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週刊文春というこの国の害悪 6 ~未だに「木原事件」とよんで生死に関わる報道被害を拡大させる週刊文春~

人の生死に関わるデマ記事を報じる週刊文春

 木原誠二元官房副長官の妻が殺人事件に関わっているかのように報じ、それが週刊文春自身が報じた再捜査を担当した取調官のコメントで否定されているにもかかわらず、依然として週刊文春は「木原事件」と呼ぶようです。

 10月25日に警視庁に正式に受理されていた、木原事件の捜査再開を求める遺族の刑事告訴。これを受けて、11月16日、警視庁捜査一課の刑事が遺族の聴取を行っていたことが「週刊文春」の取材で分かった。
 2006年4月に、木原誠二前官房副長官(53)の妻X子さんの元夫・安田種雄さん(享年28)が怪死した事件。2018年に始まった再捜査も、なぜか1年足らずでストップしていた。事件をめぐっては、今年7月に露木康浩警察庁長官が「事件性はない」と発言、8月に警視庁の特命捜査第一係長が遺族と面談した際にも「18年に捜査を尽くしたが、事件性は認められない」という説明に終始した経緯がある。

文春オンライン「《木原事件》ついに捜査再開!捜査一課の刑事が遺族の聴取を行っていた『元取調官・佐藤誠氏についての質問も・・・」

 週刊文春の罪深さは、公人である木原誠二元官房副長官ではなくその妻である民間人を標的とし、元取調官への取材で妻が「殺人事件」に関わっていないことが分かっていたにもかかわらず、依然として「木原事件」と呼び妻への報道被害を助長させている点にあります。そもそも、元取調官が実名で記者会見したことすら、スキャンダルとしては筋が悪いから実名記者会見したという意図が透けて見え、上皇后陛下に対する報道で失語症を発生させ、福岡の教師が生徒にいじめをなしていたという西岡研介さんの記事を教師の実名とともに報道した頃から何も変わっていないことがよくわかります。
 更に言えば、無実の民間人に対して「殺人事件」の被疑者のような報道をなすことは、報道被害を受けた者の生命に関わることを週刊文春はまったく認識していません。福岡の教師によるいじめでっち上げ事件のデマ報道で「殺人教師」と報じた西岡研介さんのデマ記事に対して、「よくやった」と週刊文春が考えているからこそ、木原事件」などという表現で報道被害を拡大させ続けるのでしょう。週刊文春はまさしく日本の害悪であると言えるでしょう。