見出し画像

神原元弁護士はなぜ文在寅韓国大統領が日本に欲しいと考えたのか

神原元弁護士の魅力を探る

 「弁護士として誰に注目していますか」と問われれば、私は迷いなく神原元弁護士と答えます。国会議員として不自然なほど図抜けた数の民事訴訟を抱えてきた立憲民主党の有田芳生参議院議員から「常勝」弁護士とよばれるほど信頼され、たまには下級審で本人訴訟の民事訴訟に敗訴したり、ブログ「余命三年時事日記」にあおられて大量懲戒に及んだ者に対して原告兼原告訴訟代理人として臨んだ民事訴訟で敗訴するというお茶目さも持ち合わせている神原元弁護士は間違いなく注目されるべき個性を備えた弁護士であるといえるでしょう。

 この神原元弁護士については、平成4年にはじめて司法試験短答式試験に合格し、平成9年に論文式試験に合格、平成10年に司法試験に最終合格し、司法修習を経て弁護士となったことが官報の記載で確認できます。この神原元弁護士が妻となる土井香苗弁護士と出会ったのが司法修習の検事職「女性枠」撤廃運動でした。当時の読売新聞の記事を確認すると、司法修習生であった神原元弁護士が「女性枠」で検事に採用されない女性について自分より優秀であると述べたコメントが掲載されています。
 その神原元弁護士について、妻である土井香苗弁護士から見た印象を語ったインタビュー記事が平成22年3月8日の毎日新聞に掲載されています。

<夫は「女性枠」問題で共に闘った男性>
 司法修習が終わった2、3カ月後に私から「結婚してください」と頭を下げました。初めは「レーダー外(眼中にない)」だったのに。夫も弁護士で、「日の丸・君が代問題」での処分撤回や刑事、労働問題などを担当しています。人権ゴリゴリで、家でも「他に話はないの?」みたいな感じ。女が飯を作るという発想もない。自宅を新築した際に「台所は要らない」と言い出す始末。さすがに小さい台所は作り、食事も時々作ります。

神原元弁護士の文在寅韓国大統領評

 その神原元弁護士は、文在寅韓国大統領を高く評価する人物としても知られています。

 政治家を見る目の確かな神原元弁護士は、文在寅韓国大統領のほかに「核なき世界を目指す」演説でノーベル平和賞を受賞し、その受賞に対して広島、長崎を訪問するというしょぼい行動ではなく素晴らしい行動で応えたバラク・オバマ元米国大統領など確かな政治家を評価していましたが、令和3年5月19日、改めて文在寅韓国大統領を評価するツイートを発信しました。

 この神原元弁護士のツイートの前に報じられたニュースとして思い浮かぶのは、文在寅大統領の与党である「共に民主党」の議員が旭日旗を利用すれば最大懲役10年という法案を転出したことが産経新聞のウェブサイトで紹介されたことや、5月4日の大統領府の会見で大統領を批判するビラを配布した国民を親告罪である侮辱罪で告訴した者に対して「処罰意思を撤回するように指示した」と発表した記事しか思いつきません。ただ、「人権ゴリゴリで『他に話はないの?』みたいな感じ」(土井香苗弁護士評)という神原元弁護士がこのような報道をもって文在寅韓国大統領を評価するはずもなく、日本に欲しいとまで述べた神原元弁護士の新たな情報発信が待たれます。