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安田浩一さん、嫌悪感情の容認の危険性がテロ行為につながるとコメント、 #エル金は友達 祭りの当事者をも批判か? ~参議院議員通常選挙ウォッチ 2~

安倍晋三元総理大臣殺害事件に対する安田浩一さんの真っ当なコメント

 参議院議員通常選挙期間中の令和4年7月8日、安倍晋三元総理大臣が元海上自衛隊員と報じられた山上徹也容疑者に銃撃され死亡しました。この事件について、毎日新聞はジャーナリストの安田浩一さんにコメントを求めて記事にしています。

 安倍晋三元首相が銃撃され亡くなった事件をどう受け止めるか。識者らに聞いた。
ジャーナリストの安田浩一氏の話
 テロ行為で政治的な言説を封じるのは断じて許せません。「言論ではなく暴力で」という形がこれまでの歴史でも何度か繰り返されてきました。
 2021年8月に在日コリアンが多く住む京都府宇治市のウトロ地区で起きた放火事件、22年3月には大阪府高槻市の辻元清美元衆院議員の事務所で窓ガラスなどが壊された事件が起きました。政治的に異なる意見を持つ人々に対し、テロや脅迫が相次いでいます。嫌悪感情がそのまま犯罪につながるようなことがあり、社会がいわばそれを容認、放置してきた部分がありました。そうしたことが今回のテロ行為に結びついたとも考えられます。
 一方、インターネット上では、容疑者について「外国勢力が背後にあるのでないか」などといったデマがみられます。テロリズムは絶対に容認できませんが、レイシズム(人種差別)の扇動も許容できません。

「『嫌悪感情の容認がテロ行為へ』ジャーナリスト・安田浩一氏」毎日新聞

 この「嫌悪感情の容認」というキーワードを聞いて私が真っ先に思い浮かべたのは、李信恵さんから胸倉を掴む有形力の行使を受け、エル金こと金良平さんから傷害に至る暴行を受け、ぼんこと李普鉉さんから暴行を受けた北新地大学院生リンチ事件の被害者に対してなされた #エル金は友達 祭りでした。その時に何らコメントしなかった安田浩一さんは、それを悔いてこのような深い意味を込めて毎日新聞にコメントなさったのだと私は固く信じています。