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置き去りにしない

❶話し方のストレス

聞き手を置き去り
そんな話し方をしていませんか?
私が話し方や声を指導するときに大事にしている2つについて今日はお話しします

耳で聴くってかなり大変なのです。
聴き手は、ただ一度きりの音声表現をきいて一字一句を理解しなければならない( ;  ; )

無意識に多大な集中力を要してます。
まずこの大変な制約を大変と感じさせない
表現が、話し手に求められるチカラ。

理想は、一度聴いただけで全てが届き
内容がごく自然にスーッと相手の耳や心に入ってくる表現。

文章を自分が読むのは、制約がゆるい。
一度で理解できなければ、またさかのぼって何度も読み返せる。

が、人の話を聴く相手は、大抵はたった一回しかきけない。しかもペースは話し手主導。音量も様々。周りの雑音もある。。

一生懸命きいても、一つ一つのことばやセンテ ンスは、音声化される瞬間から過去のものへと消える。そして次から次へ次のコトバが耳に飛び込んでくる。

こう分析してみると聴く方も大変!だとわかる。だからその一瞬一瞬にストレスなく聴き手にコトバを届けることが話し手の役割。
感性と理性にスーッと働きかけ、ごく自然に 入っていくことのできる話し方が理想。

❷声のストレス

では、そのストレスは話し方だけだろうか?いえ、実は声にもストレスフルな声がある。

作りすぎた声、いかにも演技や嘘っぽい声は、違和感を感じ内容を聞く気持ちになれない。

皆さんは、どうですか?
この人の話は嘘っぽいなぁと思った事はありませんか?内容がいくら立派でも、人は声でその人の信頼度を図ったりするものなのです。

もしその人間的な感性のジャッジができなかったら!いい話を鵜呑みにしてしまうのではないでしょうか?人はコトバを鵜呑みにしません。
コトバ以外の非言語で相手の信頼度を測って自分の身の安全を守ったりすることができる生き物なのです。作り声は相手にストレスになります。

しかし、残念なことに、いい声をだそうと多くの人は、人前で無意識にまたは頑張って声色を変えてます。
聴く方はそれを望んでるのだろうか?よほどの完璧な自然な演技ができる人はともかく、話し方に自信がなかったり不器用な人は声色を作ると不自然なので私はお勧めしません。

その理由の最大の理由は、声色をつくることに気を取られ、話し方に自信がない人が話す内容や聴き手のニーズに集中できなくなってしまうからです。
声を変えるより大事なのは、目の前の相手の人がどのように聞こえているかをホスピタリティーの精神を持って注意深く観察してあげることの方が大事に思います。

観察とは?
話の内容はフィットしてるか
音量が適切でちゃんと聞こえてるだろうか?喋り方のスピードはちょうどいいか?
理解してみんなついて来れているだろうか?
言葉は難しくないだろうかレベルは合っているだろうか?
など、発話者は聞く人たちの満足度向上のためにたくさんのことを考えなければなりません。

というように
1聴く相手を置き去りにしないな話し方!
2ナチュラルな地声!

これらを基軸に
わたしはプロフェッショナルな声優、アナウンサー、ナレーター 、事業化に指導してます。

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