議員と有権者の関係

きょうはアンケートをお願いしに行く日が決まり
どのようにしようかなと悩んでいることを
ぽろっと話したら、たまたま居合わせた元市議会議員の方が
協力するよ~と言ってくださり
議会事務所に連絡して現役の議員さんの
連絡先を聞いてきてくださったり

ほんとにありがたかったです。
で、いよいよ各議員さんを訪ねて行くことになったのです。

■アンケート協力のお願いにいく

まず、電話で主旨を説明して、これから訪問していいかの確認
電話の時点で、断られた人
郵便受けに入れておくように、となった人
ご家族の方に取り次ぎをしてもらえた人、もらえなかった人
いろいろ文句言いつつ、今すぐ来いといってくださった人

私が直接行けなかった人へは
その日のうちに電話でお願いをしました

繋がった方、つながらなかった方

宇和島に来て5年
初めて行く場所、通る道もありました
迷いながら、郵便配達の方に聞きながら
一日かけて回りました

議会事務所に提出している住所と
住んでいる場所が違うとか

よくあることと後で聞きましたが
相談したいことがあるとき
市民はどうやってその人にたどり着くのかしら??
と、なんだかモヤモヤ



■わたしも有権者の一人で、市民のはず

「新聞社やテレビ局でもない、なんでお前にわしの考えを伝える必要があるのか」
(え?)

「この忙しい時に、ただの興味本位でやってるだけだろ」
(そうかもしれませんが・・・それだけじゃない)

「どうせ、リベラルのやつらのやってることだ、協力せん」
(え?なにそれ?めっちゃ偏見と思い込み。)

「こんな答えるのに時間のかかる質問内容で、すぐには回答できん」
(え?どの部分が?)

「宇和島がどれだけ好きかなんて、そんなことどうでもいいし、それが議員になるのに何の関係がある?」
(ありますよ。地元愛のない人なんて、イヤじゃん・・・)

「これを書かせて、4年後、ほらできんかった、やれてないって批判したいだけだろ」
(その被害者意識はどこからきたんでしょうか。なにかありました?)

「まだいまは候補者で、議員じゃない。市民といっしょだ。できるかできんかわからんことを答えられん」
(えーーーと、何を言ってるかわかりません。)


議員候補の方に、お願いした時の言葉で多かった
「なんのために答える必要があるのか」

確かにね、準備不足で告示ぎりぎりになってお願いしたことは
申し訳ないと思っています
緊張感も高まって、ピリピリしている時だったかもしれません

肩書があるわけでもない、ただの市民
警戒するのも当然だと思います

この状況下で、市民からも候補者側からも
触れ合ったり、近くで話を聞いたりすることは難しい選挙戦

少しでも、候補者のことが身近に感じられて
大切にしているところが自分とより近い候補者を選びたい

わたしが知りたいことだけど
それが、他の有権者の人にも参考になるといいな
候補者の方も、街宣するだけでは交われない人へ
思いを届けることに使ってもらえたらいいなと思いました

質問内容は、そんなに難しいことではなく
議員さんになるならいつも考えているであろうことだと
勝手に思ってしまっていたこともちょっとだけ反省

選挙戦が始まって
街宣車から聞こえる
「市民の声を市政に届けたい」
「市民のために…あなたの声を…」
????
あなたの、その市民とは
一体誰のことをいっているんでしょうか

こんなこと聞きたい、これについてどう思う?
市民からの問いかけに
答える必要がない!!とおっしゃった候補者さま

誰からの問いだったら答えるんでしょうか

あなたと話したわたしは
あなたにとって市民ですか?

目の前にいたのは、わたしひとりかもしれません
だけど、その後ろにはたくさんの人がいるかもしれないこと
その先に、どんなつながりができていく可能性があるのか

考えたことありますか?

って、なんだかとても悲しくなりました

それから、とても残念だったこと
「回答はしていたんです。書いてはいたんですけど
 周りの人に出さないように言われたので・・・」

市民からのアンケートに答えるかどうかも自分で決められないなら
議員にならないでもらいたい
申し訳ないけど、そんな人が議会で、委員会で
市民からの声、届けることできるんかなと思ってしまいました

誰のために、何のために議員になろうと思ったのか
こっそり回答見せてもらえないかなと思います

いろんなことが見えた、今回のアンケート実施
もちろん、快く引き受けてくださって
回答をくださったみなさまには感謝しております

これで終わりじゃなく
これからがはじまり

どんなふうにこれから関わっていくかで
4年後は、また違う結果になるかもしれませんね

本来なら、だれであっても関係ないのかもしれないけれど
わたしも、あなたからのお願いなら
協力するよっていってもらえるような関係性を
築いていけるようにしていこうと思います




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