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立川談四楼師匠、「東西寄席演芸家名鑑 2」のコメントをだいぶん反省した模様

 「日本で唯一の演芸専門誌」である「東京かわら版」では、増刊号として「寄席演芸家名鑑」を刊行しています。令和3年に刊行されたものは、「東西寄席演芸家名鑑 2」として上方の噺家さんや講談師さんなども掲載され、かつて「電波少年」にケイコ先生として出演していた春野恵子先生も上方の浪曲師として掲載されていました。
 この「寄席演芸家名鑑」が今年の8月に新たに刊行されました。今回は「東都寄席演芸家名鑑 2」として東京の演芸家を紹介するものとなっています。そして、前回の名鑑から演芸家自身のコメントも紹介するようになり、それぞれの演芸家さんがアピールしています。この中で私が注目していたのは、ここではXで政治的な発言が目立つ立川談四楼師匠のコメントでした。今回のコメントは次のとおりでした。

「口も立ち筆も立川談四楼として、これを回すために酒、タバコ、香辛料を必要とします。趣味としてツイッターをいささかやります。」

 ごく普通のコメントで、このコメントから関心を持って立川談四楼師匠に仕事を頼もうと考える方もいらっしゃるかもしれません。ただ、前回の名鑑である「東西寄席演芸家名鑑 2」の立川談四楼師匠のコメントはすごいものでした。

「落語立川流第1期真打。趣味・特技:ツイッター。そのツイッターで、ネトウヨをブロックやミュートすること。痛快也。」

落語会を企画しようとする方にとっては「ネトウヨって何?」かもしれませんし、「何かよく分からないけれど攻撃的でトラブルがあったら困る」などと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そして、私は、ほとんどの顧客が日本人であるのにもかかわらず、日本に対する批判を商品販売に用いるアカウントでなしている株式会社あらい代表取締役の朴敏用さんの失敗を繰り返す方がいらっしゃると感じて心配になったものです。ただ、立川談四楼師匠は前回のコメントをだいぶん反省なさったのか方向転換を行いました。この方向転換を漫画「ファイティング寿限無」の読者であった私は歓迎しますし、株式会社あらい代表取締役朴敏用さんが早く気づいてくれないかと心配しています。