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オオミズアオの来訪(蛾が苦手な方閲覧注意)(自分も写真にドキドキしているw)

(ヘッダーの写真は夜の江の島展望台からの景色、次男撮影)
洗濯ものを干そうと思ってどやどやとべランダの窓を開けて洗濯物のカゴを置いた。
私は若い頃から近眼で裸眼だと0.001ぐらいしかない。
(視力検査の一番上が見えない人ね)
今は片方だけソフトコンタクトレンズで矯正していて(モノビジョンというらしい)それだと老眼鏡がいらないのでとても都合がよい。
仕事で時々確認しないといけない小さい文字には可愛いペンダントルーペをさっと胸元から取り出して愛用してる。それでまず困らない。
絹なのか綿なのか、ルーペないとわからん時あるから(笑)

その視界の隅、前方の側面に緑の大きな葉っぱ??
??おかしい、あんな大きな緑の葉っぱ??見た事ない物体だ。

私の虫怖いよ警戒センサーが大音量で起動し始めたので急いで網戸をしめて物体を確認すべくドキドキしながら
「眼鏡かけるわー、眼鏡どこやっけ??あれ虫かな葉っぱかなー見えへん!」と慌てふためいていると
生物学部で視力1.5の次男がベランダに目をむけて「あれ虫だよ、蛾かも」といって、速攻で虫図鑑を広げた。
しばらく二人で図鑑を見て確認、それはオオミズアオという美しくも怖い大きな蛾だった。
でも、お顔はとても可愛い。フワフワの白い毛皮を着ている。

虫スピリチュアル好きなので早速調べた。
お約束かもしれないけど、幸運と死者からのメッセージを運ぶ虫という説明があったので
「あ、お父さんきたんちゃう?」と言って写真撮ったりして親子でそっと観察した。

次男、オオミズアオの傍でしばらくじっと見つめて何度も確認していた。
今20歳。16歳で父親と死別してしまったもんなー。ちょっとしか一緒にいれなかったね。
最近、小学生の時に亡き父親と出かけた思い出の場所に次男は一人で行ったりしてる。
私と出かけた場所(博物館とか大きな公園とかあんまりお金のかからん場所が多いw)にも再訪してるみたい。

ここに20年ぐらい住んでいる。

家のベランダはとても気持ちがいい。

初めて夫と子供たちとこの家の内覧に来た時、このベランダとここからの景色を見てここがいいって思った。
同じくらいのお子さんがいて、遠くの北の方の家に行くからこの家のエアコン全部置いていくので使ってくださいって言ってくれて、とても優しい方が住んでいた。

高い場所なのに色んな虫が定期的にやってくるのが不思議で仕方ない。
大きなバッタとカマキリ、あしなが蜂も来た事がある。
でもオオミズアオは初めてだったので、すごく神秘的な気持ちになった。


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