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伝説のマーケター 「コストを最小限に、業績上げるならコレっしょ。」

「HIGH POWER MARKETING」ハイパワーマーケティング
という本を先日読み直しました。

コスト最小限にして、業績上げてこうぜ!そんなに難しくないしさ!
みたいな本であります。

著者の「ジェイエイブラハム」さんは、アメリカの「フォーブス誌」で経営コンサルタントTOP5にも選ばれている、伝説のマーケターです。
これは確かに、ハイパワーな説得力のあるマーケティングの本を書くには、ふさわしい経歴ですね。

ってことで、ここから個人的にすぐ使えるなと思ったポイントを、いくつか見ていきましょうー。


1:断ることができないオファーで、新規をめちゃ集める。

お客さん側が、「YES」と答えやすい状況を作り続けることがヒントです。

ある農場主が幼い娘のためにポニーを買おうとしていました。
彼の街では、2頭が売りに出されていました。2頭のどこを比べても同じでした。一方の売り主は、ポニーは500ドルで、これ以上は安くしないと言いました。
もう一方の売り主は、750ドルの値をつけていました。
ただし、後者はこう言いました。
「購入するか決める前に、1ヶ月間、娘さんに試しに買って欲しいのです」

エサとなる干し草1ヶ月分と共に農場主の家までポニーを運ぶことも申し出ていました。
さらに「週1回、スタッフを派遣して、ポニーを世話する方法を娘さんに教えてます」と言いました。
また、「このポニーは温和でおとなしいのですが、お互いに気が合うか確認するために毎日娘さんを乗せてください」とも言いました。

最後に「お試しの1ヶ月が終わるときにあなたの家に伺い、私がポニーを引き取って馬小屋を掃除して帰るか、あなたに750ドルを支払ってもらうようお願いするか、ということにしましょう」
と提案しました。農場主は、どちらのポニーを買うことになったのかは明確です。

このように、相手が断る理由を探すのに苦労するほど
「リスク」をとることによって、高値で販売することも可能になり、新規も集めやすくなりそうです。

自分のビジネスにおいて
どんな条件だとYESといいやすいかな?
と自問すると良さそうです。


2:過去のクライアントとの関係性を取り戻す

1番簡単に、業績を上げる方法は、笑ってしまうほど明らかですが、実行している人はほとんどいません。
それは、

「過去のクライアント」と取り戻す

ということです。
実際に、毎月どのくらいリピーターが減っているのかを把握している人も少ないです。まずは、毎月どの程度リピーターが減少しているのかを把握し、
その後に、やめてしまった理由を特定します。その後に連絡を取ればいいのです。

具体的には、「メール」「公式ライン」「ハガキやDM」があげられます。
注意点は、誠実さと謙虚さを忘れないこと。クーポンなどを送る際は、制限をしないこと。だそうです。


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