」


ボート経験者の方々なら一度は言われたことがある言葉です。本当です。


ボートは競技人口とその関係者を合わせて2万人程度いると考えられます。

そう、フェンシングより多いんです。

しかし、世間からの認知度は低く、世界で結果を残しているとは言えないのが現状です。


ボートは最高のスポーツであるはず、にも関わらず、です。

......

はじめまして。私たちはコギカジです。

私たちの話を少しだけ。

学生時代をボートに捧げた数名がこの令和の春に偶然にも出会い、ボートという共通言語で話すうちに、話は今のボート界への批判と絶望で持ちきりに。
じゃ、俺たちが変えてやろうぜ!」となり、今のボート界を変革するために立ち上がりました。どうぞよろしくお願いします。


えらく突然だな、と思われたかもしれません。

でも逆に、今までなぜこのような動きがなかったのか、不思議なくらいなんです。
そのくらい今のボート界はヤバいです。

...本当にヤバいです。どうヤバいかって?


最たる例は、「全ての試合をタダで観戦できてしまう」ことでしょう。
他の競技でこんなスポーツ、あるでしょうか。(...マラソン?)

スポーツは収益をあげることが目的ではないとは言え、競技を盛り上げ強化するために資金は必要で、その手段を模索することはなんら悪いことではありません。

ヤバいといえば、オリンピック会場(海の森)の膨大な建設費の問題もありました。日本代表の選考方法の不透明さも問題視されています。舟を購入するときのチャネルの少なさ、プロ選手不在問題、カレッジスポーツとしての地位の低さ、各団体の情報の閉鎖性、世界で全く勝てていない現状(育成の失敗)、公式メディアの広報力のなさ、、、

枚挙にいとまがない、とはまさにこのことです。本当にいとまがない。


でも、


それでも、


ボートという競技に全てを捧げている最高にアツい人たちが確実に存在するんです。

それが、ボートが素晴らしいスポーツであることの揺るぎない証、ではないでしょうか。


私たちは、この素晴らしさが世の中に伝わりきっていないことが悔しいんです。悲しいんです。エルゴ2000よりも辛いんです。


だって4年間ないしはそれ以上かけて必死になって積み上げたものを、「へぇ」の一言で済まされてしまうんです。例外の一つもなく。


そんなの、辛すぎるでしょ。
皆の本気はそんなやわなものじゃないはずです。


でも、みんな知らないから。見たことがないから。
そういう反応をするしかないのも頷けます。
だって私たちも知ってもらう努力はしてこなかったんだから。


でも、現役選手、マネージャー、監督たちは練習に試合に集中しないといけない。そっちに全力を注いで欲しい。

じゃ、引退した僕らがやるしかないでしょと。

......

私たちは、コギカジです。

コギカジが掲げるビジョンおよびミッションをここに記します。


ーーVISIONーー
「ボートは最高のスポーツだ。」
すでにボートに関わっている人も、今はまだボートを知らない人も。
みながそう言える未来を作りたい。

ーーMISSIONーー
ボートが素晴らしいスポーツであることを世に伝えること
ボートにエンターテインメント性をもたらすこと
ボートを通じて世の中の不を解決すること


この考えに則って、これから活動を行っていきます。
以下がコギカジの戦略の概略です。

・まずは、情報発信によってボート界の内側にある壁を取り払う
・文字だけでなく視覚にも訴えかけられるメディアの提供
→それに伴いボート界での知名度を獲得する。ボートの情報の集約場としての確立。

・続いて、知名度/ある程度の拡散力を持った状態でオフラインの場の提供
→ボートに熱意を持つ人たちが実際に集まる場所として、またボートを知らない人もボートに触れることができる場所としての確立。ボート界以外の知名度もある程度獲得。

・最期に、ボート界と世間の壁を取り払いにいく。ボートを通じて世の中に対するギブを行っていく。
→ボートを知らない人も積極的に自走しながらボート競技に関わっていく状態の確立。


それに伴う主な活動内容としては、

・インタビュー記事や企画記事の配信
・動画配信
・コギカジ合宿や大会などの企画
・選手、マネージャー、関係者が交流できる場の提供
・スポーツ科学やメンタル強化などの勉強会
・グッズ作成、販売

を現状考えています。


ぜひ、楽しみにしていてください。

最後に、「コギカジ」の名前の由来をば。
コギ=漕:漕手
カジ=舵:舵手

コギカジ=全ての「漕」に関わる人の「舵」となるような存在に。

ロゴの色は、令和カラーの菫色と桜色を用いました。

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所信表明は以上です。
それでは、私たちコギカジをこれからどうぞよろしくお願いします!

HP:https://kogikaji.themedia.jp/
Twitter:@kogikaji
Instagram:kogikaji

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※コギカジはともにボート界変革を成し遂げる仲間を随時募集しています※
興味のある方はぜひ以下のアドレスにご連絡ください!
(特に広報やデザイン、編集スキルのある方、女性のボート経験者、求む!)
kogikaji@gmail.com

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