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立憲民主党が次期衆議院議員総選挙岩手1区で分裂選挙の見通し

立憲民主党岩手県連合がフリーアナウンサーの擁立を発表

 立憲民主党岩手県連合が、次期衆議院議員総選挙岩手1区でフリーアナウンサーの佐野利恵さんを擁立することを発表し、公認内定を得ている現職の階猛さんとの分裂選挙となるようです。

 立憲民主党岩手県連は14日、次期衆院選岩手1区に盛岡市出身のフリーアナウンサー、佐野利恵氏(30)を擁立すると発表した。同区には既に同党から公認内定を得ている現職階猛氏(54)がいるが、資金問題で対立する階氏に身内が「刺客」を立てる異例の構図で、野党の分裂選挙となる可能性が出てきた。
 階氏は旧民主党時代、消費税増税を巡る路線対立で小沢一郎衆院議員(立民県連代表)とたもとを分かった。
 岩手1区は他に、自民現職の高橋比奈子氏(63)=比例東北、共産新人の吉田恭子氏(40)が立候補を予定している。

 立憲民主党岩手県連合は、階猛衆議院議員に対して政治資金を不当に移したとして3300万円の支払いを求めて民事訴訟を盛岡地方裁判所に提起(令和2年(ワ)第170号)して係争中ですから階猛衆議院議員を支援するわけがありませんが、刺客を送るという段階まで対立が深まったのかという印象だけが残ります。

 旧国民民主党岩手県連の政治資金を不法に移したとして、立憲民主党県連が階猛衆院議員(岩手1区)に3300万円の損害賠償を求めた訴訟の書面による準備手続きが25日、盛岡地裁でオンライン形式で開かれた。地裁は双方に和解を検討するよう求めていたが、ともに主張を変えず和解は成立しなかった。党内での問題が解決しないまま、秋までに実施される次期衆院選を迎える見通しとなった。
 訴状によると、階氏は2019年2月に自身が総支部長を務める旧国民県連1区総支部の口座に県連の資金4000万円を移し、同5月にこのうち3000万円を自身が代表の政治団体に送金させたとしている。立憲県連は「権限を乱用した行為」と訴え、階氏側は「県連の常任幹事会で、政治団体の立ち上げに対する資金拠出について承認を得た」と主張する。

 立候補を表明した佐野利恵さんは、ラジオパーソナリティとしてFM岩手で番組を持っていた方で、ラジオパーソナリティから政治家へ転身という流れは玉木デニー沖縄県知事、石垣のりこ参議院議員と悪い予感しかしないわけですが、Date fmの番組のリスナーとしてそれなりに人となりを存じ上げていた石垣のりこさんと違って、岩手県のラジオ番組はIBC岩手放送しか聴いたことがありませんのでどのような方か存じ上げません。