kogat剣サーのサポート選択3
闘神祭が終わってバージョンアップが入り、いろいろ試しましたが、やはりエヴェイン・魔ーサー・ランスロットに帰ってきました。今回は、コガトがこのセットを使う理由を、少し掘り下げて書いてみます。大きく分けると、エヴェインが強い、そして魔ーサーとランスロットのシナジーが強いという話です。
・エヴェインが強い
正確に言うと、エヴェインを組み込むことで5Dが強くなります。
まずコンボ面の話をすると、地上で始動技を当ててからの5D→エヴェイン→A連で、ダメージと因子ゲージを稼ぎつつ、こちらが端を背負った状態からでも、相手を逆の画面端まで運ぶことができます。5Dからエヴェインの繋ぎにディレイをかけること、吹き飛ぶ相手をギリギリまでダッシュで押し込んでからA連を決めるのがポイントです。魔ーサーではわずかに画面端まで届かない場面が多く、この違いは起き攻めのプレッシャーに影響するとコガトは考えています。
また、エヴェインは5Dをガードされた場合のフォローとしても優秀です。画面中央近距離の場合に限りますが、5D→エヴェインは連続ガードなので、サポキャンによる暗転を見てから割り込まれることがありません。5Dにガードキャンセル前転を合わされても、画面端で跳ね返ってきた弾がカバーしてくれることが多いです。エヴェインをガードさせた後は、フレーム的には有利となりますが、やや遠い間合いとなります。相手側としてはジャンプやバクステで仕切りなおすのが安定行動となる場面ですが、ここで有効なのがディレイ魔ーサー。ジャンプやバクステを潰し、6B読みの低姿勢技も潰し、前転に対しても魔ーサーの硬直が解けてからの2Aが間に合います。これを見せておくと相手はエヴェインガード後に動きづらくなるので、普通にダッシュから固め直すという攻めが通りやすくなります。唯一というか当たり前というか無敵技ぶっぱには負けますが、その場合はエヴェインだけで様子見したり、エヴェインからランスを呼ぶという選択肢もあります。
5Dをガードされても有利状況が続くということは、5C→5Dや2C→5Dといった連携を気兼ねなく振り回せます。5Dを意識させられれば、逆説的に5C→A波動での攻め継続や、5Cdcなどの図々しい選択肢を通したり、様子見で相手の前転を誘ったりすることもやりやすくなるでしょう。
他にも、相手や画面端との位置関係によってはJD後の省エネ追撃にも使えます。これだけのことができて1コス。採用不可避。
剣サーの特徴であるコマ投げは、画面端の起き攻めでこそ真価を発揮します。なので、端への運びやすさを備えなければならないのはもちろんですが、端でなければプレッシャーを与えられないというのでは、楽しく遊べないとコガトは考えました。エヴェインを組み込むと、連携に幅ができるのが気に入っています。
・魔ーサーとランスロットのシナジーが強い
ここで言うシナジーとは、主にコンボパーツとしてのものです。
画面端で5D・JD・A連を決めた後に、ランス→魔ーサーと続けて呼ぶと、先に魔ーサーが当たって属性カウンターが発生し、後からランスの攻撃が連続ヒットします。画面端という条件が難しそうに見えますが、1コスでどこからでも端に運べるやつの話をさっきしましたね。そういうことです。
さて、このパーツのどこがすごいのか。以下に3点述べます。
一点目、単純にダメージが高いです。ランスロットの固定ダメージは1000あり、2コスサポート(だいたい500前後がほとんど)の中では頭一つ抜けています。魔ーサーから属性チェインもするので、これが1.2倍で刺さって1200。コマ投げからダメージを稼ぐ場合は、~JD→エヴェイン→ランス→魔ーサーと繋ぐと1.4倍で刺さります。
二点目、相手を拘束する時間が非常に長いです。平たく言うと当たってる間に限界突破できます。限界突破するタイミングを逃して因子ゲージが足りない場合も安心。
三点目、ランスを呼んでいるので、相手の限界突破を避けながらコンボできる……いわゆるバー対になります。まったく意識してないのに勝手に止めてくれることもしばしばあります。
魔ーサー→ランスと逆順で呼ぶこともあります。こちらは主に3ゲージコンボを決めるときに使います。
画面端で5D・JD・A連を当てた後に魔ーサー→ランスと呼び、魔ーサーが当たったらグローリーを撃つと(※A連からつなぐ場合はグローリーにディレイが必要です)、グローリーで吹き飛んだ相手をランスが拾ってくれるので、さらにオフェンシブ(絶対王剣)で追撃ができます。
もちろん3コストサポートを組み込めばより高い火力を実現できますが、立ち回りでランスが呼べると、やはり取れる動きに幅ができます。いわゆる「圧の強さ」は取れる選択肢の多さからくると思っていますので、なるべく動きの幅は広く取れるようにしておきたい……というのがコガトの考えです。