アンテナをはる、そして伝えること
「最近、感動したことはありますか??」
これは音大生の頃、レッスンのはじめに毎回聞かれていたことです。そしてはじめの10分はそのエピソードを話す時間でした。
週に2回のレッスン、毎度毎度感動した話を持っていかなければならないプレッシャー。
今日は何話そう?
やばい、何も話がない。
これ何の話や。
話してみたけど、これ感動する話か?先生苦笑いやん
どんな日でも必ず10分は話す時間でした。
はじめはとても苦痛で、人を感動させるって難しい。
笑わすことならわりとできるのに!
と感じていたけれど、やり続けるうちにいろんな変化が生まれます。
単純に話すことへの抵抗がなくなる。
話のネタを見つけるために常にアンテナをはる。
ネタがなかったときでも臨機応援にトーク力がついたり、
伝えるために言葉のスピード、トーンなどにも気をつけるようになる。
エピソード探しがおもしろくなり行動範囲が広がったり、交友関係も広がる、など。
このたった10分の時間のために日々の行動が変わり、
生活の感度が高まり、結果MC力もつく。
そして人間力も上がる。(先生はきっとこれを求めていたんだなと今は思ってます。)
歌はその人を表すというけれど、
わたしはその通りだと思います。
たくさんのことを経験し、様々な人に出会い、色んな感情を抱くこと。
世の中にあるまだまだ知らない映像や音楽、文学などの芸術作品を知ること。
インプットをすることで、アウトプットができる。
なかなか何も気にせず人と会ったり、出かけたり、旅行に行ったりができない日々ですが、何か自分に刺激を与えていけるといいですね。
わたしがやっているおすすめインプットは、
ハッと気になった言葉をメモすることです。
テレビ、広告、本、映画、ドラマなどなんでもいいんだけど、耳に残ったり、気になった言葉をメモしておくこと。ほんと簡単でオススメ〜
(それについては過去のブログに詳しく書いてます、また見てね
https://note.com/koe_to_karada/n/n7e1518ced90b)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?