マミィ古賀ストーリー(子育て編②)

息子にとっては、少し背伸びし過ぎたかも?の高校を何とか卒業し、大学進学。それも私が決めた行先の法学部。私の望み通りに動かせてしまう遣り方。

言うなりの「良い子」だった息子が大学2年の時に、初めての大反発、大爆発!!大学に間に合わなくなる朝、起こしても起こしても起きない彼に「煩いわ!」って言って寝てるベッドから足蹴りされるという始末。前代未聞!有り得ない!実際に何が起こったのか分からずの私。

ハッ!として大泣きで2階から下りて来るという状態に、同居している母が物凄く心配して走って来てくれた事を今でも覚えています。

6/15日、その日はいつもの幼稚園でのセミナーのお仕事の日。仕事には、何故かONになれる。今夜は帰宅しないと既に決めていたので、お昼過ぎには名古屋の東急ホテルに予約をした。「お部屋でアロマの休息」というコース。二人のアロマセラピストから贅沢三昧の至福のアロマトリートメント。

携帯電話の留守電やメールは引っ切り無し。そりゃぁ、そうだ!無断外泊なんて、人生初!息子の人生初と私の人生初! 意外に笑えてきた。次の日、美容院でヘッドスパをし、夕方には仕方なく・・何食わぬ顔で帰宅をした。

リビングのソファでボ~っとしていたら、2階から下りて来た息子の一言。息子:「ねぇ、リフレやって~」私:「はぁ~?」

※リフレ・・リフレクソロジーの事。(足のトリートメント・マッサージ)国際ライセンス取得の為のケーススタディ120回分の中に家族である息子も勿論、練習台にしていましたので心地の良い事は、認識済みだった筈です。

タオルケットを被りながら彼の一言。

「もう、俺 大丈夫だから! 面接したし。」

「はぁ?」私、何かス~っと楽になれた瞬間でしたね。

今まで、張り詰めていたものがその一言でです。

面と向かって言えない「ごめん。」が、「リフレ・・して!」でした。言葉以上のコミュニケーションは、ちゃんと成り立っていたこと、ちゃんと向き合えていたこと。自己否定ばかりしていた私なのに、小手先ではない「育む」が出来ていたんです。

包むこと、触れること、緩めること・・・

特にリフレクソロジーは、面と向かっての施術ではないことが有難い。特に親子にとっては本当に本当にです。必ずや、母の想い(愛)が伝わる事を示してくれました。まさか、このようなカタチでの大事件!大発見でした。



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