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いわゆる「Dappi」名誉毀損裁判口頭弁論

行儀がとことん悪かった朝日新聞記者

 11月25日、小西洋之参議院議員、杉尾秀哉参議院議員が株式会社ワンズクエスト、同社の代表取締役、同社の取締役にツイッターアカウント「Dappi」のツイートが名誉毀損にあたるとして慰謝料の請求を求めた民事訴訟の口頭弁論が東京地方裁判所で行われました。
 この民事訴訟は、現職の参議院議員が原告となっていることもあり、報道関係者の席が数多く設けられていました。ただ、最前列に陣取った朝日新聞記者の行儀は非常に悪いものでした。その記者は傍聴席に座るといきなり朝日新聞を広げて読み始めたのです。この記者は法廷がご自分の居間ではないといつご理解なさるのでしょうか。

口頭弁論

裁判長裁判官 新谷祐子
右陪席裁判官 森川さつき
左陪席裁判官 志村敬一
書記官 小又淳子 

新谷祐子裁判長(以下「裁判長」)「時間が早いですが、お揃いですので開廷します。被告の釈明書が提出されていますが、陳述しますか。」
被告訴訟代理人(以下「被告」)「はい。」
裁判長「原告から11月14日付け第2準備書面が提出されています。こちらは原告のご主張をまとめられたものということですね。」
原告訴訟代理人(以下「原告」)「はい。陳述します。」
裁判長「原告から甲第21号証から甲第24号証が証拠として提出されています。こちらは判決の写しということでよろしいですか。」
原告「はい。」
裁判長「原告の主張に対して被告はどのように反論なさいますか。」
被告(少し考える)
裁判長「調査などは必要でしょうか。」
被告「調査は不要です。」
裁判長「原告の立証に対してどう反論するか検討する時間が必要ということでしょうか。」
被告「引き続き検討していきます。」
裁判長「準備期間はどれほど必要でしょうか。」
被告「年明けぐらいには。」
裁判長「具体的には。」
被告「1月13日に提出します。」
裁判長「それを前提として次回の期日は1月20日はいかがでしょうか。」
被告「差し支えです。」
裁判長「1日差し支えでしょうか。」
被告「その日は鹿児島に行っているので1日です。」
裁判長「1月23日午後はいかがでしょうか。」
被告「夕方なら。」
裁判長「原告のご予定は。」
原告「構いません。」
裁判長「夕方とは何時ぐらいですか。」
被告「午後4時からにしていただければ。」
裁判長「それでは1月23日午後4時から。法廷は代わりまして607号法廷・・・」
(小又淳子書記官が裁判長に訂正を入れる)
裁判長「失礼しました。610号法廷で行います。今日はこれで閉廷します。」