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ボクシング全日本新人王決勝

 後楽園ホールで最も集客力があると言ってもよいボクシング興行である全日本新人王決勝を観戦してきました。
 12月の早い時期にぴあやローソンチケットだけでなく後楽園ホールの前売券売場でもチケットが完売という物凄い売れ行きであったため、チケット売り場で食べるために金井米穀店でおにぎりを買って当日券売り場に2時間前から待ちました。


金井米穀店

 後楽園ホール前では、ミドル級で赤井英和さんの息子さんで東日本新人王である赤井英五郎さんと対戦するミドル級西軍代表の冨永一希さんが会場入りのために待機していましたし、元WBC世界フライ級王者の内藤大助さんもいらっしゃいました。また、後楽園ホール内では元WBA世界スーパーライト級王者の平仲明信さん、元WBC世界スーパーフライ級王者のセレス小林さん、元WBC世界ミニマム級王者の大橋秀行さん、WBC世界スーパーライト級タイトルマッチでブルース・カリーに挑戦し、現在は俳優の赤井英和さんなどもいらっしゃいました。なお、赤井英和さんのラスト・マッチとなった大和田正春さんとの試合の日、私は受験のために会場の大阪府立体育会館に近いホテルに宿泊してました。あの日聞いた救急車の音は、赤井英和さんを乗せた救急車だったのかもしれません。

赤井英五郎さんについて

 実は私は赤井英五郎さんの試合を生で観戦したことがありませんが、全ての試合に勝っているボクサーがしばしば登場する全日本新人王決勝において、4勝2敗という戦績は平凡な戦績に見えました。ただ、2敗がデビュー戦と第3戦というキャリア初期であることに加えて、東日本新人王決勝で敢闘賞を獲得したことから大きく実力を伸ばしている可能性もあり、期待感が膨らみました。

試合結果

ミニマム級

△坂田一颯(S&K)
引分勝者扱い
判定0-0
38-38北野優勢
38-38坂田優勢
38-38坂田優勢
▲北野毅郎(大橋)

アマチュアから無敗を続けてきている北野のうまさを坂田が出さないように試合をコントロールした一戦。私の採点は38-38坂田優勢。

ライト・フライ級

△磯金 龍(大橋)
引分勝者扱い
判定1-1
40-36磯金
39-37上蔀
38-38磯金優勢
▲上蔀哲汰(S&K)

西軍技能賞の上蔀の技術を磯金が荒々しいスタイルで押さえ込んだ試合。私の採点は39-37上蔀優勢。

フライ級

◯坂井 涼(畑中)
判定3-0
49-46×3
●高熊龍之介(松本ACE)

西軍MVPの坂井が危なげなく判定勝ちした。私の採点は48-49坂井。

スーパー・フライ級

〇藤野零大(カシミ)
判定2-1
39-37佐藤
40-36藤野
39-37藤野
●佐藤 祐(三迫)

西軍技能賞でパンチの威力に優れる藤野に対し、佐藤が攻勢をとっていた試合。私の採点は39-37佐藤。

バンタム級

〇森口山都(クラトキ)
判定3-0
49-46
49-45
50-45
●三浦良斗(ワタナベ)

森口が高い技術で三浦をシャットアウトした。私の採点は49-46森口。

スーパー・バンタム級

〇武藤涼太(松田)
KO1R1:56
●須藤大和(伴流)

東軍技能賞の須藤を武藤が速攻で倒し切った。

フェザー級

石崎大二朗(LUSH)
判定3-0
49-46
49-46
50-45
●牧田健之介(RK蒲田)

石崎が東軍MVPのファイタータイプの牧田を長いリーチを活かしてシャットアウトした。私の採点は50-45石崎。

スーパーフェザー級

〇下村佳輝(三迫)
TKO4R2:09
●小松直人(森岡)

小松が驚異的なスタミナで耐えるものの下村が倒し切った。レフェリーのストップのタイミングはもう少し早くてもよかった。

ライト級

〇西畑直哉(竹原慎二&畑山隆則)
TKO2R2:33
●児島弘人(黒崎KANAO)

 西畑が試合をコントロールしてきちんとKOで仕留めた。

スーパーライト級

宮川竜成(尼崎亀谷)の棄権により川村英吉(角海老宝石)が不戦勝。

ウェルター級

〇須賀大地(世田谷オークラ)
判定2-1
38-37須賀
38-37松岡
38-37須賀
●松岡 蓮(浜松堀内)

松岡は2回にダウンを奪うものの手数が少なかった。私の採点は38-37須賀。

ミドル級

〇冨永一希(仲里)
TKO3R1:10
●赤井英五郎(帝拳)

初回から攻勢をとっていた赤井だったが、冨永のストレートでダウン。赤井はダメージも残っていたがそのラウンドを耐えきると2回にダウンを奪い返した。3回に冨永が一方的にラッシュしたタイミングでレフェリーストップ。今回の新人王戦ではストップのタイミングがやや遅いと感じていたが、この試合のビニー・マーチンレフェリーの判断は適切だった。