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超音波誘導下吸引式組織生検 〜乳がん備忘録④

略して(VAB)、ミサイルみたいだけど検査なのである。

3/2(水)夫に付き添ってもらいVクリニックへ。MRIの画像をもらって先に届けていたので、生検前の説明時に夫と共に見せてもらえた。MRI画像上では「7mm」とされていた。エコーとMRIで誤差は生じるものであるらしい。それよりも他にも数か所、しこりのようなものが散らばっていたのが気になりましたが、こちらは今回の対象ではないので結果次第・今後の治療方法の時に、と言うこと。
エコー画像も再度説明してくれて、赤い部分(Hot)の中に、しこりだけ青く映し出されている。エラストグラフィは宜しくないものが青くなるのだそう。
おそらく限局しているだろうとの見立て。

「大丈夫ですよ、痛くないようにしますからね」と先生が夫婦二人に微笑む。
エコーをやりながら、ペンで印をつけ麻酔2本を投下しVBAが始まる。左側に付き添ってくれる助手の看護士さん、前回の細胞診の時もそうだったがずっと腕をふんわりと触ってくれている。この手の温もりにどれだけ助けられるかわからない。設備も機械も先生も申し分ないこのクリニックに書かれた心ない低評価レビューが可哀想過ぎるので私が覆すことに決めた。今から書くわ。
先生、「こえりださん、生まれはどちらですか」と急におしゃべりになる。リラックスさせる作戦と言うことはいよいよ刺すのね…と理解。

左側乳房、乳頭を真ん中にして脇の下が時計の14時方向にあると見て、しこりは11時方向と言う具合。ガーッと吸引?したあとカシャカシャカシャと音がする。私が被写体で写真を撮られている感じだ。フォトジェニックだ。胸元で行われているそこには目をやれず、天井に目をやり閉じたり開いたり白目にしてみたり、気を紛らわす為にふざけていた。
「免疫力が上がるから」と夫がしきりに笑わせるようになり、色んな歌を全て軍歌の様に勇ましく歌う歌唱法が我が家で流行っていて、検査中に思い出せと言われた歌を脳内で再生したりしてる間に事は終わった。
夜に麻酔が切れた頃、じくじくっと熱い感じがしたのでロキソニン等を飲んで21時にはベッドに入った。これからは早く寝るようにしようと誓う。

実はこの日が嫌だったみたいであまり気にしないようにしていたけれども、終わったあとかなり安堵して心が踊っていた。
よほど安心したのか1ヶ月前に完全停止(アガリ)したと思った生理がまた再開して驚いた。まだ続くのか。

来週に結果が出る。


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