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おそらく多分そうだろう間違いない 〜乳がん備忘録②

2/18(金)画像診断センターにて、おっぱいのMRI画像を撮りにいく。今度の組織検査でしこりの一部を吸引してしまうので、その前の画像を撮っておかなければならないらしい。
胸部に2つ穴の開いた診察台にうつ伏せになり、その穴に乳房を垂らし…その穴に乳房を垂らし…すみません、垂らすものなどありませんが?と聞きたかったがかろうじてやめておきました。
右手親指下部あたりから造影剤を注入し注射器は自らが持つ。「大きな音がする」らしいのでヘッドホンをして開始。音が鳴っていたようですが爆睡している間に事は終わりました。
乳がん健診はマンモグラフィではなくこのような方法で検査する体制を、なんとか義務付けて欲しいと思いました。切に思います。マンモグラフィは痛いので嫌がる人が多数います。「これならいいか」と渋々でも承諾するのではないかしら。さすれば早期発見・早期治療が叶うはず。

「悪性の疑いあり」であれば90%はがんで間違いないらしい(そう言われた)。最初に思ったことは「一生懸命生きてきた、悔いはない」でした。
まだ結果も何も出ていないのに、些か話が飛びすぎているけれども、どうしてもマイナスのイメージが切り離せない。なのでその気持ち。変に隠したくはなかった。
身内・親戚にがんを患った人はいないけれども、積極的に健診も受けてきたし、結婚して煙草をやめてからも更に一層身体には気を遣って生きてきた。健康に努めてきたつもりでした。やるだけの事はやってきた。
それでも人は病に伏すんだなぁと言う漠然とした感想を持ちつつも、悔しい気持ちはあまりありません。
むしろ清々しい気持ちでこれからの治療を受け入れていけるとさえ思えたので、かなり前向きだと思っております。泣きもしていませんが、これから泣くのかしら。しかしどこか俯瞰して冷静に見ている自分がいます。

その後、乳がんを前提とした記録を残すのに、「貧乳問答歌」と題したブログをスタートさせようと目論みましたが、急に意気消沈しやっぱりこのままnoteで備忘録的に進めることとしました。

決してふざけてる訳ではないのですが、残りの人生をカウントダウンしていくような暗く苦しいものにはしたくないし、どこかクスッと笑える明るいものにしたいけれども「貧乳問答歌」ではあまりにも可哀想過ぎるので却下。
せっかく読んで頂ける人をドン引きさせてどうすると反省しました笑


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