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「余命三年時事日記」大量懲戒民事訴訟 原告 金竜介、金哲敏弁護士ほか

期日変更続きの東京地方裁判所

 今日は仕事の調整がついて休暇を取ることができましたので、東京地方裁判所の傍聴に行ってきました。目的とする裁判は、原告暇空茜さん、被告菅野完さんの民事訴訟の初回口頭弁論、原告小西洋之、杉尾秀哉参議院議員、被告株式会社ワンズクエストと代表取締役、取締役の民事訴訟、いわゆる「Dappi」裁判の当事者尋問でした。
 ただ、非常に残念なことに暇空茜さんと菅野完さんの民事訴訟は6月23日に期日変更、「Dappi」裁判は6月26日に期日変更と散々な一日でした。

原告 政治結社日乃丸青年隊を名乗る男性、被告 不動産会社の民事訴訟

 仕方がないので、東京地方裁判所、東京高等裁判所の開廷表を隅から隅まで確認して傍聴する口頭弁論や公判を探すという最近やらなくなったやり方にやって傍聴する裁判を選びました。そのうちの一つが、原告が政治結社日乃丸青年隊を名乗る男性で、被告が不動産会社の民事訴訟です。選んだ理由はお察しの方もいらっしゃると思いますが、政治結社絡みの民事訴訟、それも原告事件という稀な事例であることに興味をそそられました。
 この民事訴訟は、賃貸物件の借主が原告、貸主が被告のようで、賃貸物件の所有権移転に伴った紛争が原因のようです。まだ、主張が尽くされていないと述べる原告訴訟代理人に対し、被告訴訟代理人が早めの判決期日を求める構図となっており、「それが法律的にどういう評価になるのですか」と被告訴訟代理人が原告訴訟代理人に対し、イラついたような発言をなす場面もありました。

「余命三年時事日記」大量懲戒民事訴訟 原告 金竜介、金哲敏弁護士

 この民事訴訟は、「余命三年時事日記」の民事訴訟としてデジタル鹿砦社通信で取り上げられていた事件と事件番号が1番違いで、原告が金竜介弁護士と金哲敏弁護士で、被告がH1女、O男、M男、I女、S1男、S2男、H男、H2女でした。原告側は訴訟代理人であると思われる女性の弁護士が座っていましたが、被告側には到底弁護士であるとは思えない普段着の男女が座っていたのには違和感を覚えました。そして、審理が進んでいくに従い、被告側が本人訴訟で審理に対応しているうえに、8人いる被告のうち4人が続行期日である今回の口頭弁論を欠席していることがわかりました。さらに、堂園幹一郎裁判長とのやり取りを聞くと、被告には本人訴訟を担うだけの法律知識のレベルに達していないのではないかという印象が残りました。「余命三年時事日記」の大量懲戒の判決が報道機関で報じられることは多いのですが、被告の少なくない数の者の裁判に対する認識が甘く、弁護士もつけず攻撃防御方法を十分になすことができずに敗訴している現状について、まともに報じていない点について客観的報道という面から考えるとどうなのか疑問を感じざるを得ませんでした。