超一流書店ジュンク堂に選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大さんの著書を発見
私は店頭で雑誌の目次を確認して記事に取り上げられそうなものや興味深いものがあると買うようにしていますが、最近はコンビニエンスストアで取り扱う雑誌の種類が非常に少なくなっています。以前は文藝春秋を取り扱うコンビニエンスストアの数が多かったように感じていましたが、総合誌や週刊誌の取扱いが減っているように感じています。
そのような事情もあって大手書店に行く頻度が増えているわけですが、先日は超一流書店のジュンク堂に行ってきました。「週刊金曜日」、「月刊日本」、「紙の爆弾」、「創」、「正論」、「HANADA」、「情況」、「世界」、「潮」、「中央公論」、「VOICE」、「WiLL」などの記事の目次をチェックしてそのうちのいくつかを購入しました。
そして、社会分野の書籍のコーナーで反差別界隈の著者を確認しようとしたところ、選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大さんの著者「NHKから国民を守る党とは何だったのか」が棚に並んでいるのを見つけました。その末裔の政治家女子48党の内紛が報道され、ベストセラーとなっているはずの著書であるはずなのに平置きとなっていないことに不満が残りましたが、超一流書店ともなれば推す書籍も多いという事情もあるのかもしれません。
気になったのは版を重ねていく中で私が指摘した立花孝志ひとり放送局株式会社が株主を登記していないという出鱈目部分が修正されているかという点でした。
なお、最近の立花孝志さんの関連会社の動向で着目すべき点は、マツコ・デラックス被害者の会株式会社が令和5年4月に商号変更して株式会社立花孝志になっている点です。もはや、マツコ・デラックスさん関連で収益を上げることは難しくなったと判断したようです。ただ、NHKをなんちゃら党の情報に疎い選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大さんは、立花孝志さんがマツコ・デラックス被害者の会株式会社の商号変更によって設立した風に装っていることを見抜くことはできなかったようです。
立花孝志さんがこのような登記申請を行った理由を考えると。登録免許税の問題があると思います。株式会社の設立に伴う登録免許税は最低15万円かかるのに対し、商号変更ならば3万円で済むのです。選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大さんが株式会社立花孝志の取材をちゃんと行っていればもっと立花孝志さんを揶揄したり批判したりすることができたはずですが、ジャーナリストとしての最初期の仕事が望遠レンズによる圧縮効果を狙った写真を用いて初詣が密であったという記事であった選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大さんには綿密な取材は所詮無理であったということでしょう。
本題に戻りましょう。「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を手に取った私の目に信じられない文字が飛び込んできました。
「初版第1刷」
ツイッターで多くの方が絶賛しているのですから重版出来されていると思っていましたが、実際は初版を刷った際の著作権使用料のみが選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大さんの収入になっているようです。そして、選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大さんが書くチダイズム新聞(電子版)でコメンテーターとして「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円の著者で云云かんぬんと自身を登場させるのは、ギャグやくすぐりではなく本当に著書が売れていないことに焦っているのかもしれないと感じ、やり切れない気持ちになりました。
この記事でニヤニヤしていると表現されている選挙ウォッチャーちだいこと石渡智大さんも、重版出来がないことで著書から新たに著作権使用料による収入を得ることができず、今後の売上げ次第では新評論から出版することができないかもしれません。ここまで記事を書いていると、「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を古書店で買ったことが非常に申し訳なくなりました。