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「HSP」(ハイリー・センシティブ・パーソン)という症状に悩まされている話


やあ!こんにちは!肥壺チャンネルです!

私は、幼少の頃から「HSP」(ハイリー・センシティブ・パーソン)という症状に悩まされています。


「HSP」(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、
ひといちばい繊細な人」という意味で、この頭文字を取ってHSP(エイチエスピー)と言います。

エレイン・アーロン(Elaine Aron)博士によって付けられた「人の気質」を表す名称です。

気質とは、その人が生まれながらに持っている感受性や気分の傾向などを指す心の特徴で、環境などに影響される性格と違って後天的に変えることはできません。

HSPの人は必要以上に心配してしまい、「眠れない」「疲れやすい」などのうつ病と似た特徴が見られるためうつ病と混同されがちですが、発達障害やうつ病、アスペルガー症候群(ASD)ともまったく違います。

HSPという名前だけを聞くと何かの病気と思われがちですが、これは病名ではありません。

だから、HSPの治療法はありません。



アーロン博士によると、HSPには「DOES(ダズ)」と名付けた4つの特性があるといいます。


Depth of processing

考え方が複雑で、深く考えてから行動する

・一を聞いて、十のことを想像し、考えられる
・調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周りに驚かれる
・お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう
・物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
・その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話しが嫌い


【Overstimulation】

刺激に敏感で疲れやすい

・人混みや大きな音が苦手
・友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲れている
・映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣く
・人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
・些細なことに過剰なほど驚いてしまう


Empathy and emotional responsiveness

人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい

・人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする
・悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する
・人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる
・言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる


Sensitivity to subtleties

あらゆる感覚がするどい

・冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまう
・強い光や日光のまぶしさなどが苦手
・近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる
・カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
・肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
・第六感がはたらき、よく当たる


私は、上記の全部の項目で当てはまる重度のHSPですが、
皆さんは当てはまる項目がいくつありましたか?


そんなHSPな私は、ネットの世界でもなるべく人と関わらないようにしていますが、TwitterなどのSNSを利用していると、どうしても関わってくる人が出てきます。

TwitterのリプライやDMで返信する場合、通常の人なら数分で容易く書き込めるところを、私はたった3行の文章を書くのにも30分程度の時間を要さないと書くことができません。

酷い時には1時間経っても返信できない時があります(^^;)


原因は、「変なことを書いていないかな?」「相手が気分を害さないかな?」などと心配してしまうため、何度も何度も文章を書き直さなければならないのです。
そのため、すごく時間が掛かってしまうということです。


それに、Twitterを利用していると、たまに本名や顔出しで活動していないのに「個人情報が洩れる画像や文章を載せている人」がいますが、そういう人を見ていると「ストーカー被害に遭うんじゃないの?」「大丈夫なの?」と心配になって夜も眠れない時があります。


知らない人からいきなり指摘されると相手にとっては迷惑至極なことだと思います。

ですから、気にしないように、なるべくタイムラインを見ないことを努力していますが、少し交流するようになった人に対しては『嫌われても仕方ない覚悟』でアドバイスや指摘をするようにしています。

しかし、突然、『その写真は特定されるかもしれないから危ないよ』などと言われたら多くの人が『うわっ!何、この人、気持ち悪い』と思うのは当然ですので、そう思われてしまったらサヨナラされても仕方がないと割り切っています。


なぜ、そんなに心配してしまうかというと、私がネット初心者だった頃に本名を知られたり、最寄りの駅まで来るなどのストーカー被害に遭ったので、「私のようになってしまうのではないか」と、自分事の様に心配してしまうのです。

決して、「良い人アピール」や「見返り」を期待しての行動ではなく、HSPである私のわがままなので嫌われても仕方ありません。


過去に、指摘やアドバイスをされて感謝の言葉をくれた人もいましたが、ほとんどの人の反応は拒絶です。

中には、被害妄想から滅茶苦茶な暴言を残していなくなる人もいました。


私がストーカーのような迷惑行為をしているわけでもなく、ストーカー被害にあった経験からアドバイスすると、どうしても「ストーカーしている」などと決め付けられることがあるので、その時は酷く心が傷つきます(><)

冷静に考えれば分かると思いますが、自身のYouTubeチャンネルを宣伝しているTwitterアカウントで、ストーカーとも思われるような行為をする人って間抜けだと思います。

後で面倒なことになって、「YouTubeチャンネル」や「Twitterアカウント」を削除するといった活動することができないリスクを考えたらやる意味などないからです。


結果的に、アドバイスや指摘をすることで相手に大変な迷惑を掛けることにはなりますが、それがきっかけで今まで以上に用心深く行動するようになってくれれば、私は嫌われても良いのです。


因みに、「サヨナラ率は100%」なので、どうしても嫌われたくない人、良好な関係を続けたい人は「見て見ぬ振り」をして余計なことは言わない方が良いでしょう。

何も教えなかったことで、仲良くしている人がストーカーなどの被害に遭っても何とも思わないのならその方が無難です。


最後に、HSPのチェックリストを載せておきます。
同じような症状で困っている人はチャックしてみてください。

1.自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ。
2.他人の気分に左右される。
3.痛みにとても敏感である。
4.忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる。
5.カフェインに敏感に反応する。
6.明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい。
7.豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい。
8.騒音に悩まされやすい。
9.美術や音楽に深く心動かされる。
10.とても良心的である。
11.すぐにびっくりする(仰天する)。
12.短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう。
13.人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)。
14.一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ。
15.ミスをしたり物を忘れたりしないよういつも気をつけている。
16.暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている。
17.あまりにもたくさんのことが自分の周りで起こっていると、不快になり神経が高ぶる。
18.空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる。
19.生活に変化があると混乱する。
20.デリケートな香りや味、音、音楽などを好む。
21.動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している。
22.仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる。
23.子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた。


私は20個該当しました。

質問のうち12個以上に該当した場合は、HSPの気質があるとされます。
また当てはまるものが多いほど、HSPの度合いも高いとされます。

ただし、逆に「はい」がひとつかふたつしかなくても、その度合いが極端に強い場合は、HSPの気質があるとされます。

引用:ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。
エレイン・N・アーロン [著]・冨田香里 [訳] 講談社 / ソフトバンク文庫


最後まで読んでくれてありがとうございました!


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