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菅野完さんに突き刺さる巨大なブーメラン 1 ~募金横領事件における菅野完さんとの比較を中心に~

菅野完さんが小林よしのりさんと大月隆寛さんを批判

 菅野完さんが新しい歴史教科書をつくる会に関して、小林よしのりさんと大月隆寛さんを批判しているようです。

どっちにしても、小林よしのりも大月隆寛も、「カルトに利用されてしまった自分の脇の甘さ」について、一本なにか書くぐらいのことをせんと、何の説得力もないよな。 単に世の中を拗ねた何の成功体験もないクズいオッサンでしかない。

@noiehoie

その点、西尾幹二は偉いのよ。あの人は偉い。 無茶苦茶で人格に多分に問題はあるだろうが、あの人は、「カルトに利用された自分」について、総括してる。 偉い。

@noiehoie

日本の「新しい歴史教科書」もそうよ? あれだけ大騒ぎした「新しい歴史教科書」って「つくる会」に居並んでた学者(自称ふくむ)などは、記述作業に一切関与せず、カルトが作った梗概を監修する程度。 実際の記述は「生長の家原理主義」や「キリストの幕屋」の2世信者の学部生がバイトで書いてた。

@noiehoie

で、2信者各位は悩むわけさ。時給数百円レベルの薄給で、よくわからんカルトのオッサンたちに偉そーにこき使われるわけ。特に「キリストの幕屋」の信者青年からすれば、谷口雅春原理主義の高橋史朗とか宮崎にこき使われてるのが意味不明なわけ。 で、悩む。 今もトラウマで苦しんでる。

@noiehoie

 要約すれば、新しい歴史教科書をつくる会に生長の家が絡んでいたから、つくる会に参加していた小林よしのりさんや大月隆寛さんはその責任を自覚して総括する著書を執筆すべきだというご主張のようです。ただ、このような批判を菅野完さんがおっしゃるのは非常に疑問に感じます。

募金横領事件で総括する機会を自ら手放した菅野完さん

 菅野完さんは、木野寿紀さんが進めていた差別反対メッセージのための募金を横領しましたが、刑事告訴を免れるために神原元弁護士を代理人とした木野寿紀さんに対し誓約書を差し入れました。

誓約書

 この誓約書において、菅野完さんはご自身の横領事件について、自ら世間に説明して総括する機会を放棄しているわけです。このようなご自身がなさったことに対してちゃんと向き合わない姿勢は、すでに山口貴士弁護士の尽力によって解決した米国での暴行事件において、公判中に日本に帰国して公判が長期間止まったままとなっていた事実を思い起こさせます。
 このような事実から考えて、俗な表現をすれば「ご自分のケツを拭くこともできない」としか解釈できない菅野完さんが他人に対してはずいぶんと高飛車で高圧的な言論を投げかけるものだとあきれ返ります。