見出し画像

ご挨拶、MAと技術革新について

はじめまして。テレビ業界にてMAミキサー、そしてナレーターをしている小枝真也といいます。

現在、某テレビ局にて、朝の生放送のVTRのMAを担当しています。ナレーターについては、ローカル局のCM、webの広告動画などのナレーションを務めさせて頂いてます。(一部上場されてる会社の案件です)

その他、ボイスサンプルなどの収録およびMIX、また動画教材のMIXなどを手がけております。

なぜ、この様な二足の草鞋を履くことになったかは別の機会に書こうかと思いますが、私の目標としては

・「MAミキサー同士、またナレーターに向けての情報の提供と共有」

・「音の編集やクオリティについての理解を少しでも広く認知してもらう」

と、この二つを掲げています。

最近、iZtopeプラグイン・NutronでのAIを使った自動ミックスが話題ですが、映像業界における技術革新はそれを凌駕しています。

Adobeが開発したRushというアプリは、スマートフォンひとつで、撮影・編集・SNSへのアップロードが出来ます。しかも高品質。

それだけでなく、他の編集ソフトでもラウドネスメーターやノイズリダクション機能が実装されたため、MAを通すことなく納品…という案件もあるとかないとか。

動画コンテンツを作る上で、もはや高価なマシンを使った編集は必要では無くなってきている時代です。それほどに、映像編集はすさまじい進化を遂げています。

そう考えた時、ふと思うことがありました。

「音声編集は、どういう進化が出来るのだろう」

先ほど書いたNutronは凄いプラグインです。今はDTM楽曲に対して使うことがメインとなっていますが、これからアップデートを重ねて行けば、映画を始めテレビにも応用出来る未来があるかもしれません。

ですが、そういった未来にしていくには、私ひとりの知識や経験では不可能です。多くの方と関わることで、自分の知識をアップデートして、明るいMA業界にしていこう!というのが私の狙いです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

次回は、「ナレーションと技術革新」について書く予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?