安田浩一さん本日も筆圧ミニマム
安田浩一ウェブマガジン「ノンフィクションの筆圧」が記事を更新
いつまで経っても記事が更新されず、更新されたと思ったらイラスト紹介だったというように読者の期待を裏切り続けている安田浩一ウェブマガジン「ノンフィクションの筆圧」ですが、3月15日にようやく記事を更新しました。
ただ、記事は安田浩一さんが出版した、それも新刊ではなく文庫本であるという宣伝記事で、またもや読者の期待を裏切るものでした。
安田浩一ウェブマガジン「ノンフィクションの筆圧」に独自性はあるのか
安田浩一ウェブマガジン「ノンフィクションの筆圧」は、有料ウェブマガジンでありながら1年以上も記事を更新せず、そのような非礼で悪質な懈怠に対して有料記事で謝罪の言葉を述べるという意味不明な対応を行っていました。
反省したのかと思えば、最近は過去記事の焼き直しに終始し、鈴木邦男さんへの追悼記事でようやく独自記事を掲載したかと思っていたら、今度はウェブマガジンの方向性とは全く異なるイラスト紹介でお茶を濁し始めました。もちろん、そのイラストを安田浩一さんが描いているわけではありません。そして、イラスト紹介で記事が更新されていることに安心して安田浩一さんは2月近くも読者に記事をまったく届けることができていない状態に陥っています。ただ、このように批判する私も安田浩一さんを正しく見て批判していたわけではなかったことに最近気がつきました。
雑誌「創」のバックナンバーを図書館で読んでいたときに安田浩一さんの記事を見つけたわけですが、初めて見るはずのその記事を読んだことがあるような気持ちになっていました。もうおわかりでしょう。安田浩一さんは「ノンフィクションの筆圧」の記事についても他のメディアに掲載する記事とほぼ内容を共有していたのです。
有料ウェブマガジンを発行するのであれば、独自の取材や独自の論考を目にしたいという読者に向けた記事を掲載するのが筋であって、安田浩一さんのように他の媒体の記事の焼き直しや他の媒体と共有させる記事を掲載するのはやり方が完全に間違っていると思います。しかも、そのような記事すら月刊購読料を受け取っておきながら月1回も更新していないというのは、すでにウェブマガジンとして成立してないといってもよいのではないでしょうか。