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大阪市北区堂山町傷害被疑事件、茅ヶ崎市民文化会館暴行被疑事件の公判が終了

最高裁判所の決定内容は不明

 最高裁判所によりますと、伊藤大介さんが被告人であった大阪市北区堂山町傷害被疑事件、伊藤大介さんと北嶋直樹さんが被告人であった茅ヶ崎市民文化会館暴行被疑事件が終了したことが明らかになりました。最高裁判所の決定内容は不明ですが、弁論が開かれなかったことから最高裁判所が事件として受理しない決定をなしたものと思われます。この決定をもって伊藤大介さんと北嶋直樹さんは「被告人」という立場から解放されることとなります。長年の裁判闘争お疲れ様でした。

伊藤大介さんが株式会社ハウスポートの代表取締役、取締役を辞任

 仮に、最高裁判所が伊藤大介さん、北嶋直樹さんの上告を却下していたとすれば、伊藤大介さんについては、傷害罪、暴行罪で罰金刑に処せられることが確定することになりますから、宅地建物取引業法に基づいて伊藤大介さんが役員として就任している法人は欠格事由に該当するおそれがあります。そのためかどうかわかりませんが、伊藤大介さんは株式会社ハウスポートの代表取締役と取締役を令和5年4月1日付けで辞任し、同日、代表取締役には同じ住所の同姓の女性が就任していました。
 一方、株式会社e-ハウスについては、伊藤大介さんが代表取締役として就任したままとなっていましたが、かつて存在したウェブサイトの閲覧ができない状態となっています。

今後神奈川県県土整備局事業管理部建設業課横浜駐在事務所が調査しそうなことについて

 神奈川県知事免許の宅地建物取引業者の管理に関する所管は神奈川県県土整備局事業管理部建設業課横浜駐在事務所ですが、今後は株式会社ハウスポートの調査を行うものと思われます。仮に伊藤大介さんの有罪が確定していたとすれば、代表取締役及び取締役辞任の日である令和5年4月1日と、有罪確定の日を調べることになるのではないでしょうか。また、宅地建物取引業者の役員の欠格事由は、単に代表取締役、取締役、監査役などの役員となっていないことに留まらず、会社に対する影響力の大きさについても判断基準となることから、今後は株式会社ハウスポートの株式所有状況などを調査することになるのかもしれません。
 また、株式会社e-ハウスについては、宅地建物取引業法に基づくと欠格事由に明らかに該当しそうですが、大前提として(3)26661号で付与されていた神奈川県知事の免許が現在も有効なのかどうかを調査することになりそうです。

Facebookの背景画像を変更した伊藤大介さん

 株式会社ハウスポートの代表取締役及び取締役として過ごす最後の日であった令和5年3月31日、伊藤大介さんはFacebookの背景画像を高級車であるメルセデスベンツなどの車両の画像に変更しました。その意図はわかりませんが、仮に辞任によって役員報酬を受け取ることができなくなって自家用車の手放しや乗り換えをなし、手放した愛車に対する愛情をあらわしていたものであるならば、自らのバカな行為によって不動産業で積み重ねたキャリアを損なってしまった自業自得の結果とはいえ、同情もします。