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あれから6年と、3年半前の投稿記事に触れて

6年前に投稿したオピニオンが掲載されたのだと思い出を振り返る

たまたま、Facebookでの発信が蘇ってきたので転載しておく

自分に励まされもする

共同養育時代☆
離婚後も共同養育していくことが経済的合理性、男女平等の観点から適合する
そんな、もしもの状況に備え、婚姻中共同親権段階から、文字どおり「共同養育」しよう!!
それが、私のスタンス=育休後アドバイザー的。離婚後は、もちろん離婚後子育てを支えます!
父母が夫婦として仲良く協議できるか、離婚して嫌いあってるかの、差によって選択肢の幅は違う。そりゃ仲良い方が、お互いの創意工夫によって無限の可能性を秘めている。離婚後の父母としては限界があるかもしれない。
かといって、ゼロしかないわけではない。
養育費を払う。細々とでも面会交流に協力する。それだって、共同養育の一環だ。
どんな共同養育が子にとって望ましいかは自然と導かれる。
パパもママも好きと言える子は、とりま大丈夫だと思う。
言えないことがある子こそ支援を経て、そう言える子に近づくことが望ましい。その子は両親に、愛されて無限の可能性を維持しながら自尊心を育んでいる子たちとの競争社会で生き抜かねばならないのだ。親の離婚で、つまづいてはならない。
それは、純真無垢な大好きじゃなくてもいい。等身大の親の得意と苦手もひっくるめて、でも嫌いじゃない的な寛容性とも隣り合わせの中で、自尊心を失わない位がいい。
自尊心が尊大に成長していることを自覚している私は、産まれてから、パパの育休期間の2ヶ月半と離婚前後に一瞬同居した1ヶ月半というわずか4ヶ月程度しかパパと一緒に暮らしたことがないウチの息子が面会交流だけしかパパとの関係を築いていなくても、全く罪悪感はない。
離婚して父親を奪ってしまったというような後ろめたさもない。
私自身も大事にする範囲内ではあるが、面会交流を続けてきたので、誰も誉めてはくれないが、私のおかげで父子関係が築けたでしょ、くらいの認識だし、これが、母としての自信である。
父に愛される子に育てることの効用は大きい。
養育費を送金してもらえることも、愛される子でよかったね、と心底思うし、そのために、私は自分で養育費請求調停をした。逃げ得は許さない!
それはそれは辛い期日だったけども、司法の支援を得て、子の環境は守られた。養育費も面会交流も続く。
父母としては、もう連絡を取らない約束をするほど、険悪の極みだけども、支援者がいるから、息子は両親に愛され、そして大好きといえる。
こういう環境を誰もが選択できるような社会にしたいのだ。
10年前に、親族の抵抗もある中、父親の育休を実践したパパなのだ。父親にも母性があることを体現しているよね、と母乳指導に来てくれた助産師さんに言ってもらえた。
離婚した夫だけども、そこは誇りである。
息子にも、父親を誇りをもってもらいたい。DNA の恐ろしいことに、嫌な癖とか全部似ているけど、ママと合わないだけで、そこそこ社会で自活して、幸せに落ち着いているモデルになってくれているならば、息子も大丈夫なのかもな、と余白をもって受け止められる。
だから、協議は一切ないのだけども、元夫も子育てしてくれている感じがある。
全く違う立ち位置で干渉しあわないけども、そっちから愛してくれているならそれでいい。
離婚後共同養育の実践者として、後に続いてしまう離婚後子育て当事者への、応援メッセージはあふれてる。

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弁護士古賀礼子
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